「Instagramの分析ツールのSINISを使ってみたいけど効果はあるのかな?」
「実績が豊富なSINISを導入したいけど、どのような機能が使えるのだろう?」
Instagram分析ツールのSINISについて、このように疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はSINIS for Instagramの特徴と口コミ、活用例や導入実績をわかりやすく解説します。
弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。
SINIS for Instagramとは?
SINIS(サイニス) for Instagramとは、テテマーチ株式会社が運営するInstagram分析ツールです。
資生堂や三井不動産グループ、ミュゼプラチナムなど数々の有名企業が活用しています。もちろん、有名企業が活用しているからといって良いツールとは限りませんが、今回はSINIS(サイニス)を有名企業が活用している理由を紐解いていきます。
Instagram分析ルールの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
SINIS for Instagramの特徴
SINIS for Instagramは、2018年からサービス提供開始した分析ツールであり、4年半で登録数50,000件を超えるアカウントが利用しています。単純計算をすると1年間で11,110アカウント増えている計算になり、毎月約925アカウントも増えていることになります。
4年半という短期間で50,000件を超えるユーザーに利用されている秘訣は、「使いやすさ」にあるようです。SINIS独自のアンケートでは、SINISを選んだ最大の理由として「見やすい・使いやすいと感じたから」と回答した方が多いことからも、「使いやすさ」を理由に導入している人が多いことがわかります。
他にも以下のような特徴・メリットがあり、初心者から上級者まで様々なニーズを満たすことが可能です。
- 導入1アカウントあたりのフォロワー増加数の平均が「+4,790人」
- Instagram運用の工数削減や簡単なデータ収集が可能となり、アカウントの課題を見つけやすい
- Meta社公式のグラフAPIを利用したリール分析機能
参考元:SINISの強み
InstagramのAPIについて気になる方は、以下の記事もおすすめです。
SINIS for Instagramの料金プラン
SINIS for Instagramは初期費用・契約手数料は0円で始められます。
SINIS for Instagramの1アカウントあたりの料金プランは、以下のとおりです。
月額費用 | 特徴 | |
LITEプラン | 0円/月 | ・自社アカウントの分析が可能・データの閲覧制限が45日 |
STARTERプラン | 11,000円/月 | ・自社アカウントの分析が可能・他社アカウントの分析が6アカウント可能・データの閲覧制限がない |
PROFESSIONALプラン | 55,000円/月 | ・自社アカウントの分析が可能・他社アカウントの分析が10アカウント可能・データの閲覧制限がない・ハッシュタグ投稿の収集が可能 |
LITEプランは月額無料で利用できるため、試しに使ってみて操作性を試すことも可能です。見やすさや使いやすさを感じてから有料プランに切り替えられるのもありがたい点のひとつといえるでしょう。
LITEプランは、フィード・ストーリーズ・リールの投稿分析ができたり、過去データの閲覧が45日間できたりとご自身のアカウントの簡易的な分析に活用できます。
また有料プランに切り替えることで、過去データの無制限での閲覧や競合他社のアカウント分析が可能になります。
いずれにしても、始めるなら一つひとつの機能を確かめながら使うことで、ツールを使いこなすことにつながるため、まずはLITEプランで始めてみるのが良いのではないでしょうか。
SINIS for Instagramを始めるために必要なもの
SINIS for Instagramを始めるためには、「Facebookアカウント」と「Instagramアカウント」が必要です。
FaceBookアカウント
Facebookアカウントでは、Facebookページを作る必要があります。
