広告運用をしていて「イマイチ成果が出てないな…」と悩んでいる方は、きちんとターゲティングができていないのかもしれません。
LocaliQが行った調査によると、Instagram広告の平均CVR(購入や申込みの達成割合)は14.29%で、リスティング広告の平均の3.8倍(3.75%)という結果があります。
この高いCVRを獲得できる理由のひとつに、実名情報を有するFacebookと同じくMeta社傘下のサービスであるInstagramのターゲティング精度が高いことがあげられるでしょう。
つまり、きっちりターゲティングができればCVRは大きく伸びる可能性があるのです。
そこでこの記事では、Instagram広告を成果につなげたい方向けに、ターゲティングの設定方法とコツについて解説します。
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インスタ広告でターゲティングが重要な理由
Instagram広告において、なぜターゲティングは重要なのでしょうか?
それは、正しくターゲティングしていないと、自社の商品やサービスに興味関心のないユーザーにも広告が配信されてしまうからです。
そうすると、成果が出ないばかりか余計なコストもかかってしまいます。
また、ペルソナが明確に定まっている企業にとっては、できるだけ見込みの高いユーザーにのみ広告を届けたいところ。
そのような企業にとって、細かくターゲットを設定できるInstagramは集客において非常に有効な手段であるといえるでしょう。
インスタ広告におけるターゲティングの種類と設定方法
Instagram広告のターゲティングは、大きく分けて3種類あります。
実名情報を有するFacebookのデータを活用できることから、さまざまな角度からのターゲティングが可能なのです。
ここからは、それぞれの特徴をお伝えします。
コアオーディエンス
ユーザーのデータや位置情報などをもとに、ターゲットを絞る方法です。
コアオーディエンスは、さらに以下の2つに分けられます。
ユーザー属性ターゲティング
年齢や性別、地域や個人の属性について、登録されたデータをもとにターゲティングを行います。
カテゴリーの詳細は以下のとおりです。
年齢 | 13歳〜65歳 |
性別 | 男性、女性、左記以外も詳細を登録できる |
地域 | 国、都道府県、市区町村、郵便番号 |
属性 | 仕事、学歴、子どもの有無、ライフイベント、交際、民族、世代、政治 |
たとえば「地域」であれば、「その地域に住む人」「最近その地域を訪れた人」「この地域に旅行したことがある人」「この地域を旅行中の人」といったターゲティングも可能です。
とくに店舗の集客において「地域」のターゲティングは見込み顧客の開拓に役立ちます。
インタレストターゲティング
インタレストターゲティングは、興味・関心と行動の2種類から構成されます。
SNS上でいいねした投稿やコメント、フォローアカウントや検索ワードなどの情報をもとに、ターゲットの絞り込みが可能です。
興味・関心 ※このカテゴリーからさらに細分化されています。 | スポーツ・アウトドアショッピングとファッションビジネス・業界フィットネス・ウェルネスレジャー(エンターテインメント)テクノロジー家族と交友関係食品・衣料品 趣味とアクティビティ |
行動 ※このカテゴリーからさらに細分化されています。 | デジタル活動のチームサッカー旅行モバイルデバイスユーザー/デバイスの試用期間海外駐在者 |
インタレストターゲティングがきちんと設定できていると、ターゲットに近いユーザーに広告が届けられる可能性がより高まります。
カスタムオーディエンス
すでに自社が保有している顧客データや、自社のFacebookとInstagramのデータを活用して広告を配信する手法です。
顧客を配信対象から除外したり、「フォロー」や「いいね」といったInstagram上での活動の情報をもとに、広告の目的に合わせて設定できます。
類似オーディエンス
ターゲットとしているユーザーに類似したユーザーをターゲットとする方法です。
すでに成果が出ているユーザーと属性が似ているユーザーに向けて広告を打てるので、確度の高いターゲティングができます。
類似度は1%単位で設定が可能です。
ところで、広告で集客した後の顧客管理の体制は整っていますか?
早期に顧客管理を行うことで、管理がしやすくなるだけでなく、今後キャンペーン企画などを行う際にもすぐに情報の抽出ができます。
弊社が提供している無料の顧客管理ツールである「エルグラム」では、顧客にタグ付けをして簡単に管理ができるので、難しい操作はありません。
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インスタ広告で成果を出すためのターゲティングのコツと注意点
Instagram広告のターゲティングにおいて、意識すべきことを2点お伝えします。
- 複数のターゲティングを並行して行う
ターゲティング設定の異なる広告を、同時に2〜3つ配信することで、効果の高いターゲティングのデータが取れます。
ただし出稿後はターゲットの編集を繰り返し行わないようにしましょう。
Instagram内で十分な機械学習ができず、広告運用の効果を高められません。
とくに成果が安定するまでは、ターゲティングの編集は控えましょう。
- カスタムオーディエンスや類似オーディエンスを併用する
新規顧客を増やしつつ、既存顧客への広告配信も調整が可能です。
例えば、ウェブサイトの訪問者データを活用して、類似オーディエンスを作成すると、高確度の配信ができます。
カスタムオーディエンスや類似オーディエンスを併用する際のコツは、逆説的になりますがターゲットを絞り込みすぎないことです。
絞り込みすぎると十分なデータが集められず、自動最適化の機能を生かせられません。
さらに見込みのあるユーザーを逃してしまう可能性があるのです。
たとえば、店舗が渋谷区にあったとして「渋谷区」で絞ると新宿区や世田谷区、他の区や市のユーザーの可能性はなくなります。
最初は「関東」や「一都三県」といったように、大枠でターゲティングをし、広告運用しながら徐々にターゲットを絞ることをおすすめします。
またInstagram広告の単価は、入札形式で決定しています。
絞り込みすぎると、少ない広告枠に出稿せざるを得ないので、コスト高になってしまう可能性があります。
こちらの記事では、Instagram広告の具体的な配信方法をお伝えしています。
効果の高いインスタ広告には、ターゲティングが重要
Instagramの広告運用の成功は、ターゲティングが重要な鍵を握ります。
実名情報を有する信頼性の高いFacebookの情報と、自社が保有する顧客情報を掛け合わせることで、精度の高いターゲット設定が可能になるのです。
ターゲティング機能をきちんと活用することで、自社の商品やサービスを必要としている潜在顧客とつながる可能性を、一段と高められます。
インスタマーケティングにはエルグラム
Instagramは工夫次第で集客や売り上げアップの効果を生み出せるツールです。
しかし本格的にアカウント運用を行っていくと、顧客管理やコメント返信などのタスクが増えて負担となってしまいます。
そんな負担を軽減するためには、エルグラムをおすすめします。弊社の提供するエルグラムでは、以下のようなタスクを自動化してアカウント運用の負担を減らすことが可能です。
- コメントへの自動応答
- アンケートフォームの作成
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