Instagramを運用していると、状況に応じて一時的にログアウトしたいと考える場面もあるでしょう。
利用者は必要に応じて、ログアウトだけでなくアカウントの削除や一時停止といった機能を選択することができます。
そこでこの記事では、Instagramのログアウトに関して、大きく以下の点について解説します。
- Instagramからログアウトする方法
- Instagramでログアウトするとアカウントはどうなる?
- ログアウトとアカウントの削除・一時停止との違い
- ログアウト後にログインできないときの対処法
Instagramのログアウトについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
インスタからログアウトする方法

Instagramでは、アカウントの情報を残したまま一時的にログアウトすることができます。しばらく利用しない場合でも必ずしもログアウトする必要はありませんが、セキュリティ対策やアカウント整理を行いたいときに役立つ機能です。
ここからは、既存のアカウントをログアウトする具体的な方法を解説します。手順を確認しながら進めれば、安心してログアウトを行うことができるでしょう。
1.ユーザーIDとパスワードを確認・管理する
Instagramからログアウトしても、過去の投稿やプロフィール情報はそのまま残り、削除されることはありません。
再び利用したいときは、必要な情報を入力すれば以前と同じ状態でログインできます。そのため、事前にログインに必要な内容を確認し、きちんと保管しておくことが大切です。
具体的には、以下の情報が必要となります。
- ユーザーネーム・電話番号・メールアドレスのいずれか
- パスワード
これらを把握していれば、ログアウト後も問題なく再ログインできます。なお、パスワード自体を確認することはできませんが、万が一忘れてしまった場合は再設定が可能です。
パスワードを思い出せない方は、関連する案内を参考に再設定し、改めて確実に管理しておきましょう。
2.設定画面からログアウト作業を行う
アカウントからのログアウトは、Instagramアプリから簡単に行えます。
以下の手順で、ログアウトを行いましょう。
①Instagramアプリを開き、プロフィール画面右上の三本線マークをタップする

②メニュー最下部の「ログアウト」をタップする

③ログイン情報を保存するアカウントを選択し、ログアウトする

ログアウトする前にログイン情報を保存しておけば、次回のログイン時に情報を入力する必要がなくなり、スムーズにアカウントへアクセスできます。
ただし、この設定を行うと誰でも簡単にログインできてしまうため、複数人で同じデバイスを利用している場合やアカウントの存在を隠したい場合には適していません。
ログイン情報を保存せずにログアウトしても、必要な情報を入力すれば問題なく再ログインできます。利用状況に合わせて、保存するアカウントと保存しないアカウントを選んでからログアウトすることが望ましいでしょう。
インスタでログアウトするとアカウントはどうなる?

Instagramでアカウントからログアウトすると、情報がそのまま残るのか削除されるのか、あるいは他のユーザーからどのように見えるのかといった点が気になる方も多いでしょう。
ここからは、ログアウト後のアカウントの状態について4つのポイントから解説します。これからログアウトを検討している方や、操作後の表示に不安を感じている方は、ぜひ確認してみてください。
1.データは削除されず、再ログインが可能
Instagramでログアウトしても、アカウントのデータが消えることはなく、情報や過去の投稿、フォロー関係などはそのまま保存されています。再度ログインすれば、以前と同じ状態で利用を再開することが可能です。
また、ログアウトはアカウントとの接続を一時的に切る機能であり、特にセキュリティを確保したい場面で役立ちます。
同じデバイスを複数人で共有している場合でも、ログアウトしておけば他の利用者に勝手に操作される心配を避けられるため、安心して端末を使用できるでしょう。
2.ログアウト中も過去の投稿は他のユーザーから閲覧できる状態
Instagramからログアウトしても、アカウントの情報は保持されたままで消えることはありません。
そのため、過去の投稿やプロフィールは、他のユーザーからログアウト前と同じように閲覧可能です。
もし一時的にアカウントの存在を隠し、他者からも見られない状態にしたい場合には、ログアウトでは対応できません。
ログアウトはあくまでデバイスとアカウント情報を切り離す仕組みであり、操作中であっても投稿やプロフィールは引き続き公開されたままなので、その点を理解しておく必要があります。
3.ログイン情報を保存しているとタップするだけでログインできる
Instagramからログアウトしても、必要な情報を入力すれば再びアカウントにアクセスでき、以前と同じ状態で利用を続けられます。
ログアウトの際には、ログイン情報を保存するかどうかを選択できます。保存を選んだ場合は、ログアウト後もアカウント名が一覧に表示され、タップするだけでIDやパスワードを入力せずにログイン可能です。
この設定は次回のログインを簡単にする利点がありますが、共有端末では誰でもワンタップでアクセスできるため、セキュリティ上のリスクが高まります。
そのため、安全性を優先したいときには、情報を保存せずにログアウトする判断が望ましいでしょう。
4.iPhoneではすべてのアカウントからログアウトされる
複数のInstagramアカウントを利用している場合、特定のアカウントだけをログアウトしたいと考える方は少なくありません。Android版では個別にログアウトできますが、iPhone版ではすべてのアカウントから同時にログアウトされる仕組みになっています。
ただし、ログアウト時にログイン情報を保存しておけば、再びワンタップでログインすることが可能です。
対象外のアカウントの情報をあらかじめ保存しておけば、結果的に一部のアカウントだけをログアウトした状態を実現できるでしょう。
ログアウトとアカウント削除や一時停止との違い

