Instagramのストーリーズには、「誰が投稿を閲覧したか」が投稿主にわかる足跡機能が備わっています。
この足跡は投稿主のみに表示され、他のユーザーからは見られませんが、閲覧が相手に知られることを避けたいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではストーリーズの足跡機能に関して、大きく以下の3つについて解説します。
- インスタのストーリーズに足跡がつく場合とつかない場合
- 足跡を残さずにストーリーズを閲覧できる外部ツール
- 外部ツールを使用しないで足跡を残さず閲覧する方法
- ストーリーズの足跡機能に関するよくある質問
足跡を残さずストーリーズを閲覧したい方は、ぜひ参考にしてください。
ストーリーズの足跡機能とは?
Instagramのストーリーズは、24時間限定で閲覧できる動画や画像を使った投稿機能です。
フィード投稿が削除やアーカイブを行わない限りいつでも見られるのに対し、ストーリーズは投稿から24時間経過すると自動で消え、再び表示されることはありません。
このストーリーズには、もう一つの特徴として「足跡機能」があります。フィード投稿では、いいねやコメントをしたユーザーは把握できますが、誰が閲覧したかまでは確認できません。
一方で、ストーリーズは投稿主が閲覧者の一覧をチェックできる仕組みです。
このように、ストーリーズ投稿の閲覧者を投稿主だけが確認できる仕組みが足跡機能と呼ばれています。
ストーリーズの足跡は、投稿主以外のユーザーが確認することはできません。
ストーリーズの足跡の見方
ストーリーズの足跡は投稿単位で確認できる仕組みになっています。
複数のストーリーズを投稿している場合でも、それぞれの投稿ごとに閲覧したユーザーが一覧として表示されるため、どの投稿を誰が見たのかを個別に把握できます。
ストーリーズの足跡は、以下の手順で閲覧できます。
- 自身のアイコンをタップして投稿したストーリーズをひらく
- ストーリーズ画面左下の「アクティビティ」をタップする
- 閲覧者リストが表示される


閲覧者リストは、時間の経過とともに新たな閲覧者が追加されていく仕組みです。
ストーリーズは確認するタイミングによって表示人数が変化するため、投稿直後や24時間経過前など、数回に分けて確認すると把握しやすいでしょう。
閲覧者が増えても通知は届かず、ストーリーズが24時間後に自動で消える際も通知はありません。誰が閲覧したか気になる場合は、自分で定期的にチェックするのがおすすめです。
足跡をつけずにストーリーズを閲覧できる公式の機能はない
Instagramのストーリーズを閲覧すると、基本的には必ず足跡が残ります。
現時点で、Instagram公式の機能には足跡をつけずにストーリーズを見られる手段は用意されていません。
どうしても足跡を残さずにストーリーズを確認したい場合は、非公式の方法を利用する必要があります。
公式機能には含まれていないものの、工夫次第で足跡をつけずに閲覧する手段はいくつか存在しますので、以下で紹介していきます。
ストーリーズの見方などの基本情報については、こちらの記事で詳しく紹介しています。https://lgram.jp/media/functions/viewpoint-of-stories/
インスタのストーリーズに足跡がつく場合とつかない場合

現在のInstagramには、基本的に足跡を残さずにストーリーズを閲覧する機能はありません。ただし、条件によっては足跡がつかない場合も存在します。
ここからは、ストーリーズに足跡がつくケースとつかないケースをそれぞれ解説します。足跡を残さずに閲覧したい方は、どのような状況で表示されないのかを理解しておくと安心です。
足跡がつく場合
Instagramでストーリーズを閲覧すると、基本的にはどのケースでも足跡が残る仕組みになっています。
「うっかり開いてしまった」など、内容を確認しないほど短時間でも記録される点に注意が必要です。
足跡は最初に閲覧した瞬間に反映され、一度開けば取り消すことはできません。
リストには初回の閲覧時にユーザーネームが追加されますが、閲覧時間や回数は記録されないため、投稿主は短時間の閲覧者と複数回閲覧したユーザーを区別できない仕組みです。
