Instagram運用においてリール動画は、フォロワー外のユーザーにも届きやすく、新規顧客の獲得やブランド認知の向上に役立つ機能です。高い拡散力を持つ一方で、効果的な仕組みや活用方法を理解できていない方も少なくありません。
そこで、この記事ではInstagramのリールに関して、大きく以下の3つのテーマについて解説します。
- リール機能の基本とストーリーズ/ハイライトとの違い
- 企業がリールを活用するメリットとバズらせるためのポイント
- リール動画の具体的な作り方と過去動画の探し方
Instagramのリールを最大限に活用し、アカウントの成長につなげたい方は、ぜひ参考にしてください。
インスタのリールとは?

Instagramのリールとは、音楽やエフェクト、テキストを組み合わせて短尺動画を作成し投稿できる機能で、手軽に編集して共有できる点が特徴です。
発見タブやリール専用タブに表示されるためフォロワー外にも届きやすく、運用次第で認知拡大やフォロワー増加にもつながります。
インスタのリールの制限時間
Instagramのリールは多様な動画を投稿できますが、投稿できる長さには上限があります。
2025年11月時点では最大3分(180秒)まで対応しており、この範囲であればリールとして公開可能です。
インスタのリールの制限時間、反響を得やすい時間帯などを以下で詳しく解説しています。
リールとストーリーズとの違い
Instagramにおいて動画を投稿できるのはリールだけではありません。ストーリーズにも動画はアップ可能です。リールとストーリーズでは以下の点が異なります。
| 項目 | リール | ストーリーズ |
|---|---|---|
| 表示時間 | 削除しない限りプロフィールに残り続ける | 投稿から24時間で自動的に消滅する |
| 表示される相手 | フォロワー以外にも広範囲に拡散される(発見タブ、リール専用タブ) | 基本的にフォロワーがメイン(非フォロワーへのリーチは限定的) |
| 主な目的 | 認知拡大、新規フォロワー獲得、エンゲージメント獲得 | 日常の共有、リアルタイムの情報発信、親しいフォロワーとの交流 |
リールとハイライトとの違い
リールと混同されやすい機能として、ストーリーズの他にハイライトがよく挙げられます。
ハイライトは本来24時間で消えるストーリーをプロフィール上に残せるもので、ユーザーが過去の投稿をテーマごとに整理し、いつでも閲覧できるようにアーカイブできる仕組みです。
つまり、ハイライトはストーリーズを保存して見返せる場所であり、リールそのものを保存するための機能ではありません。
インスタのリール動画の作り方

リールの作り方は次のようなステップで進めていきましょう。
- アプリの【+】マークを選択する
- 音源・エフェクトを選択して撮影する
- 動画を編集する
- サムネイルとキャプションを設定して投稿する
ステップ1. アプリの【+】マークを選択する
リールを作る際、最初にアプリの【+】マークを選択します。

【+】マークを押すと、リールとして投稿する動画を選択する画面に遷移するので、投稿予定のファイルを選択しましょう。

なお、リール用に新たに撮影する場合はカメラのアイコンを選択します。
ステップ2. 音源・エフェクトを選択して撮影する
リール作成画面に切り替わったら、左側のツールバーを使って動画の設定を行います。以下のような手順で音源、エフェクトを選択しましょう。
- 音源を事前に選択:画面上部または左側にある音符アイコンをタップし、トレンドの楽曲やBGMを選択

- エフェクト(フィルター)を選択:顔の加工や視覚効果を加えたい場合は、エフェクトアイコンから好みのエフェクトを選択

- 撮影を開始する:中央下部のシャッターボタンを押して動画の撮影を開始

ステップ3. 動画を編集する
撮影またはアップロードが終わったら、スタンプやテキスト、BGM調整、カット編集などの機能を使い、動画に装飾を加えて仕上げていきます。

各要素を工夫しながら編集することで、より魅力的なリールへと整えられます。
ステップ4. サムネイルとキャプションを設定して投稿する
動画編集が完了したら、公開設定を行います。具体的には以下のような手順で進めていきましょう。
- キャプションを設定:動画の内容や、重要なハッシュタグ(例: #リール動画)を記述
- サムネイルを設定:動画の中から最も魅力的なシーンを選んだり、カメラロールから画像を選んでアップロードしたりして、サムネイルを設定
- 【シェア】を押し動画をアップする:すべての設定を確認し、画面下の【シェア】ボタンをタップして動画を公開し、アップロードを完了
企業がリールを活用するメリット

企業がリールを活用するメリットは主に次のとおりです。
- フォロワー外へのリーチ拡大で新規顧客獲得
- ブランド世界観・商品価値の短時間訴求
- 採用・ブランディングにも有効
1.フォロワー外へのリーチ拡大で新規顧客獲得
リールはInstagramのアルゴリズムによってフォロワー外にも表示されやすく、発見タブやリール専用タブ経由で企業のターゲット層に届きやすい仕組みです。
そのため、今まで接点のなかったユーザーへ認知を広げるきっかけになり、新規層への到達が期待できます。
商品やサービスの魅力を短い動画で視覚的に伝えれば興味を引きやすく、フォロワー獲得や潜在顧客の開拓にもつながります。
2.ブランド世界観・商品価値の短時間訴求
リールは短い尺でも音楽や動き、テキストを組み合わせられるため、企業のトーンに合わせた演出がしやすく、数秒でブランドの世界観や商品価値を伝えられます。
静止画より印象に残りやすく、「ブランド体験」を届けるPR手法としても効果的です。
3.採用・ブランディングにも有効
リールは商品紹介だけでなく、企業の内側を発信する手段としても役立ちます。オフィスの様子やスタッフの働き方、チームの空気感を動画で伝えることで、企業文化や理念をよりリアルに届けられるためです。
採用シーンで魅力を示す場面や、ブランドへの好意を育てるインナー・アウターブランディングでも効果を発揮します。
インスタのリールをバズらせるためのポイント

