「BASEで自社商品を販売しているけれど、なかなか集客ができず、売上につながらない」
このように悩んではいませんか?
そんな場合には、Instagramを活用し、商品の認知度を高めてみるのがオススメです。Instagramのフォロワーに商品をアピールすれば、BASE単体で集客を行うよりも効果的なプロモーションが可能です。
この記事では、InstagramとBASEを連携するメリット・デメリット、そして具体的な連携方法について詳しく解説します。
InstagramとBASEの連携とは?連携するメリット・デメリット
「InstagramとBASEを連携する」とは、BASEで取り扱っている自社商品をInstagramやFacebookで効果的にアピールできるようにする機能です。
この連携を行うためには、事前の準備や審査が必要ですが、審査に通過すれば、Instagramのフォロワーに商品を直接アピールすることが可能になります。
ただし、いくつか注意すべき点やデメリットもあります。ここでは、InstagramとBASEを連携する際のメリットとデメリットについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
InstagramとBASEの連携するメリット
InstagramとBASEを連携する主なメリットは、以下の点です。
- 集客力の向上
- 認知度の拡大
- 売上アップが期待できる
Instagramに多くのフォロワーがいる場合、BASEで取り扱っている商品をアピールすることで、「実際に商品を手に取って試してみたい」と感じる人が増えるでしょう。
また、フォロワー以外の方にも自社製品・サービスを認知してもらうきっかけを作ることができます。
そのためInstagramを通じた商品プロモーションは、BASE単体での集客よりも効果的です。
InstagramとBASEの連携するデメリット
InstagramとBASEを連携する際のデメリットには、以下の点が挙げられます。
- 「フォロワー数が少ないと集客効果が薄い」
- 「事前準備や確認事項が多い」
- 「Instagramの審査に通らない場合がある」
Instagramのフォロワー数が少ない状態でBASEと連携しても、十分な集客効果は期待できません。そのため、連携を行う前に、まずはInstagramのフォロワーを増やす取り組みが必要です。
また、連携には事前準備や確認事項が多く、それなりの時間と労力がかかる点も注意が必要です。
さらに、取り扱っている商品によってはInstagramの審査に通らない可能性もあるため、事前に審査基準を確認しておきましょう。
InstagramとBASEの連携の効果を高めるにはフォロワー数が重要
InstagramとBASEを連携しても、フォロワー数が少ない場合は集客効果が期待できない点には注意が必要です。これは連携するデメリットでも述べた通りです。
より多くの人に商品を認知してもらい、売上アップを目指すためには、まずInstagramのフォロワーを増やす施策が欠かせません。
そのためには、フォロワーが求めている情報を提供し、コンテンツの質や投稿頻度を充実させていくことが重要です。
InstagramとBASEの連携する方法と準備するもの
InstagramとBASEを連携することで、Instagram上で商品を直接アピールし、購入への導線をスムーズにすることができます。しかし、この連携を実現するためには、いくつかの事前準備や手順が必要です。
例えば、Instagramアカウントをビジネスアカウントに変更することや、Facebookとの連携、専用アプリのインストールなどが挙げられます。
ここでは、InstagramとBASEを連携するための具体的な方法と必要な準備について、順を追って解説します。
1.Instagramのアカウントを「ビジネスアカウント」に変更する
Instagramのアカウントをビジネスアカウントへ変更しましょう。変更は、Instagramのプロフィール設定から簡単に行えます。
すでに変更済みの場合は、以下の点を事前に確認しておきましょう。
- プロフィール写真が設定されていること
- 自己紹介文が充実していること
- WEBサイトのURLリンクが追加されていること
- 3件以上の投稿があること
また、Instagramのフォロワー数が少ないと審査に通らない場合があります。そのため、ショップ用のアカウントで運用し、フォロワー数をある程度確保した上で連携を行うようにしてください。
2.InstagramとFacebookを連携する
ビジネスアカウントに切り替える際は、Facebookアカウントと紐づけを行いましょう。「Facebookページにリンク」と表示されたら、ショップ用のFacebookページを選択してください。