Facebookページとは、Facebook上に開設できるページで、企業や個人がFacebookページを開設することにより、ファン同士が自由に情報交換や交流ができるメリットがあります。また、Facebook広告も出せるようになるため、ファンに向けて情報発信や新規顧客の開拓が可能です。
Facebookページは複数人で管理できるため、企業の成長やアサインメンバーにあわせて管理メンバーを増やす事も可能です。複数人で管理する場合、SINISを始めるためにはFacebookページの権限を設定するようにしましょう。
Instagramアカウント
Instagramアカウントをビジネスアカウントにし、上記で解説したFacebookページと連携させます。連携方法はこちらから
ビジネスアカウントへの切り替え方を知りたい方は、以下の記事で確認できます。
FacebookページとInstagramアカウントの連携が完了したら、SINISの無料登録をおこないましょう。
SINISの無料登録はこちらから
SINIS for Instagramの活用例
SINIS for Instagramでは、以下のようなことができるようになります。
- フォロワー増加やエンゲージメント率を図れる
- 成果につながるハッシュタグやリポストする投稿を見つけられる
- 競合のアカウントを分析できる
- レポーティングの工数を削減できる
- 適切な目標を設計やマーケティングに活かせる
- インフルエンサー・アンバサダー候補を発見・管理できる
上記の「SINIS for Instagramでできること」を踏まえて、実際にSINIS for Instagramはどのように活用したらいいのかを「自社アカウントの分析」と「他社アカウントの分析」の2つの目線から紹介します。
1.「自社アカウントの分析」における活用例
自社アカウントの分析は、SINISのすべてのプランで利用可能な機能です。
自社アカウントの分析として、フォロワー数の増加をグラフで確認できるため、大きく減少した日を一目で把握できます。
また、エンゲージメント別(いいね数やコメント数など)に投稿を並べ替えられるので、目標値にあわせて伸びた投稿や伸びがいまいちだった投稿を分析し、改善しやすくなるのもSINISの特徴のひとつです。
その他にも、投稿を見てくれているアカウントの年齢層・性別・地域の割合なども確認できるため、どの層に刺さった投稿なのかといった情報も瞬時に把握できます。
もちろん、分析をしてそのまま放置しては意味がありません。分析したら仮説と検証を繰り返し、自社アカウント独自のノウハウを蓄積してInstagram戦略の成功を目指しましょう。
その他にも、投稿を見てくれているアカウントを分析して、顧客管理することをおすすめします。
顧客管理をするといっても、どうやって顧客管理したらよいかわからないという方も多いことでしょう。
そこでおすすめしたいのが、無料で顧客管理ができる「エルグラム」です。
エルグラムでは、ユーザーリストというユーザーの絞り込みをできる機能やアンケートフォームの情報をアカウントと紐づける機能があります。
エルグラムの機能を使えば、新たな施策をピンポイントのターゲットに絞って実行できるため、Instagramを使って事業を成功させたい方に役立つことでしょう。
以下で具体的な活用例をご紹介します。
①アンケートを行う
エルグラムの「アンケートフォーム機能」を使います。アンケート回答の特典としてサンプルやクーポンを用意し、年齢・性別・住まいの地域と自社アカウントやサービスにまつわる内容を回答してもらいましょう。
②回答内容とアカウントと紐づける
アンケートフォームの作成時に、「パーソナル情報紐付け」の設定を行いましょう。
③SINISで分析
画像引用元:できること|「SINIS」Instagramの分析ツール
投稿を見てくれているアカウントの割合を見てターゲット層を設定します。
④「ユーザリスト(※エルグラムに登録されているユーザーを一覧で表示できる機能)」でターゲット層を絞り込みアプローチする
新たな施策としてDMでアプローチします。たとえば「30代、男性」がよく投稿を見てくれていると分かったら、エルグラム上で「30代、男性」のユーザーにキャンペーンを仕掛けてみましょう。
⑤DMの反応をタグ付けして管理する
エルグラムの「タグ管理」を利用して、今後の新たな施策の絞り込みができるように管理ましょう。
エルグラムには、このような管理機能以外にも投稿についたコメントやDMに対して自動で返答できる機能も備わっています。