Instagramアカウントからログアウトしても、アカウント情報や過去の投稿は消えることなく保存され、他のユーザーからも通常通り閲覧できます。再度ログイン情報を入力すれば、以前と同じ状態でアカウントを利用可能です。
一方で「アカウントの一時停止」と「アカウント削除」は似ているように見えても、性質が大きく異なります。アカウントの一時停止では、データを保持したまま一時的に利用を中断でき、その間は他ユーザーに表示されません。
再開すれば、ユーザーネームや投稿内容もそのまま利用できます。対してアカウント削除を選ぶと、フォロワーや投稿を含むすべての情報が完全に消去され、同じユーザーネームも再登録できなくなります。
以下に、3つの機能の違いを整理しました。
| ログアウト | アカウントの一時停止 | アカウント削除 | |
|---|---|---|---|
| データの保存 | すべて保存される(投稿・フォロー情報など残る) | 保存される(ユーザーネームや投稿も保持) | 保存されない(投稿・フォロー・フォロワーも完全削除) |
| 他ユーザーからの表示 | そのまま閲覧可能 | 表示されなくなる | 完全に消える |
| 復元・再利用 | 再ログインすれば元通りに利用可能 | 停止解除でそのまま利用再開 | 復元不可、同じユーザーネームも再利用不可 |
| 主な利用目的 | デバイスとアカウントを切り離したいとき | 一時的に利用を中断したいとき | アカウントを完全に消したいとき |
このように、それぞれの機能には明確な違いがあります。
利用を継続する可能性がない場合は削除を、セキュリティ上の理由でデバイスから切り離すだけならログアウトを、そして一時的に非表示にしたい場合は一時停止を選択するとよいでしょう。
ログアウト後にログインできないときの対処法

Instagramのログアウト機能は、再びログインすれば以前と同じ状態で利用を再開できる点が魅力です。ただし、ログイン情報を忘れてしまうなどのトラブルが起きると、ログアウト後にアカウントへアクセスできず困ることがあります。
このような場合に備えて、ログインできないときの対処法を4つ紹介します。アカウントに入れず不安を感じている方は、参考にして実践してみてください。
1.入力しているログイン情報に誤りがないか確認する
一度ログアウトしたアカウントに再度ログインする場合、ログイン情報を保存していればワンタップで操作できますが、保存していない場合は手動で入力する必要があります。
このとき入力内容に誤りがあるとログインできないため、注意が必要です。特に次の点を確認するとよいでしょう。
- IDやパスワードの大文字と小文字を正しく区別しているか
- ユーザーネームを入力するときに「@」を含めていないか
これらの確認を行えば、多くの場合はスムーズにログインできるはずです。
2.デバイスの電波状態を確認する
デバイスの電波状態が不安定だと、正しいログイン情報を入力していてもログインできない場合があります。そのようなときは、電波状況を確認し、通信環境の良い場所へ移動したり、Wi-Fiを繋ぎ直したりして再度試してみてください。
通信制限がかかっているケースや、地下のように電波が届きにくい場所にいる場合も、ログインができない原因となります。電波状態に問題があると感じたときは、環境を改善したうえで改めてログインを試すことが有効です。
3.アプリやデバイスのバージョンを最新のものにする
Instagramアプリやデバイスのバージョンが古いままだと、不具合が発生しやすくなります。そのため、ログイン情報を正しく入力していても、不具合が原因でログインできない場合があります。
このようなときは、アプリやデバイスのバージョンを確認し、最新でない場合にはアップデートを行ってください。更新を済ませてから再度ログインを試せば、問題なく利用を再開できることも少なくありません。
4.アカウントが乗っ取られている可能性も
Instagramのアカウントには乗っ取られるリスクがあり、すでに不正アクセスを受けてログイン情報を変更されてしまうと、以前の情報ではログインできなくなる可能性があります。
その場合、正規の利用者であってもアカウントに入れなくなってしまいます。
また、自分が投稿していない内容が公開されていたり、過去の投稿が削除されていたり、勝手にDMが送信されていたりする場合には、乗っ取りが強く疑われます。
このようなときは、速やかにInstagramへサポートを依頼し、適切な対応を求めることが重要です。
インスタからログアウトしても、いつでもログインできる
Instagramのログアウトは、デバイスとの接続を一時的に切るだけで、データ自体は残るため安心して利用できます。ログインし直せば元通りの状態でアカウントを使えるため、削除や一時停止とは性質が異なります。
この記事の要点は、以下の5つです。
- Instagramからログアウトしても、アカウント情報は消えない
- Instagramでログアウトした後は、ログインすれば今まで通りに使える
- ログアウトとアカウントの削除・一時停止では、アカウントの状態や他のユーザーからの見え方が異なる
- ログアウト後に簡単にログインしたい場合はログイン情報を保存し、セキュリティを高めたい場合はログイン情報は保存しない
- ログアウト後にログインできない場合は、入力情報が正しいかどうかや電波状態などを確かめて再度ログインしてみる
このように仕組みを理解しておけば、目的に応じてログアウトや削除、一時停止を使い分け、より安全で効率的なInstagram運用につなげられるでしょう。
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