足跡がつかない場合
Instagramでは通常、ストーリーズを閲覧すると足跡が残りますが、場合によっては表示されない場合もあります。代表的なのは、外部サイトやアプリを利用して足跡をつけずに閲覧する場合です。これらは公式機能ではなく非推奨の手段ですが、複数のツールが存在します。
ほかにも、以下のようなケースでは足跡が残らない可能性があります。
- 機内モードで閲覧し、アプリを再起動した場合
- 閲覧後にアカウントを削除、または相手をブロックした場合
- 投稿から48時間以上が経過した場合
まずはこれらのケースについて解説します。
1.機内モードでストーリーズを閲覧し、アプリを再起動した場合
Instagramアプリを開いた後に端末を機内モードへ切り替え、その状態でストーリーズを閲覧した場合、アプリを完全に終了してから機内モードを解除し再起動すると、足跡がつかない可能性があります。
ただし、この方法は確実とはいえず、足跡が残ってしまったり、機内モード中にストーリーズが正常に表示されなかったりする場合もあるため、再現性には注意が必要です。
2.ストーリーズ閲覧後にアカウントの削除や相手のブロックを行った場合
自分のアカウントを削除したり、相手をブロックしたりすると、足跡はリストから消えます。ただし、一度閲覧した時点で足跡は残るため、投稿主がリストを確認するタイミングによっては閲覧が知られてしまう可能性があります。
さらに、削除やブロックの反映には一定の時間差があり、その間に投稿主が足跡リストを見た場合も表示されてしまうおそれがあるため、注意が必要です。
3.ストーリーズ投稿から48時間以上が経過した場合
ストーリーズを閲覧すると基本的に足跡が残りますが、投稿主が詳細な閲覧リストを確認できるのは投稿から48時間以内です。そのため、48時間を過ぎるとユーザーネーム付きの足跡は表示されず、代わりに「いいね」したユーザーのみが確認できる状態になります。
ハイライトに追加されたストーリーズも、投稿から48時間以上経過していれば新たに閲覧しても足跡は残りません。ただし、このときに「いいね」をすると、その記録は継続して表示されるため、閲覧したことがわかってしまう点には注意が必要です。
外部ツールを活用して足跡をつけずにストーリーズを閲覧する方法
Instagramのストーリーズは、通常通りに閲覧すれば必ず足跡がつきます。
しかし、外部ツールを活用すれば、足跡をつけずにストーリーズ投稿を閲覧することが可能です。
ここでは、外部ツールを活用して足跡をつけずにストーリーズを閲覧する方法について、詳しくご紹介します。
1.ログイン不要で使える外部サイトを利用する方法
足跡を残さずにストーリーズを閲覧できる外部サイトは、実はいくつか存在します。
なかでも、ログイン不要で利用できるサイトに絞って、代表的な4つを紹介していきます。
①「StorySaver.net」の特徴と使い方
StorySaver.netは、Instagramのストーリーズやハイライト、ビデオを手軽にダウンロードできる外部サイトです。
閲覧したいアカウントのユーザー名をサイト上に入力するだけで、ログインせずにストーリーズを閲覧できます。
広告が少なく、操作画面がシンプルである点も使いやすさの理由といえるでしょう。
ただし、このサービスで閲覧・ダウンロードできるのは公開アカウントの投稿のみで、非公開アカウントには対応していません。
また、日本語表示には非対応であることや、アクセス状況によってはサイトが不安定になるといった声も見受けられます。
公式サイト:StorySaver.net
②「StoriesIG」の特徴と使い方
StoriesIGは、ストーリーズを閲覧したいアカウントのユーザー名を入力するだけで、ログインしなくてもストーリーズを表示できるサイトです。
操作は非常にシンプルで、目的のアカウントをすばやく見つけてストーリーズを確認できます。
ただし、表示できるのは公開アカウントのストーリーズに限られます。
非公開アカウントの場合は、ユーザー名を検索してもアカウント自体は表示されるものの、ストーリーズやハイライトの閲覧はできません。
公開設定のアカウントであれば、ストーリーズとハイライトの両方を表示できます。
