「Instagram広告を出す場所は、フィードやストーリーズとか、一つに絞った方がいいの?」
「Instagram広告は、出せる場所に全部だしておいてもいいの?」
「10種類以上もある広告のクリエイティブ、どう使い分けしよう?」
これからInstagramで広告を配信する方の中には、どう始めたらよいのかわからないという方もいらっしゃることでしょう。
Instagram広告は綿密に戦略を立てることも可能ですが、実はポイントをおさえておけば、時間をかけずとも成果につながる配信も可能です。
そこでこの記事では、Instagram広告の初心者や、まだ出稿に自信を持てない方向けに、最低限おさえておきたいことをお伝えします。
弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。
インスタ広告の特徴
Instagram広告には、以下のような特徴があります。
- 精度の高いターゲティングができる
Meta社傘下のサービスであるInstagramは、実名情報をもとに精度の高いターゲティングが可能です。
Instagram広告は、年齢や性別、居住地などの基本的な情報から、ユーザーの興味関心に応じて、広告を配信できます。
- 低予算で広告配信できる
最低の出稿金額は1日あたり100円台です。
ターゲティング精度も高いので、費用対効果も見込めるでしょう。
- 目的に応じてさまざまな形式の広告を配信できる
画像・動画広告、ストーリーズ広告、ショッピング広告など、10種類以上の配信形式から、広告の目的に合わせて作成・配信できます。
- インスタの広告体験は不満になりにくい
「好きなものに関する情報を知りたい」というのは、Instagramユーザーの傾向です。
Instagram マーケティング JPの調査では動画視聴者の60%以上が、動画と動画の間に表示される広告に対して「広告を楽しんでいる、気にしない」と回答しています。
5種類の配信場所にそれぞれに適した広告内容は?
Instagram広告は、配信面の選択が非常に重要です。
コンテンツによっては、効果の出にくい配信場所もあるため、配信場所の特徴を理解しておきましょう。
①フィード:商品・サービスの認知度向上や拡散に最適
Instagramを開くと最初に表示され、Instagramユーザーの多くが閲覧するフィード。
これらの条件から、最も多くのリーチ数が期待できます。
フィードでは一般の投稿(オーガニック投稿)の間に、広告が表示されるため、広告色の少ない自然な広告が好まれます。
ただし、投稿に埋もれてしまわないよう、一目で訴求内容が伝わる工夫も必要です。
②ストーリーズ:限定性やリアルタイム感を演出し、購入意欲を向上
日本のユーザー70%以上はストーリーズを利用しているという調査結果から、ストーリーズでの広告も有効な広告手段といえるでしょう。
スマホの全画面を広告として利用できるので、没入感がありユーザーにインパクトを与えやすいのが特徴です。
また、ストーリーズは24時間で消えてしまうため、限定的な内容やリアルタイム性のある広告に向いています。
③発見タブ:関連性のあるユーザーに発見してもらう場所
発見タブは、ユーザーの過去のアクションをもとに、インスタ側が表示する投稿を決めています。
自社の商品やサービスと関連性のある、フォロワーでない人にもリーチができるので、フォローや後の購入にもつながる可能性が高いです。
そのため、アカウントの認知度拡大や流入、売上向上が期待できます。
④リール:エンタメ性の高い動画で、出会えていないユーザーにリーチ
リール広告はオーガニック投稿の間に、全画面で表示されます。
リールの場合、24時間たっても消えません。
冒頭にインパクトがあり、ユーザーにとって魅力的で没入感のある広告をリールで発信できれば、発見タブにも表示されてリーチ数も増加します。そうなると、新規フォロワー増加の確率もグンと高まるでしょう。
インスタ広告のやり方
Instagram広告の配信方法を2種類紹介します。
広告配信するには、プロアカウントに設定しておく必要がありますのでご注意ください。
プロアカウント(ビジネスアカウント)の作成方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
過去の投稿を広告に利用する方法(スマホを利用)
過去の人気のある投稿や、広告に適した投稿を手軽に広告に利用できます。設定方法は以下の通りです。
- 該当する投稿の右下にある「投稿を宣伝」をタップ
- 目標を1つ選択し「次へ」をタップ
- 投稿を届けたいユーザー層を設定し「次へ」をタップ
- 「特別な要件」では「信用」「雇用」「住宅」「社会問題・選挙・政治関連」の4つのカテゴリーがある。