いずれの機能も無料で利用できるため、エルグラムを試してみたい方は、ぜひ無料登録をして体験してみてください。
エルグラムの詳細については、以下のボタンからLINEの友だち登録をすると詳細を確認できます。
2.他社のアカウントの分析
他社のアカウントの分析は、SINISの有料プラン(STARTERプランとPROFESSIONALプラン)で利用可能な機能です。
自社アカウントの分析と同様に、競合他社のアカウントを「PROFESSIONALプラン」で最大10アカウント分析できます。フォロワー数の推移はもちろんのこと、エンゲージメントの分析も可能です。
他社のアカウントを分析するためには、競合アカウントとして登録してからデータの取得が始まるため、過去のデータは確認できません。ノーマークだったアカウントが急激にバズってから競合アカウントとして登録してもバズった際のデータを遡ることはできないので注意しましょう。
なお他社のアカウントを分析するためには、自社アカウントよりエンゲージメントやフォロワーの多い、お手本になるようなアカウントを選ぶことをおすすめします。
そうすることで、分析結果を参考に自社アカウントに活かしてInstagram運用に取り組めるため、自社アカウントより前を歩いているようなアカウントを選ぶとよいでしょう。
その他にも、使用したハッシュタグの一覧や同時に利用したハッシュタグを順位付けした結果も確認できます。
ハッシュタグの分析方法について詳しく知りたい方は、以下の記事で確認しましょう。
SINIS for Instagramの導入事例
SINIS for Instagramの導入事例として、以下2つのケースを紹介します。
- 株式会社ヘラルボニー
- ログリー株式会社
それぞれ詳しく説明します。
株式会社ヘラルボニー(@heralbonyofficial)
株式会社ヘラルボニー(@heralbonyofficial)は、福祉施設と契約を結び、福祉施設に在籍する方のアート作品を軸に事業を展開している企業です。
利用プラン:PROFESSIONALプラン | |
SINIS導入前 | ・専任のInstagram運用者が不在で、手の空いている人が片手間で更新していた。・実店舗への来店は「Twitter(現X)」を見た方が多い。 |
SINIS導入後 | ・専任の担当者をアサインし、SINISのカスタマーサクセス担当者とMTGを重ね、「インプレッション数」や「保存数」といった指標の意味合いを理解し、データから読み取れる情報が増え、クリエイティブ制作のヒントになり「新しいターゲットへのリーチ」へとつながった。 ・実店舗への来店は「Instagram」を見た方が「Twitter(現X)」見た方を上回った。 |
結果 | 2021年5月(導入前)のフォロワー数:1,680人 ↓ 2024年2月現在のフォロワー数:1.9万人 |
これまでリーチできていなかった10代や20代にもInstagramを通じて、アート作品を届けることに成功し、フォロワー数も順調に推移しているようです。
ログリー株式会社(@dreme.jp)
ログリー株式会社(@dreme.jp)は、Webメディアを支援する事業を中心に展開する企業で、自社メディアとして立ち上げたのがdreMe.(ドリーミー)です。
利用プラン:STARTERプラン | |
SINIS導入前 | ・毎日フォロワー数や投稿ごとの情報をインサイトで確認し、手作業で数値を転記していたが、工数の負担や管理が大変だった。 |
SINIS導入後 | ・自動でデータ収集が可能なため、工数削減とデータの共有が容易にできるようになった。 ・競合アカウントのデータ閲覧が可能なため、他社のノウハウをうまく取り入れながら自社アカウントを成長させられるようになった。 |
SINISの魅力
自社の過去データをすべて閲覧できること、競合アカウントのデータも閲覧できること。
Instagramの機能追加や仕様変更に対しての対応の速さが迅速で適切なため、安心して続けて利用できる。また、トラブルの際も迅速にサポート担当者から返信があり、誠実に対応してくれたことにも好感が持てた。
これまで手動で行っていた作業をSINISを導入することにより、瞬時にデータを呼び起こせるようになったため、本格的なデータ分析が可能になりました。また、Instagramの機能追加や仕様変更にも素早く対応してくれることが、安心感につながっているようです。
SINIS for Instagramの口コミと評判