パソコンでは比較的スムーズに使える一方、スマートフォンのブラウザでは広告ページへ飛ばされる場面があり、やや操作しづらいと感じることもありました。
公式サイト:StoriesIG
③「Anon IG Viewer」の特徴と使い方
Anon IG Viewerは、ログイン不要かつ完全匿名でストーリーズを閲覧できる外部サイトです。
スマートフォンとパソコンの両方に対応しており、利用するデバイスを選ばない点が魅力といえるでしょう。
閲覧したいアカウントのユーザーネームを入力すると、アカウントが表示され、ストーリーズとハイライトの確認が可能になります。
ただし、非公開アカウントには対応していないため、閲覧できるのは公開アカウントの投稿に限られます。
操作自体はシンプルで使いやすい印象ですが、ユーザーネームを入力した際にローマ字表記に対して不自然な漢字が自動で割り当てられるケースもあり、やや違和感を覚える場面も見られました。
公式サイト:Anon IG Viewer
④「IGAnony」の特徴と使い方
IGAnonyは、完全匿名でストーリーズを閲覧できる外部サイトです。
ログインの必要はなく、目的のアカウントのユーザー名を入力するだけでストーリーズの閲覧が可能です。
ただし、非公開アカウントには対応していないため、閲覧できるのは公開アカウントの投稿に限られます。
検索時に表示まで時間がかかると感じるユーザーも少なくないようで、全体としては便利な機能を備えている一方、操作性にはややクセがある印象です。
公式サイト:IGAnony
2.スマホアプリを使って閲覧する方法
外部サイトを使う方法に加えて、スマートフォン用のアプリを活用する手段もあります。専用のアプリを利用すれば、足跡をつけずにストーリーズを閲覧できるようになります。
ここでは、足跡を残さずにストーリーズを確認できるアプリを3つ紹介します。
それぞれの特徴を把握して、自分に合ったものを選ぶ参考にしてください。
①「Instory for Insta(iOS/Android対応) 」の特徴と使い方
Instory for Instaは、iOSとAndroidの両方に対応しており、iPhoneでもAndroidでも利用できる点が魅力です。
このアプリでは、ストーリーズ投稿の保存や管理も行えます。
利用にはInstagramへのログインが必要ですが、非公開アカウントのストーリーズも閲覧可能です。
鍵付きアカウントの投稿を足跡をつけずに確認したい場合は、外部サイトではなくアプリの使用を検討するとよいでしょう。
広告の表示はやや多めですが、基本的な機能は無料で利用できます。
ただ一部のユーザーからは、操作がやや複雑だと感じるという声も寄せられています。
App Store:Instory for Insta【iOS】
Google Play:Instory for Insta【Android】
②「iStory for Instagram(iPhone専用) 」の特徴と使い方
iStory for Instagramは、iPhone専用で利用できるアプリです。
ログインすることで、フォロー中のアカウントが投稿したストーリーズを足跡をつけずに閲覧できます。
保存機能も備わっており、通常では行えないストーリーズ投稿の保存にも対応しています。
ただし、一部のレビューでは、このアプリを使っていたところアカウントがBANされたという報告もありました。
そのため、セキュリティ面に不安を感じる方もいるようです。
App Store:iStory for Instagram
③「Story Saver(Android専用) 」の特徴と使い方
Story Saverは、Android専用で提供されているアプリです。
Instagramへのログインが必要ですが、非公開アカウントのストーリーズにも対応しています。
操作は直感的で使いやすく、保存機能が充実している点も魅力といえるでしょう。
「広告の表示は多いものの、ストーリーズをまとめて保存できるのは便利だ」といったポジティブな声がある一方で、ログインがうまくいかないという否定的な口コミも寄せられています。
利用する際には、あらかじめ注意点を確認しておきましょう。
Google Play:Story Saver
外部ツールを使用しないで足跡をつけずにストーリーズを閲覧する方法はある?
