Instagramのリポストは、企業にとってメリットの大きい機能のひとつです。
リポストを使うことで、ユーザーの投稿を自社のアカウントで紹介できます。
例えば、自社製品・サービスを実際に使用した投稿を企業のアカウントでリポストすれば、多くのユーザーに認知されるでしょう。
リポストは、Instagram公式アプリや外部アプリを活用すれば誰でも簡単に使える一方で、注意点やマナーがいくつかあります。
この記事では、注意点やマナーと併せ、リポストの方法をわかりやすく説明しているので、ぜひ参考にしてください。
リポストを上手に使いこなし、Instagramをより効果的に活用していきましょう。
弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。
インスタのリポストとは?
リポストは、ユーザーの投稿を自社のアカウントのストーリーズやフィードに引用する機能です。
Instagram公式アプリを使用してリポストできるのはストーリーズのみで、フィードにリポストするには外部のアプリが必要になります。
リポストは無料で行える上に、絶大な広告効果が見込めます。
自社製品・サービスのレビューをリポストすることで、より信用度の高い口コミをフォロワーに周知できるでしょう。
ただし、リポストを正しく利用しなければトラブルになる可能性があります。
リポストの仕組みを正確に理解し、マナーを守って活用しましょう。
Instagramのフォロワー管理にお困りの方は、こちらの記事も読んでみてください。
インスタのリポストのやり方を解説
Instagramのリポストのやり方について、わかりやすく解説していきます。
はじめてリポストを行う人にも理解しやすいように図解を用いて説明するので、Instagramを開きながら記事を読み進めましょう。
インスタ公式アプリでリポストを行う方法
- まずリポストしたい投稿の画像・動画下の紙飛行機アイコンをタップします。
- 紙飛行機アイコンをタップすると、下から出現した一覧の中に「ストーリーズに投稿を追加」が表示されるので、ここを選択してください。
※iPhoneとAndroidによって、表示される位置が変動します。
- ストーリーズ右下の「→」をタップします。
なお、編集したい場合は、右上のアイコンから文字の入力や落書きができます。
※写真や動画の著作権は元の投稿者にあるので、編集する場合はあらかじめ許可をとりましょう。
- 「シェアする」または「シェア」を選択すれば投稿完了です。iPhoneとAndroidによって表示の違いがあります。
その後、プロフィール欄にリポストされているか確認しましょう。
外部のアプリでリポストを行う方法
続いて、外部のアプリを使用してリポストを行う方法を解説します。
今回は、無料でインストールできる「Repost For Instagram」を使用しますので、あらかじめインストールしておきましょう。
このアプリを使えば、フィードへのリポストが可能です。
- アプリをインストールし、起動します。
- 右上のアイコンをタップしてInstagramに移動します。
リポストする画像を開き、右上の「…」をタップしましょう。
下からメニュー画面が出現するので、「リンクをコピー」または「リンク」を選択してください。iPhoneとAndroidでは表示の違いがあります。
Repost for Instagramのアプリに戻り、投稿内容が記録されているのを確認しましょう。
- 次に、投稿を編集します。
編集では、出典元のアカウント名の配置箇所、キャプションの自動コピーのオンオフ、場所の設定が可能です。
- 「リポスト」をタップし、「同意します」を選択した後、投稿方法を設定します。
投稿に複数の写真がある場合、「すべてのメディア」か「現在の写真」のどちらかを選択してください。
なお、アクセス設定で「写真のアクセスを許可」が「なし」になっている場合は、「写真の追加のみ」に変更をしましょう。
- ストーリーズ、フィード、メッセージの中から投稿先を選択してください。
- キャプションやタグ付けなどを設定し、「シェア」を選択すれば、リポストは完了です。
インスタのリポストを企業が行うメリット
企業のアカウントでリポストするメリットは想像以上です。
リポストすると多くのユーザーに投稿を見てもらえるので、フォロワー以外にも自社のアカウントを認知してもらえるでしょう。
リポストした投稿が自社製品・サービスを使った口コミだった場合、率直な使用感や意見などをユーザーが閲覧できるので、購買意欲の向上が期待できます。
以上から、リポストは自社製品・サービスを認知させるために重要な機能といえるでしょう。
ここでは、企業のInstagramアカウントでリポストを行うメリットを5つ紹介します。
商品のレビューをリポストしフォロワーの購買意欲を高められる
自社製品・サービスの利用者による口コミやレビューをリポストすると、ユーザーは裏表のない感想を目にします。
口コミが有益だと判断されれば、自社製品・サービスに興味を持ってくれる可能性があるでしょう。
広告ではないかと疑うユーザーもいるかもしれません。
しかし、商品のレビューは「実際に使った人の素直な感想」なので、広告よりも強力です。
リポストの内容がフォロワーの心に響いた場合、購買意欲を引き出せるでしょう。
ユーザーとのコミュニケーションがとりやすくなる
リポストをすると潜在層のユーザーとのコミュニケーションがとりやすくなり、フォロワーが増える可能性が高まります。
たとえば、Instagramを運用している化粧品会社が、同社のコスメを使用したユーザーの投稿をリポストする場合について考えます。
化粧品会社アカウントのフォロワーやリポストされたユーザーのフォロワーは、リポストを見てコスメに興味を持ち、商品を購入したり同社のフォロワーになることも考えられるでしょう。
このように、企業がユーザーの投稿をリポストすることでユーザーとコミュニケーションが取りやすくなり、購買意欲を刺激することも期待できるのです。
リポストが有益な情報だと保存してもらいやすい
ユーザーがリポストの情報を有益だと判断すると、「いいね!」や保存などのアクションが起きやすくなります。
なぜなら、企業がユーザーの投稿をリポストすると、購入を考えていなかったユーザーにも商品やサービスの評判が届き、購買意欲を高められるからです。
消費者は実際の使い心地や満足度を検討し、買っても損をしないかどうかを判断しています。
リポストに商品に関する有益な情報があれば、保存して後から見ようと考えたり商品を試してみようと考えたりするのです。
リポストが有益な情報と判断されアクションが増えると、エンゲージメント率も上がり企業のアカウントの知名度向上につながります。
Instagramのエンゲージメントについて詳しく学びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
より多くのユーザーに見てもらえる
リポストをすると企業のアカウントのフォロワーだけでなく、より多くのユーザーに見てもらえます。
リポストされた投稿のにキャプションに「#repost」というハッシュタグやユーザーネームが記載してあるので、通常よりもより多くのユーザーに見てもらえるのです。
フィードの上位表示に載る可能性がある
リポストした投稿が多くのユーザーに見られることで、上位表示される可能性があります。
例えば、自社製品・サービスの口コミが書かれた投稿をリポストした結果、ユーザーが興味を持てばアクションが起こされるでしょう。
Instagramアルゴリズムは人気度や関心度などを分析します。
アクション数が多い投稿ほど、関心を持ちそうなユーザーへの上位表示が増えるのです。
リポストが有益な情報であれば、多くのユーザーに見てもらえるチャンスが増え、他のユーザーにも表示してくれるようになります。
ところで、インスタユーザーへのメッセージ返信の自動化はお済みですか?