連携が完了したら、Instagramと同様にプロフィール写真や自己紹介文をショップ用に整えておきましょう。
また、Facebookは実際に運用しているアカウントを使用しないと審査に通らない可能性があります。さらに、Instagramと連携しているFacebookアカウントを削除すると、連携の解除や設定変更ができなくなるため注意が必要です。
すでにビジネスアカウントに切り替えているものの、InstagramアカウントがFacebookページとリンクされていない場合は、以下の手順で紐づけを行ってください。
- Instagramアプリを起動して、プロフィールページに移動
- 「設定」から「アカウント」をタップ
- 「他アプリへのシェア」を選択し、「Facebook」を選びます
この手順を実行することで、InstagramとFacebookアカウントを簡単に紐づけることが可能です。
3.「Instagram販売App」をインストールする
InstagramでBASEと連携して商品を販売するためには、「Instagram販売App」をインストールする必要があります。
このアプリを活用することで、Instagramの投稿やストーリーズからBASEに出品している商品を簡単に販売できる環境を整えられます。
以下は、「Instagram販売App」をインストールする手順です。
- BASEのダッシュボードにログインする
BASEの管理画面にアクセスし、ログインします。ログイン後、アプリを管理する画面に進みます。 - 「Instagram販売App」を検索する
BASEのアプリストアで「Instagram販売App」を検索します。このアプリは、BASEの公式アプリストアで提供されているため、安心して利用できます。 - アプリをインストールする
アプリの詳細ページにアクセスし、「インストールする」ボタンをクリックしてアプリをインストールします。 - Instagramアカウントと連携する
アプリのインストール後、BASEとInstagramを連携する設定を行います。ここでInstagramのビジネスアカウントが必要になるため、事前にアカウントの種類を確認しておきましょう。InstagramとFacebookをすでに連携済みの場合、スムーズに設定が進みます。 - 販売したい商品を選択・登録する
アプリ内でBASEに登録されている商品をInstagramで販売するための設定を行います。商品情報が正確でわかりやすい説明や画像になっているかを確認し、購入者に魅力的な情報を提供できるように整えましょう。
「Instagram販売App」をインストールすることで、BASEの商品をInstagramのショッピング機能に対応させる準備が整います。
商品をタグ付けして投稿すれば、Instagramの投稿やストーリーズから直接BASEの商品ページへ誘導できるようになります。これにより、Instagramのフォロワーを効率的に顧客へとつなげることが可能です。
4.FacebookとBASEを連携し商品情報を追加する
InstagramでBASEの商品を販売するには、FacebookとBASEを連携し、商品情報をFacebookカタログに追加する必要があります。
この作業により、Instagramのショッピング機能を活用して、投稿やストーリーズに商品をタグ付けできるようになります。手順は以下の通りです。
- BASEのダッシュボードにログインする
「Facebookカタログ連携」アプリをインストールします。 - Facebookビジネスマネージャーにアクセスする
Instagramと連携したいFacebookページを用意します。 - Facebookの「カタログマネージャー」で新しいカタログを作成する
BASEの商品情報を同期します。 - 商品情報の正確性を確認する
商品名、価格、在庫情報、画像などが正確に反映されているかチェックしましょう。
最後に、InstagramアカウントとFacebookを連携し、Facebookカタログを選択すれば準備完了です。
この設定を通じて、BASEの商品をInstagram上で簡単に販売できる環境が整います。商品情報は定期的に更新し、購入者に魅力的な情報を提供することが成功の鍵です。
5.Instagramでのショップドメイン認証を24時間以内に行い審査に通す
InstagramでBASEの商品を販売するには、ショップドメイン認証を行い、審査に通過する必要があります。
この認証プロセスを完了することで、Instagramのショッピング機能が有効化され、商品を投稿やストーリーズにタグ付けできるようになります。以下は、ショップドメイン認証の具体的な手順です。