ここまでは、外部サイトやアプリを利用して足跡を残さずにストーリーズを閲覧する方法を紹介してきました。
とはいえ、アプリのインストールに抵抗がある方や、外部サイトの利用が手間に感じられる方もいらっしゃるでしょう。
そこで以下では、外部ツールを使わずに足跡をつけずに閲覧できる方法を3つ紹介します。
1.オフラインで閲覧する
Instagramのストーリーズは、通常オンラインで閲覧すると足跡がついてしまいます。
しかし、機内モードなどを活用してオフラインで閲覧すれば、足跡を残さずに見ることも可能です。
具体的な流れは次のとおりです。
- オンラインの状態で、閲覧したいストーリーズのあるアカウントのプロフィールページを開く
- プロフィールを開いたまま、スマートフォンを機内モードに切り替える
- Wi-Fiが有効な場合は必ずオフにして、完全にオフラインの状態にする
- 表示されているストーリーズをタップして閲覧する
- 閲覧後は、Instagramアプリをオフラインのまま完全に終了させる(アプリを上にスワイプして終了)
これらの手順を踏むことで、足跡を残さずにストーリーズを確認できます。
複数の投稿や動画が含まれる場合には、うまく表示されないこともありますが、試しやすさが大きなメリットです。
ただし、機内モードにしてもWi-Fiがオフになっていなかったり、アプリを終了しないまま機内モードを解除してしまった場合は、足跡が残る可能性があります。
オフラインでうまく読み込めない場合は、ほかの方法と併用するのがよいでしょう。
2.サブアカウントを利用する
Instagramでは、無料で手軽に複数のアカウントを作成できます。
通常の方法でストーリーズを閲覧すれば足跡が残りますが、相手に知られていないサブアカウントを使えば、足跡が表示されても誰のものかわからないため、自分の閲覧が気付かれる心配はありません。
そのため、すでに保有しているサブアカウントを活用するほか、新たにアカウントを作成して閲覧するのもひとつの方法です。
相手のアカウントが公開設定であれば、そのままストーリーズを閲覧できます。
ただし、鍵付きの非公開アカウントの場合は、事前にフォロー申請を送り、承認してもらう必要があります。
この点には十分注意して利用することが大切です。
3.投稿後24時間経過しているハイライトを閲覧する
投稿から24時間以上が経過したストーリーズは、通常の閲覧方法では表示されなくなりますが、ハイライトに追加されたストーリーズであれば24時間経過後も引き続き閲覧可能です。
ストーリーズの閲覧履歴(足跡)は投稿から24時間以内に閲覧された場合のみ閲覧者リストに表示されるので、投稿から24時間を過ぎたストーリーズをハイライト経由で閲覧すれば、足跡は残りません。
ただし、ハイライトの設定は投稿直後から可能であるため、ハイライト投稿から24時間以内に閲覧すると、ストーリーズ投稿から24時間が経過しておらず、足跡が残る可能性があるため注意が必要です。
インスタのストーリーズを足跡をつけずに閲覧する際のリスク

現時点のInstagramには、足跡をつけずにストーリーズを閲覧できる公式機能は存在しないため、そのような閲覧方法を試みる行為はすべて非公式な手段にあたります。
ここからは、足跡を残さずにストーリーズを閲覧する際に考えられるリスクを、主に2つのケースに分けて解説します。閲覧方法を検討している方は、実践前に注意点を確認しておくことをおすすめします。
1.機内モード・サブアカウントを活用する場合
機内モードやサブアカウントを利用して足跡を残さずにストーリーズを閲覧する方法は、Instagramアプリと端末の機能のみを使うため、比較的安全といえます。ただし、確実に足跡が残らないわけではないため、いくつか注意が必要です。
主な注意点は以下のとおりです。
- 機内モードでは、アプリのバージョンや読み込み状況によって足跡がつく可能性がある
- 通信が遮断されているため、ストーリーズが正しく表示されない場合がある
- サブアカウントを使用しても、本アカウントとの関係が知られると足跡の本人が特定されるおそれがある
- 投稿主が非公開設定やフォロワー限定公開にしている場合、閲覧自体ができない
このように、アプリ機能を使った方法でも完全に匿名で閲覧できるわけではないため、リスクを理解したうえで行うことが大切です。
2.外部ツールを活用する場合
現在のInstagramには足跡をつけずにストーリーズを閲覧する機能はありませんが、その需要が高いことから外部ツールが多く登場しています。これらを使えば機内モードより確実に足跡を残さず閲覧できますが、利用にはリスクも伴います。
とくに注意すべき点は次のとおりです。
- 外部ツールを利用すると、個人情報の流出や不正アクセスの危険がある