最近はDMの返信の一部を手動から自動送信に切り替える企業が増えています。
手動でのDM返信は、作業効率が悪く、ユーザー獲得のチャンスを逃してしまうことも。そこで、弊社が提供するエルグラムを利用して、事前に設定した内容を自動送信できるようにしておくと、それらの問題はまるっと解決できるのです。
DMの自動化の詳細は、下のボタンからLINEの友だち登録をするだけでご確認いただけるので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
インスタでリポストを行う際の注意点について
Instagramのリポスト機能は、一度覚えれば誰でも簡単に好きな投稿を拡散できます。
ただし、Instagramの投稿の著作権は投稿を作成したユーザーにあるので、使い方を間違えてしまうと著作権を侵害する可能性があります。
ここではInstagramのリポストを行う際の注意点やマナーについて解説するので、リポストする前にはぜひ参考にしてください。
リポストしたいユーザーに許可を取る
Instagramの投稿の著作権は作成した投稿者にあります。
リポストしたい場合は投稿元が個人、企業に関係なく、必ず許可を取りましょう。
許可を取った後は、リポストする投稿のキャプションに投稿元の名前やメンションを付けて投稿し、リポストしたことを知らせましょう。
これにより、トラブルを未然に防げます。
投稿の編集はしない
著作権侵害の恐れがあるので、基本的に投稿は編集しない方がいいでしょう。
どうしても元の画像や動画を加工する必要がある場合は、リポストする前に、どのように編集するのかを相手にDMで知らせ、許可をとっておく必要があります。
たとえ編集の許可が出たとしても、誤解を招くような文言や過度な加工はトラブルの原因になり得る上に、ユーザーへの信頼も失いかねません。
投稿を編集する場合は、十分に気を付けましょう。
複数枚の写真は同時投稿ができない
リポストの写真や動画はひとつしか選択できません。
元の投稿で複数枚の写真や動画が選択されている場合は、どれをリポストしたいか決めた上で許可を取りましょう。
もし複数枚の写真をリポストしたい場合は、投稿者に連絡し、画像を直接送ってもらう必要があります。
もしリポストがうまくできなかった場合は?
Instagramの投稿の中には、リポストできない投稿もあります。
その場合は、リポストする前に投稿者に設定を変えてもらわなければなりません。
ここでは、リポストがうまくできなかった場合の対応を解説します。
リポストしたいユーザーが非公開設定している
Instagramのアカウントが非公開になっている場合、リポストできません。
リポストを行う前に、相手に非公開設定を変更してもらえるか確認しましょう。
こちらの都合で非公開設定を変更しなければならないため、断られる可能性もあります。
その場合は、他の方の投稿を利用することも検討しましょう。
ハッシュタグが多い
Instagramの投稿で使用できるハッシュタグの上限は、30個と決められています。
ハッシュタグが30個超えてしまうとキャプションが消えてしまうため、リポストする前に元投稿のハッシュタグの数を確認しておきましょう。
アプリの不具合の可能性
Instagramのアプリや外部アプリの不具合によって、うまくリポストができない場合があります。
アプリを再起動するかキャッシュを削除してから、もう一度リポストを試してみましょう。
「ストーリーズでのシェア」が許可されていない
相手のプライバシー設定で「ストーリーズでの再シェアを許可する」がオフにされている場合、ストーリーズのリポストができません。
相手に設定を変えてもらえるか確認する必要があります。
まとめ:リポストを上手に活用して自社のファンを育てていこう
この記事では、Instagramのリポストについて解説しました。
リポストは無料で広告効果が期待できる便利な機能です。
企業アカウントでリポストを活用すれば、多くのメリットを得られます。
自社製品・サービスを広く知ってもらう機会が増え、アカウントの知名度も向上するでしょう。
ただし、間違ったリポストの使い方をするとトラブルを招く可能性もあるので、注意点やマナーを理解する必要があります。
正しく理解して活用すれば、フォロワーの拡大や信頼性の向上につながるので、上手に活用して企業アカウントのファンを増やしていきましょう。
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