Instagramは、物販をするのに有効なSNSです。
ショッピング機能や広告・宣伝ができる機能に加え、投稿やインスタライブでユーザーに定期的に商品情報を届けられます。
SNSマーケティング支援サービスを提供する株式会社ホットリンクによって行われた2022年の調査*によると回答者の46%が、Instagramの投稿をきっかけとして商品を購入した経験があるとのことです。
*週1回以上Instagramを利用するユーザー1,000名に対して、質問「Instagramの投稿を見たことがきっかけで、商品を購入したことがありますか?」に対して「購入したことがある」と答えた人の割合。
そのようなことから、販売動線の入り口のひとつとして、Instagramを用いた物販は有効な手段といえるでしょう。
この記事では、物販ビジネスにおいてInstagramを用いるメリットや、物販を実施するにあたり、知っておくべきことをお伝えします。
弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。
インスタでの物販が人気な理由とは?
Instagramで物販ビジネスをすると、以下のメリットがあります。
- 広告を見てもらいやすい
Instagramの広告は、普通の投稿と同じように写真や動画が占めるので、一見広告に見えません。
クリエイティブな広告も多く、他のSNSに比べてユーザーの広告に対する抵抗感が低いです。
- 購入までの離脱を防げる
商品に付いたタグをクリックすると、外部のECサイトに直接飛べます。
Instagramを閉じて、検索サイトからECサイトを探す手間がないので、途中離脱を防止できるのです。
- 広告費をかけずに、ユーザーに認知してもらえる
Instagramは無料で利用できるツールでありながら、発見タブやジオタグの設置など、多数の人に投稿を認知してもらえる仕組みがあります。
さらにライブ機能を使えば、ライブコマースも実施が可能です。
ライブ配信についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
インスタで商品を販売する方法は?
Instagram内で物販を行う際に注意しておきたいのが、「Instagram内で直接商品の購入ができるわけではない」という点です。
Instagramの目的はあくまでもユーザーの集客であり、購入してもらうには外部のECサイトに誘導する流れを構築する必要があります。
Instagramからの動線を構築するのに、やるべきことは3点です。
- 商品販売のために必要な初期設定をする
- ターゲットに向けてインスタで情報を発信する
- アカウントの認知を拡大する
①商品販売のために必要な初期設定をする
物販を行うにあたり、まずは以下の設定や準備が必要です。
- ショッピング機能が使用できるようにしておく
- ECサイトまたは、ネットショップ作成ツール(BASEやSquareなど)でネットショップを解説する
- Facebookの設定と、他の機能との連携しておく
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ショッピング機能が使用できるようにしておく
ショッピング機能とは、投稿に商品のリンクのタグを付けられる機能です。
この機能を利用するには、Instagramの審査を通過しなければなりません。
例として、ショッピングタグの付いたCHANEL BEAUTYのアカウントを紹介するので、リンクタグがどのようなものであるか確認してください。
ECサイトまたは、ネットショップ作成ツール(BASEやSquareなど)でネットショップを開設する
ショッピング機能と連携させるECサイトを、自社で構築する、またはネットショップを作成できるサービスを利用して、販売ページを開設しましょう。
ネットショップ作成サービスを利用すると、自社ECサイトに比べて月額費用、決済手数料、取引手数料などが継続的にかかります。
しかし、ネットショップ開設・運用に必要な機能が揃っているので、ネットショップ初心者には便利なツールです。
ECサイト、ネットショップ作成サービスともに、Instagramから遷移後のサイトのイメージや世界観もInstagramと統一しておくとよいでしょう。
ユーザーが満足する顧客体験を提供できます。
Facebookの設定と、他の機能との連携
Instagramのショッピング機能を利用するためには、Facebookページとリンクしなければなりません。
Facebookのビジネスマネージャ*とカタログマネージャ**を設定します。
Facebookアカウントとビジネス、またはクリエイターのInstagramアカウントを紐付け、さらにビジネスマネージャと自社のショップサイトとの連携が必要です。
*Facebookビジネスマネージャ:複数のFacebookページやInstagramを1カ所で管理できるツール
*Facebookカタログマネージャ:FacebookやInstagramで販売する商品情報を管理するツール
こちらの記事では、ユーザーをECサイトに誘導する方法をまとめています。
②ターゲットに向けてインスタで情報を発信する
商品をきれいに撮った写真を投稿するだけでは、あまり意味がありません。
商品に対して興味や関心を持ってもらえるような投稿を心がけることでユーザーは徐々に増えていきます。
商品への信頼感が蓄積される発信をしましょう。
たとえば、ターゲットの悩みを解決したり、商品を利用することで得られる生活を想像してもらえるような内容です。
ユーザーに自分の生活と商品とがリンクするような投稿を行うことで、購買の可能性は高まります。
以下の記事で、Instagramにおける集客のコツを詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
③アカウントの認知を拡大する
商品への率直な感想や口コミなどの第三者の発信を利用しない手はありません。
InstagramではUGC(ユーザーが作成したコンテンツ)を積極的に活用することで、投稿を作成したユーザーのフォロワーに認知の輪を広げられます。
たとえば、ユーザーからのUGCのみを集めたGoProジャパンのアカウントは以下のようになっています。
またプレゼント企画を実施することで、ユーザーとの交流の機会も増やせるでしょう。
しかし、ユーザーにクーポンやプレゼントをお届けする際に発生する手作業を全て自動化できたら、作業効率が一気に向上しますよね。
さらにプレゼントと一緒にアンケートを送り、その返答を自動集計して管理もできたら、Instagram運用の大幅な効率化が図れるでしょう。
プレゼント企画についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
弊社が提供するエルグラムには、ユーザーからのコメントやDMに自動で返信する機能など、Instagram運用をお助けする機能が充実しています。
Instagramのタスクを減らして効率的な運用を目指す方は、ぜひ弊社の無料自動返信ツール「エルグラム」の導入をご検討ください。
詳細は、以下のボタンからLINEの友だち登録を行なっていただくと確認できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
ショップ開設の条件
ショッピング機能を利用するには、以下の条件をクリアしなければなりません。
- ショッピングを利用できる国にビジネスの拠点がある
- 販売契約とコマースポリシーを遵守
- Instagramの審査を通過
- Instagramのショップで販売が可能な商品を扱う
Instagramの物販では、経口サプリメントや動物、無形の商材は販売できませんので、注意が必要です。
Instagramのショッピング機能についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
インスタと連携して物販を成功させよう
Instagramは、物販と相性のいいSNSだとお分かりいただけたでしょう。
購買意欲の高いターゲットユーザーをInstagram上で集め、信頼度を高めたうえで、連携先のECサイトやネットショップに誘導する、一連の仕組みの構築が重要です。
もしInstagramでの物販に興味を持たれたなら、まずはFacebookの設定やネットショップの開設から始めてはいかがでしょうか。
見込み顧客を逃さないために、活用したいツール
インスタライブで販売をする際、視聴者の購買欲が絶頂のときに、すかさず購入をアシストしたいですよね。
弊社が開発したエルグラムなら
- ライブ配信中に、指定のワードをコメントしてくれた人に、自動でクーポンや商品のURLをDMを送信が可能
- ライブ中に大量のコメントが来ても、手間なく返信が可能
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