- 「カスタムオーディエンス」では「地域」「興味・関心」「年齢・性別」の3つのカテゴリーを設定が可能。
- クレジットカード、デビットカード、またはPayPalから支払い情報を登録して、広告の内容を確認し、「投稿を宣伝」をタップ
広告センターから出稿する方法(PCを利用)
広告センターから広告を出稿すると広告用に作成したクリエイティブを配信できます。
この場合、Facebookアカウントとの連携が必要です。
連携方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
広告センターから出稿する方法を順に見ていきましょう。
- 「広告」から「広告を設定」をクリック
- 「目的」を選択
- 画面左側では画像または動画、テキスト、CTAボタン、URLの編集が可能
画面右側にはプレビュー、推定リーチ数、支払いの概要が表示
- 下にスクロールすると「オーディエンス編集」で直接ターゲットを設定が可能
- 「詳細ターゲット設定」で利用者層、興味・関心、行動を設定可能
- さらにスクロールすると掲載開始日と期間、予算、広告を表示するSNSツール、支払い方法を入力し「今すぐ宣伝」をクリック
広告は運用開始される前にMeta社の審査があり、通常24時間以内に審査は完了します。
余裕を持ったスケジュールで運用しましょう。
広告運用に慣れてきたら、Facebookの広告マネージャを使用しての配信がおすすめです。
自社データを活用できたり、既に成果の出ているユーザーに類似したユーザーをターゲティングできたりと、さらに細かい設定ができます。
近年多くのインフルエンサーや企業が、Instagramを利用して宣伝や集客を行っています。しかしInstagramで宣伝や集客を行うと、ユーザーからの質問への返信などのタスクに追われてしまうことも多いです。
弊社が提供するエルグラムには、ユーザーからのコメントやDMに自動で返信する機能など、Instagram運用をお助けする機能が充実しています。
Instagramのタスクを減らして効率的な運用を目指す方は、ぜひ弊社の無料自動返信ツール「エルグラム」の導入をご検討ください。
詳細は、以下のボタンからLINEの友だち登録を行なっていただくと確認できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
インスタ広告でかかる費用は?
Instagram広告にかかる費用は、広告の目的を選択する際に自動的に選ばれる課金方法で決まります。
それぞれの課金方法を以下の表で確認してみてください。
CPM方式 | 広告が1,000回表示されるたびに課金1,000回表示された場合、相場は200円〜1,000円 |
CPC方式 | 広告がクリックされるたびに課金1クリックあたり、40〜100円が相場 |
CPI方式 | アプリのダウンロード数に応じて課金1インストールあたり、100円〜200円が相場 |
CPV方式 | 広告が10秒以上、または最後まで視聴がされたら課金1再生あたり、4〜7円が相場 |
インスタ広告で成果を出すためには?
Instagram広告で成果を出すためのコツを2つお伝えします。
- ターゲットを絞り込みすぎない
ターゲットを絞り込みすぎると、リーチ数が減り成果を達成しにくくなる上に、クリック単価・顧客単価の高騰にもつながりかねません。
- CTAを明確にする
CTA(call to action)とは、ユーザーに取ってもらいたい具体的な行動に誘導することです。
CTAを適切に設定することは成果に直結します。
広告センターから配信する場合「詳しくはこちら」「申し込む」「登録する」のように、行動の選択が可能です。
インスタ広告を使ってターゲットを集めよう
Instagram広告は、一般的な広告に比べると低コストにもかかわらず、ターゲットの精度を高く始められます。
10種類以上の広告配信の形式と、5つの場所に配信ができることから、配信を重ねることでより自社の目的に沿った運用がわかってくるはずです。
まずは、広告の目的を明確にし、条件設定をして広告を配信してみましょう。
広告で集客した顧客を簡単に管理する方法
もしInstagramの顧客情報の管理体制が整っていなければ、必要な情報の取得や情報チェックを手作業で行わなければならなくなるので、相当な業務量になることでしょう。そのうえ、ミスも発生しかねません。
だからこそ、早い段階からシステムを導入し、大切な顧客情報を管理しておくことをおすすめします。
エルグラムでは、タグで顧客管理できるので、必要な情報の抽出や検索に時間を費やしません。
さらに通常なら月額数万円かかるようなメッセージに対する自動応答機能が、エルグラムなら無料で利用できます。
エルグラムの詳しい情報は以下のページからすぐに確認できるので、ぜひチェックしてみてください。