- Instagramショッピング機能の申請を開始する
Instagramの設定画面から「ビジネス」→「ショッピング」を選択します。すでにFacebookカタログに商品が登録されている場合、この手順に進むことができます。 - ショップドメインの認証を行う
Instagramでは、販売者が信頼できる事業者であることを確認するため、BASEのドメインや商品の販売状況を確認します。Facebook側で正確に設定した商品カタログがドメイン認証の対象となります。 - 審査を待つ
ドメイン認証をリクエストすると、審査が開始されます。審査には通常24時間以内が目安ですが、場合によってはそれ以上かかることもあります。審査状況はInstagramやFacebookのビジネスマネージャー内で確認可能です。 - 審査通過後、ショッピング機能を有効化する
審査に通過すると、Instagramで商品タグ付けができるようになります。これにより、投稿やストーリーズでBASEの商品を販売できる環境が整います。
ショップドメイン認証を迅速に完了させるには、Facebookカタログの情報やBASEの商品情報が正確かつ最新であることが重要です。
事前準備をしっかり行い、スムーズに審査を通過できるようにしましょう。
連携がうまくいかない際に確認すること
InstagramとBASEの連携がうまくいかない場合、いくつかの要因が考えられます。連携がスムーズに進まないときには、以下のポイントを確認してみましょう。
1. Instagramアカウントの設定を確認
Instagramアカウントが「ビジネスアカウント」または「クリエイターアカウント」になっているか確認してください。
個人アカウントではショッピング機能が利用できません。また、アカウントがFacebookページと正しく連携されていることも重要です。
2. Facebookカタログの設定を確認
BASEの商品情報がFacebookカタログに正確に同期されているか確認しましょう。
商品名や価格、在庫情報、画像が適切に反映されていない場合、Instagramショッピング機能が正常に動作しないことがあります。
また、Facebookビジネスマネージャーでカタログが「有効」になっているかも確認してください。
3. ドメイン認証のステータスを確認
Instagramでショップドメインの認証が完了しているか確認します。
認証が未完了の場合、ショッピング機能を有効化することはできません。BASEで正しいドメインを設定し、審査が完了しているかチェックしましょう。
4. アプリやブラウザのキャッシュをクリア
連携エラーの一部は、アプリやブラウザのキャッシュが原因の場合があります。
InstagramやFacebookアプリを再起動したり、ブラウザのキャッシュをクリアすることで問題が解決することがあります。
5. 審査状況を確認
Instagramショッピング機能の審査が保留中、もしくは却下されていないかを確認します。
却下された場合は、エラー内容に応じてカタログ情報やアカウント設定を修正し、再申請しましょう。
これらの確認を行っても解決しない場合は、BASEやInstagram、Facebookのサポートに問い合わせることをおすすめします。連携を正確に設定することで、スムーズな商品販売が可能になります。
InstagramとBASEを連携しフォロワーの購買意欲を高めよう
BASEでの集客や売上を伸ばすためには、Instagramを活用して商品の認知度を高めることが効果的です。
InstagramとBASEを連携することで、投稿やストーリーズに商品をタグ付けし、フォロワーに直接アピールすることが可能になります。ただし、連携を成功させるにはいくつかの事前準備と注意が必要です。
まず、Instagramアカウントを「ビジネスアカウント」に変更し、Facebookアカウントと連携します。その後、「Instagram販売App」をインストールし、BASEの商品をFacebookカタログに同期します。
また、ショップドメイン認証を完了し、Instagramショッピング機能の審査に通過することが重要です。
しかし、フォロワー数が少ない場合は、集客効果が薄れる可能性があるため、まずはフォロワーを増やす施策を行いましょう。
連携に問題が生じた際は、アカウント設定やカタログ情報、認証ステータスを確認し、必要に応じてサポートを利用してください。
InstagramとBASEを連携し、適切に運用することで、商品の認知度や売上アップを実現できるでしょう。
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