SINIS for Instagramの口コミと評判について紹介します。
SINIS for Instagramのよい口コミと評判
SINIS for Instagramのよい口コミと評判を紹介します。
とにかく初期の設定/連携が簡単なのがうれしいです。
ECとカタログ紐付けをしておもに運用しているInstagramアカウントの効果計測のために導入しました。
連携作業は該当するフェイスブックのアカウントとの連携で簡単に設定ができ、素人でもすぐに設定できて助かりました。
フォロワーの上下の傾向などの基本的な情報から、フォロワー属性、各投稿のインプレッションやエンゲージメント率なども見れるので、日々どの投稿がフォロワー増加につながったのか、どんな投稿がお客さんから好感触なのかなどを分析できるため、日々の投稿をどんどん改善できる。
Facebookアカウントでデータを連携するだけで、InstagramのインサイトデータをPCで閲覧できるようになります。
CSVダウンロードもできるので、Excelに取り込んで自社向けのレポートを作成でき、作業効率が格段に向上しました。
他社でも似たようなツールはあるのですが、こちらが一番使いやすいです。
引用元:SINIS for Instagramの評判を全3件のユーザーレビュー・口コミで紹介
全体的に連携が簡単で使いやすいという意見が多い傾向になりました。日々の投稿が改善できていたり、作業効率が格段に上がったりする方もいるようです。
SINIS for Instagramの悪い口コミと評判
SINIS for Instagramに関する、悪い口コミはとくに見受けられませんでした。
強いていうなら、要望として以下のような意見がありました。
『無償利用では過去45日間のデータしか取得できないので、定期的にCSVダウンロードしておく必要があり、そこだけが手間ですが、ダウンロードしておけばデータが失われることはありません。』
引用元:SINIS for Instagramの評判を全3件のユーザーレビュー・口コミで紹介
無料プランは有料プランに比べて利用できる機能が少ないため、利用したい場合有料プランを検討したほうがよいかもしれません。
まとめ:SINISはアカウントの課題点を見つけたい方におすすめ!
今回は、Instagram分析ツールの「SINIS for Instagram」について解説いたしました。
SINISを継続的に利用している方は、見やすさや使いやすい操作性に満足している方が多いようです。また、費用も無料から始められて、分析に要する工数が大幅に削減できるというメリットもあります。
Instagram運用で自社アカウント分析に加えて、他社分析をして課題を改善し、勝ちパターンを探してみてはいかがでしょうか?
SINISを利用してフォロワーが増えたら自動化してみよう!
SINISを導入し、Instagram運用を改善していくと徐々にフォロワー数が増えてくることでしょう。
SINISでデータを瞬時に抽出し、これまでかかっていた時間を大幅に削減できて、フォロワーが増えると、ユーザーへのコメント返信やDM対応に時間がかかってしまいます。
せっかく工数削減ができても、すぐにまたInstagram運用に使う時間が増えて疲弊してしまいます。
そこで、さらに工数削減をしたい方には、無料で自動応答機能が使える「エルグラム」がおすすめです。
エルグラムを使えば、これまでにかかっていたユーザーとのコミュニケーションの時間を大幅に削減できます。
そのためには、まず頻繁に付くコメントと問い合わせの多いDMの内容をまとめましょう。そして、その頻度の高いものから順に自動応答の設定を行います。
このような単純な作業を繰り返すだけで、ユーザーからのコメントへやDMの返信に使う時間を大幅に削減可能です。
さらに、今度は逆にコメントをつけてもらえるように誘導して、アンケートフォームへの回答でお得なクーポンがもらえるキャンペーンを行ったり、限定の資料を配布したり、エルグラムにある複数の機能を組み合わせて新たな施策にチャレンジできます。
もちろん、自動応答の設定を利用するため、実際には自動応答の設定を行い、投稿するだけであとはエルグラムにお任せ!
コメントをしてもらうことで、Instagramのアルゴリズムからも良い評価を受けられるため、積極的に利用してもらいたい機能です。
エルグラムの詳しい情報は以下のページからすぐに確認できるので、ぜひチェックしてみてください。