多くのユーザーがアクティブに利用しているInstagramを集客や認知拡大のために活用することは、企業にとっても大きなメリットがあります。
今回は、そんなInstagramの中でもユーザーとの個人的なやりとりが可能なDMの戦略的活用法を紹介します。
企業アカウントでDMを使うメリットや注意点についても紹介するので、企業でInstagram運用を行っている方や検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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インスタのDMとは?
InstagramのDMとは、ダイレクトメッセージ(Direct Message)の略で、ユーザーと一対一でメッセージのやりとりができる機能です。
Instagramのアカウントを知っていれば、相手のメールアドレスや電話番号、LINEなどを知らなくてもメッセージが送れます。
そのため、よく知る企業同士のやりとりはもちろん、まだ関わりのない企業への問い合わせやコラボ企画の依頼など、相手のことを知っているかどうかにかかわらずさまざまなやりとりが可能です。
InstagramのDMで送信したやりとりの内容は、ほかの人のアカウントに公開されることはないうえに、文章のほかに写真や動画、位置情報なども送信できます。
Instagram運用といえばフィード投稿やストーリーズなどの投稿を公開する機能をメインに行うことが多いですが、ユーザーとのコミュニケーションのひとつとしてDMを活用する企業も増えてきています。
非公開で一対一のやりとりができるDMの特徴を理解してうまく活用すれば、シークレットセールや限定クーポンなど、サービスの幅が広がるでしょう。
企業インスタでのDMの戦略的活用法
DMを活用したInstagram運用で、集客や売り上げアップなどの結果を出すためには、闇雲に多数のユーザーにDMを送るのではなく、戦略を立てて実行していくことが重要です。
ここでは、そんなDMの戦略的活用法を3つ紹介します。
1.口コミ収集による事業のブラッシュアップ
DMで商品を紹介したりユーザーからのメッセージに積極的に返信してコミュニケーションをとったりしていると、ユーザーから口コミが送られてくることがあります。
口コミは、実際に商品やサービスを利用した方の貴重な意見です。
口コミを収集してユーザーの意見を知ることで、商品やサービスの改善や新商品のアイディアなどにつなげられるでしょう。
また、多くのユーザーは、商品やサービスを購入する際に実際に使った人の口コミが知りたいと思っています。
収集した口コミをInstagram投稿で紹介することで、ユーザーの購買を後押しする効果も期待できるでしょう。
このように、実際に商品やサービスを利用するユーザーの声を参考にすることが、売り上げアップや集客などにつながります。
なお、ユーザーからの口コミは、基本的に受け身ではあまり集められません。
多くの口コミを集めるためには、「口コミの送信でクーポンを配布」などのキャンペーンと絡めることが効果的です。
キャンペーンの効果によって、口コミを多数集められるだけではなく、リピーターの獲得にもつながるでしょう。
口コミ投稿を使ったInstagram運用の方法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
占いや診断によるユーザーとの親密化
InstagramのDMは非公開でユーザーと一対一のやりとりができる場所なので、ユーザーとの親密度を深められます。
DMを通して占いや診断といった双方でのやりとりが必要なサービスを展開することで、必ずコミュニケーションが発生します。
そうしてやりとりが積み重なることにより、結果的にユーザーとの親密化が狙えます。
ユーザーと親密な関係が築ければ、リピーターの獲得や友人への紹介などといった効果が期待でき、売り上げアップや集客にもつながっていきます。
また、同時にInstagramのフォロワー獲得率やストーリーズ閲覧率を上げる効果も期待でき、企業アカウントの運用においてもメリットが多い施策です。
特典の自動配布による顕在顧客のリスト獲得
DMで特典の自動配布を行うことで、顕在顧客とのDMやコメントでのやりとりが生まれます。。
具体的には、「さらに詳しい情報が知りたい方は〇〇とコメントしてください」と投稿し、コメントしてくれた方にDMで詳しい情報を配るといった施策です。
自動化ツール「エルグラム」を導入することで、指定したコメントに対してDMで特典を自動配布できるようになります。
送ってもらうコメントのワードと送信するDMの内容を一度設定すれば、あとは手間なく特典の自動配布が可能です。
また、顕在顧客からDMが送られてくることによって、顧客リストが入手できることも大きなメリットです。
詳しいエルグラムの情報は、以下のボタンからLINEの友だちしていただくことでご確認できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
企業アカウントでDMを使うメリット
実際にInstagramの企業アカウントでDMを使うことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、企業アカウントでDMを使うメリットを3つのポイントから解説していきます。
アカウントの露出度が上がる
Instagramでは、フィード投稿やストーリーズ、ハッシュタグ検索などのさまざまな表示順を、アルゴリズムに基づいて決定しています。
Instagramの多くの並び順で新着順ではなく人気順や関心度の高い順などが採用されていることから、アカウントを上位表示させることで露出度を上げられるでしょう。