- IDやパスワードの入力を求めるツールでは、乗っ取り被害の報告もある
- ログイン不要のツールでも情報漏洩の可能性があり、利用規約や口コミの確認が必要
- 閲覧できるのは基本的に公開アカウントのストーリーズに限られ、非公開アカウントは閲覧できない
このように外部ツールは便利に見えても、利用にはリスクが伴うため、安全性を十分に確認したうえで慎重に判断することが大切です。
ストーリーズの足跡データをビジネスに活用する方法

ストーリーズの足跡機能を、単なる「閲覧者を確認するための仕組み」として軽視していませんか? 実は、企業などでInstagram運用を行う際、この足跡データを分析・活用することで、ビジネスの成果向上につなげることが可能です。
ここからは、Instagramのストーリーズにおける足跡データをどのようにビジネス活用できるのか、4つの視点から具体的に解説していきます。
1.関心度の高いフォロワーを特定する
Instagramのストーリーズにおける足跡は、閲覧順ではなくInstagramのアルゴリズムによって並び順が決まる仕組みになっています。
特にエンゲージメントが強く影響するとされており、足跡リストの上位に表示されるユーザーは、自社アカウントへの関心度が高いと判断できます。
この特徴を理解しておけば、関心度の高いフォロワーを簡単に特定でき、どのようなユーザー層が自社に興味を持っているのかを分析することが可能です。
さらに、実際のフォロワー層と商品ターゲット層の一致度を把握できれば、ブランディングや今後の運用方針をより効果的に設計でき、ユーザーに寄り添ったInstagram運用を実現できるでしょう。
2.閲覧数の伸びを分析して最適な投稿時間を見つける
ストーリーズの足跡リストは、ユーザーが最初に閲覧したタイミングごとに更新されていきます。
閲覧時間の表示機能はありませんが、リストをこまめに確認することで「投稿直後に反応してくれるユーザーが多い時間帯」を把握できます。
最適な投稿時間を見つけるためには、以下のような視点で分析すると効果的です。
- 投稿ごとに足跡リストを比較し、閲覧者数の変化を確認する
- 複数の時間帯(例:12時・13時・19時・20時)で投稿し、反応が多い時間を見極める
- 閲覧数の伸びから、ターゲットユーザーがアクティブな時間帯を把握する
Instagramでは、投稿後の初動(約1時間)が特に重要とされており、この時間に多くのアクションを得られるとアルゴリズムの評価にもつながるので、ストーリーズの足跡データを活用した投稿時間の選定は運用において非常に有効です。
また、投稿ごとの最適な時間を見つけられるだけでなく、フィード投稿など他の施策にも応用できるので、より精度の高い運用が可能になります。
フォロワー外で閲覧しているユーザーを見つける
ストーリーズを全体公開に設定していれば、フォロワー以外のユーザーも自社アカウントの投稿を閲覧できます。フォロワー外のユーザーがストーリーズを見た場合でも足跡が残るため、リストから「フォローしていないが閲覧しているユーザー」を把握することが可能です。
こうしたユーザーは、自社に興味を持ちながらもまだフォローや購買には至っていない層といえます。このようなライト層や潜在顧客の行動を分析することで、関心を持つユーザーを逃さずフォローや購買へとつなげる施策を立てられるでしょう。
ストーリーズのアクションをクーポン配布などにつなげる
ストーリーズでは、ワンタップで「いいね」や絵文字リアクションを送れ、コメントもDMでの1対1のやり取りとなるため、ユーザーとの距離を縮めやすい特徴があります。こうした反応データを活かしてキャンペーンを行えば、エンゲージメントの向上と購買促進の両方を狙えます。
たとえば、ストーリーズ上で「いいねしてくれた人にクーポン配布」などの施策を行うことで、ユーザーのアクションを自然に引き出せます。
その際、以下の点を押さえておくと効果的です。
- 「いいね」したユーザーは足跡リストの上部に固定されるため、対象者を簡単に確認できる
- 足跡リストは48時間で消えるが、「いいね」リストはその後も残り、分析に活用できる
- 継続的に実施することで、エンゲージメントの維持や購買率の向上が期待できる
このように、ストーリーズのアクションデータをキャンペーン施策に結びつけることで、ユーザーとの関係性を深めながら、運用効果を高めることが可能です。
ストーリーズの足跡に関するよくある質問

ここでは、ストーリーズの足跡機能に関するよくある質問にお答えします。
ストーリーズを閲覧したことが投稿主にバレたくない方や、足跡機能に関して気になることがある方は、ぜひチェックしてみてください。
ストーリーズにつけてしまった足跡を消す方法はある?