Instagramのリールを投稿する際は、より多くのユーザーに届く動画づくりを意識することが大切です。リールをバズらせるためには、以下のようなポイントを押さえておきましょう。
- 冒頭に注力する
- トレンドの音源を使用する
- カレンダーで継続投稿を心がける
1. 冒頭に注力する
ユーザーはリール動画をスワイプする際、冒頭数秒で視聴継続を判断するため、最初の印象が弱いとすぐに離脱されてしまいます。離脱を防ぐためには、冒頭について以下の点を意識すると効果的です。
- 興味を引く映像や結論を最初に置き、強いアイキャッチで注意を引く
- 音声なし視聴にも対応できるよう、字幕を付けて内容を理解しやすくする
このように導入で惹きつけられる構成にすると、視聴継続率の向上が期待できます。
2. トレンドの音源を使用する
リールで使用する楽曲は、流行の音源を取り入れると視聴者の注意を引きやすく、視聴の継続やエンゲージメント向上のきっかけになります。
ただし、音源の活用だけでアルゴリズムが優先的に評価するわけではなく、最終的な判断はコンテンツの質と得られた反応に左右される点は押さえておきたいところです。
企業アカウントであれば、トレンド音源を選ぶ際にブランドイメージや商品紹介のトーンとも調和させる必要があります。適切に活用できればアルゴリズムから高評価を得やすくなり、フォロワー外へのリーチ拡大にもつながる可能性があります。
3. カレンダーで継続投稿を心がける
リール動画は継続的に投稿することでアルゴリズムから評価されやすく、更新が止まると「非アクティブ」と判断され優遇されにくくなります。
効果的な運用のために、カレンダーやスケジュール管理ツールで投稿予定を組み込み、質の高いリールを安定して発信できる体制を整えておきましょう。
インスタリールの履歴をもう一度見たいと思った場合の対処法

過去に見たリールをもう一度見たいと思った場合、以下のような方法で対処しましょう。
- 「いいね」や「シェア」のアクティビティから探す該当のリールを検索から探す
- リールで使用されていた音源から探す
- リールで使用されていたハッシュタグをきっかけに探す
ただし、リールは数多く投稿されるため検索や音源・ハッシュタグからの逆引きから探すのは非常に困難であるため、基本的には「「いいね」や「シェア」のアクティビティから探す」方法が一般的であることを理解しておきましょう。
「いいね」や「シェア」のアクティビティから探すのが一般的
過去にそのリール動画に対して「いいね!」や「保存」、「シェア(DM送信)」などのアクションを取っている場合、アクティビティとして記録されています。
以下のような方法でアクティビティを確認しましょう。
- プロフィール画面右上の【≡】をタップ
- 【アクティビティ】を選択

- 任意のアクティビティからリールに関する情報を探す

該当のリールを検索から探す
動画の内容を覚えている場合は、Instagramの検索欄(虫眼鏡アイコン)にキーワードを入れて探しましょう。
検索欄にもう一度見たいと思った動画の内容に関連するキーワード、例えば「猫 おもしろ」「簡単 レシピ」「旅行 絶景」などを入力して検索してみると探しているリールを見つけられるかもしれません。
リールで使用されていた音源から探す
リール動画では音源(BGM)を使用するのが一般的です。もし音源の一部を覚えていれば、それを手がかりに探すこともできます。
Instagramアプリの検索欄(虫眼鏡アイコン)に、曲名やアーティスト名を入力して検索してみましょう。
- 検索結果から【音源】タブを選択
- 目的の音源が見つかったら、音源ページを開く
- 音源を使用しているリール動画が表示されるため、目当てのリールを探す
リールで使用されていたハッシュタグをきっかけに探す
リールに付けられていたハッシュタグを覚えている場合は、検索の手がかりとして活用できます。探すときは次のような流れで試してみてください。
- Instagramの検索欄に覚えているハッシュタグ(例:#vlog #ダイエットレシピ)を入力
- 表示された結果から【リール】または【ハッシュタグ】タブを選択
該当ハッシュタグが付いた投稿一覧の中から目的の動画を見つけられる可能性があります。
リールを活用して新たな顧客獲得につなげよう
Instagram運用においてリールはフォロワー外にも届きやすく、新規顧客獲得や認知拡大に役立つ手段です。企業のブランディングにも向いており、拡散力の高さを活かすことで効果的に認知を広げられます。
この記事の要点は以下の5つです。
- リールはフォロワー外にも届きやすい短尺動画機能で、認知拡大が主な目的
- リールはプロフィールに残り拡散力が高いのに対し、ストーリーズは24時間で消えフォロワー内交流がメイン
- 企業が取り組むこと新規顧客獲得、ブランド価値の短時間訴求、採用・ブランディングに有効
- 冒頭への注力、トレンド音源の活用、継続的な投稿頻度を確保することが重要
- 「いいね!」や音源、ハッシュタグから逆引きでリールを探せる
リールは商品やサービスの魅力を短時間で伝えられるPR手法として有効です。今回紹介した作り方や伸ばすコツを踏まえ、新しい層へのリーチ拡大を目指しましょう。
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