アルゴリズムでは、いいねやコメント、保存された数などのさまざまな要因によって表示順を決定していますが、その要素のひとつにDMでのやりとりも含まれていると言われています。
DMでやりとりをしているユーザーは親しい相手・関心度の高い相手と判断されるため、優先的に上位表示される傾向があります。
つまり、DMでやりとりをしたユーザーの画面には、自社アカウントを上位表示させられる可能性が高まるということです。
Instagram運用に欠かせないアルゴリズムの理解を深めたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
ユーザーに特別感を与えられる
DMは、一対一の個人的なやりとりができる場所です。
そのため、DMを通して新商品やセールなどの情報を直接伝えると、ユーザーに特別感を与えられます(過度なDMはもちろん逆効果ですが)。
DMを使用して直接ユーザーとコミュニケーションをとることで、「公開されていない情報を教えてもらえた」という特別感が高まります。
このような特別感が、商品の購入やアカウントのファン化につながるのです。
企業アカウントのファンになってくれるユーザーが増えれば、商品の購入や投稿の拡散などをしてくれるユーザーもが増え、アカウントの成長や売り上げアップなどの相乗効果が得られます。
信頼度を上げられる
企業アカウントでDMを活用する際は、一方的にメッセージを送るだけではなくユーザーからの問い合わせやメッセージにも返信することも大切です。
DMへの問い合わせやメッセージに対して丁寧に対応すれば、信頼度が上がります。
ユーザーとの関係を大切にすることで、ファン化が狙えることも大きなメリットです。
Instagram運用を行うからには、Instagramから集客や売り上げアップにつなげたいものです。
丁寧な対応でファンを増やし、集客や売り上げアップにもつなげていきましょう。
企業アカウントでDMを使う際の注意点
ここまで、InstagramのDMの活用方法や利用のメリットを紹介してきました。
しかし、実際に企業アカウントでDMを使った運用を行っていく上では、注意したいポイントがあります。
ここでは、企業アカウントでDMを使う際の注意点を2つ紹介するので、必ずチェックしておきましょう。
1.DMに対応できる体制を整える必要がある
DMで新商品やセールの情報、キャンペーンや特典配布などの実施をお知らせした場合、当然それに対する問い合わせも増えることが予想されます。
DMが送られてきたのに、その問い合わせに返答がないとなると、ユーザーはがっかりしてしまうでしょう。
逆にいえば、問い合わせに対してしっかりと対応することで、ユーザーの満足度を上げられます。
DMを活用するメリットを最大限に得るためにも、DMを送信した後にくる問い合わせに対してもしっかりと対応できる体制を整えておくことが重要です。
「DMが送られてきたからメッセージを返したのに返答がない」「返答はあったけど失礼な対応をされた」など、一度ネガティブな印象がついてしまうとInstagramアカウントだけではなく商品や企業そのものまで敬遠されてしまいます。
このような事態を避けるためにも、問い合わせが増えることを予測した上で体制を整えておくことが大切です。
2.迷惑なメッセージが届くリスクがある
DMを活用していくとなると、どうしても迷惑なメッセージが届くリスクが上がってしまいます。
Instagramに限った話ではありませんが、SNS上では誹謗中傷を含む迷惑なメッセージを送ってくるユーザーが一定数いるものです。
迷惑なメッセージを避けるためにDMを「フォロワーのみ」に制限することもできますが、そうすると見込み客からのメッセージも拒否してしまうことになります。
そのため、企業アカウントの場合は基本的にDMは全員に開放することがおすすめですが、メリットとデメリットを考慮した上で制限の有無を決めるといいでしょう。
DMを戦略的に使って売り上げアップを目指そう
Instagramは、若者を中心にとてもアクティブに活用されているSNSです。
そのため、自社の客層とInstagramのユーザー層が一致していれば、Instagram運用を行うことでかなり効果的に宣伝や集客の効果が見込めます。
今回は、Instagram運用の中でもDMの戦略的活用法について紹介しました。
Instagramといえば全員に公開するフィード投稿やストーリーズばかりが思い浮かびがちですが、実は非公開のDMにも企業アカウントが活用するメリットがたくさんあります。
ぜひ今回の記事を参考に、DMも活用したInstagram運用を行ってみてください。
DM対応はエルグラムにお任せ
InstagramのDMは、ユーザーと一対一で直接コミュニケーションをとれる機能です。
DMをうまくInstagram運用に取り入れていくことで、ユーザーに特別感を与えられたり、アカウントの露出度や企業の信頼度を上げられたりなどのメリットが得られます。
しかし、アカウントが成長すればするほどフォロワーやDMに送られてくるメッセージが増え、返信や顧客管理の負担が大きくなっていってしまうでしょう。
そんな時におすすめなのが、弊社が提供するInstagram自動化ツール「エルグラム」です。
エルグラムは、以下のように自動返信や顧客管理などInstagram運用をお助けする機能が充実しています。
- 投稿やストーリーズにきたコメントへの自動応答
- DMへの自動応答
- アンケートフォームの作成
- 顧客管理(氏名・電話番号など)
- DMに特典を自動配布
DMへの返信や特典の配布は、エルグラムを導入することで自動化できます。
DMを活用したInstagram運用で、急に問い合わせやメッセージが増えたとしても、コメント返しやDMへの返信はエルグラムにお任せできます!
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