ストーリーズにつけてしまった足跡を後から消す方法は、Instagram公式には用意されていません。唯一可能なのは、相手のアカウントをブロックするか、自身のアカウントを削除または一時停止する方法です。
ただし、非公開アカウントをブロックした場合は、解除後に再度フォロー申請を送り、相手の承認を得なければなりません。また、アカウントを削除すると投稿やフォロワーなどのすべてのデータが失われる点にも注意が必要です。一時停止であればデータは保持され、1週間に1回の頻度で再開と停止を切り替えられるため、比較的リスクを抑えられます。
このように、足跡を完全に消すには手間やデメリットを伴うため、最初から足跡をつけずに閲覧できる方法を選ぶ方が安全だと言えるでしょう。
ストーリーズの足跡順に意味はある?
ストーリーズの足跡順には明確な意味があります。
並び順は単なる閲覧順ではなく、Instagramのアルゴリズムによって「自分と関係性の深いアカウント」が上位に表示される仕組みになっています。
最上部には、そのストーリーズにいいねを押したアカウントが表示され、続いて日常的に交流のあるユーザーや「親しい友達」に設定された相手が並ぶ傾向があります。いいねやコメント、DMのやり取りといったエンゲージメントが多いほど、表示順位が上がると考えられています。
この順番は固定ではなく、Instagramが交流の頻度や行動データをもとに随時更新しているため、アカウント同士の関係性が変化すれば、足跡の表示順も自然と入れ替わっていきます。
ストーリーズの足跡の表示順は変えられる?
ストーリーズの足跡の表示順は、自分で変更することはできません。Instagramのアルゴリズムによって自動的に並び順が決められており、ユーザーが任意に並び替える機能は用意されていないのが現状です。
足跡リストは閲覧した順番で並んでいるわけではなく、Instagramが独自に設定した基準に基づいて表示されています。エンゲージメント(いいね・コメント・DMなど)やアカウント同士の関係性が影響しており、より関心度の高いユーザーが上位に表示されやすい傾向にあります。
この仕組みにより、リストの順番は固定ではなく、日々のやり取りやユーザー行動によって変動します。つまり、足跡の表示順はInstagram側の判断によって常に変化していくものと考えておくとよいでしょう。
ストーリーズを複数回閲覧した場合の足跡はどうなる?
ストーリーズを複数回閲覧しても、足跡は最初に閲覧したタイミングでのみ記録され、回数が増えることはありません。投稿主が確認できるのは「誰が閲覧したか」という情報だけであり、閲覧回数や滞在時間までは把握できない仕組みです。
そのため、同じストーリーズを何度見ても足跡が重複して残ることはなく、投稿主に複数回閲覧したことが知られる心配もありません。ただし、一瞬でもストーリーズを開いた時点で足跡がつくため、意図せず閲覧してしまった場合でも履歴が残る点には注意が必要です。
このように、ストーリーズの足跡は閲覧時間や回数に関係なく、最初にストーリーズを開いた瞬間にのみ記録される仕組みとなっています。
足跡機能の特徴を理解してストーリーズを閲覧しよう
本記事では、Instagramストーリーズの足跡機能の仕組みと、足跡を残さず閲覧するための方法や注意点を解説しました。閲覧時の動作や安全性を理解することで、安心してストーリーズを活用できます。この記事の要点は以下の5つです。
- ストーリーズを閲覧すると、必ず投稿主に足跡が残る
- 公式には足跡をつけずに閲覧する機能は存在しない
- 外部サイトやアプリを使えば、匿名で閲覧できる場合もある
- 機内モードやサブアカウントでも足跡を防げるが確実ではない
- 外部ツール利用は情報漏洩やアカウント凍結のリスクがある
足跡をつけずに閲覧する方法はいくつか存在しますが、非公式な手段には必ずリスクが伴います。安全性を重視し、自分の目的に合った方法を慎重に選びましょう。
インスタ運用にはエルグラムの導入がおすすめ
今回の記事をチェックしてくれた方の中には、自分でInstagram運用を行っているという方も多いのではないでしょうか?
Instagram運用は、手間のかかる作業も多く負担が大きいですよね。
そんな時におすすめなのが、弊社が提供するInstagram自動化ツール「エルグラム」です。
エルグラムは、以下のようなInstagram運用をサポートする機能が充実しているため、作業負担を大幅に軽減できます。
- 投稿やストーリーズにきたコメントへの自動応答
- DMへの自動応答
- アンケートフォームの作成
- 顧客管理(氏名・電話番号など)
- DMに特典を自動配布
エルグラムのフリープランは無料で即日利用できるので、ぜひ活用してみてください。詳しい情報は以下のページからすぐに確認できます。



