Instagram運用をしている方の中には、「セキュリティ対策って何をすればいいの?」「今のセキュリティ対策で十分なのか不安」といった悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。
簡単にさまざまな情報を発信できるInstagramを利用するからには、企業の大切な情報を守るためのセキュリティ対策が欠かせません。
今回は、企業が行うべきInstagramのセキュリティ対策を徹底解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。
インスタでセキュリティ設定が重要な理由
企業がInstagramアカウントを解説して運用していく場合、セキュリティ対策が必須です。
セキュリティ対策を怠った場合、以下のようなリスクが考えられます。
- Instagramアカウントが乗っ取られる
- 情報漏洩
Instagramに限った話ではありませんが、企業でSNSを運用していく上では乗っ取り被害や情報漏洩のリスクを常に考えなければいけません。
Instagramが乗っ取られると、第三者が自由に企業アカウントで発信できる状態になってしまいます。
企業アカウントで不適切な発信をされてしまったり、虚偽の投稿をされてしまったりすると、企業のイメージダウンや信頼性を損なうことにもつながるでしょう。
また、重大なリスクとしては情報漏洩の可能性も考えられます。
Instagramの簡単に発信できるという特性上、解禁前の情報を発信してしまったり、社外の人に伝えてはいけないことを発信してしまったりするリスクも考慮しておかなければなりません。
このほかにも、発信内容が不適切で炎上してしまうことや、社員がプライベートアカウントと間違えて発信してしまうなど、Instagram運用にはさまざまなリスクが潜んでいます。
企業のイメージを損なわないためにも、セキュリティ対策によってリスク管理しながらInstagram運用を行っていくことが重要です。
Instagram運用の中で取得した顧客情報は、大切に保護するべき機密情報です。
弊社が提供する自動化ツール「エルグラム」の顧客管理機能では、ユーザーの氏名や電話番号などの情報が管理できます。
エルグラムがお預かりした顧客情報は、厳格な管理体制の下、安全に守られています。
安全に顧客管理が行えるほか、コメントやDMへの自動返信などInstagram運用を助ける機能も充実していますので、Instagram運用の手間を減らしたい方は、ぜひ導入を検討してみてください。
エルグラムについての詳細は、以下のボタンからLINEの友だち登録を行なっていただくと確認できます。
企業がインスタで行うべきセキュリティ対策
企業ができるだけ安全にInstagram運用を行っていくためには、セキュリティ対策に力を入れることが重要です。
ここでは、Instagram運用の際に企業が行うべきセキュリティ対策を8つ紹介します。
セキュリティに不安を感じている方やさらに力を入れたい方など、企業でInstagram運用を行っている方はぜひ確認しておきましょう。
①パスワード管理の徹底
パスワード管理の徹底は、Instagramに限らずセキュリティ対策の基本です。
企業アカウントのIDとパスワードを第三者に知られてしまうと、簡単にアカウントの乗っ取りができてしまうためです。
企業アカウントを社内の複数人で管理することも多いですが、無関係の第三者にIDやパスワードが漏れてしまわないよう、徹底的に管理するようにしてください。
端末にIDやパスワードを保存すると簡単にログインできて便利ですが、その端末を持って外出し、端末の紛失や盗難などが発生した場合、アカウントが乗っ取られるリスクが非常に高いです。
社内でIDやパスワードの保管方法を徹底することはもちろん、社員にもパスワード情報を他人に漏らさないことや端末に保存しないことを徹底させましょう。
また、InstagramのIDとパスワードを他のSNSなどと同じものに設定している場合、乗っ取りのリスクが上がってしまいます。
パスワードは他のSNSとは併用せず、Instagramだけのものを使用するようにしてください。
この際、「0000」などのパスワードや企業名だけのIDなど、推測されやすいものや単純なものは避けて、英数字や記号を混ぜて作った複雑なものを使用すると、より安全なセキュリティ対策になります。
②二段階認証を有効にする
Instagramの二段階認証とは、認識されていないデバイスからアカウントにログインしようとした場合に、コードを要求してアカウントを保護できる機能のことです。
IDやパスワードが第三者に漏れたり予測されたりした場合でも、外部デバイスからログインするとコードを要求されるため、認証コードがなければログインできません。
そのため、二段階認証を設定しておくことで、セキュリティの強度を大幅に上げられます。
二段階認証の認証コードは、SMS(事前に登録してある電話番号宛てに送られてくるメッセージ)に記載されています。
ログインした覚えがないのにコードが送られてくる場合は、第三者がログインしようとしている可能性も考えられるので、パスワード変更などの対応をしましょう。
特別な異変がない時でも、定期的にパスワードを変更しておくとセキュリティの強度が上がります。
③セキュリティアプリを導入する
Instagram運用においては、デバイスがウイルスに感染したり、SNS上のURLがウイルスの感染経路となったりするリスクが考えられます。
ウイルスに感染すると、Instagramが使えなくなったりデバイス内の情報が漏れてしまったりする可能性もあるので危険です。
InstagramをはじめとするSNSでは、悪意のある人がウイルスに感染させるようなURLを載せていたり、クリックしたくなるような文言に危険なURLを記載していたりすることもあります。
このような悪質な罠から自社アカウントを守るために有効なのが、セキュリティアプリの導入です。
セキュリティアプリをあらかじめ導入しておくと、危険なURLへの警告を表示してくれたり、そもそもタイムラインに表示されないようにしてくれたりと、リスクを軽減してくれるでしょう。
ウイルスに感染する前からリスクを最小限に抑えるためにも、企業で使用するデバイスにはセキュリティアプリの導入をおすすめします。
Instagramまでカバーするためには、SNSに対応しているセキュリティアプリを導入することがポイントです。
④セキュリティガイドラインを策定する
Instagramで発信していくにあたって、投稿内容ひとつで解禁前の情報が漏れてしまったり炎上してしまったりする可能性があります。
投稿を複数の社員で協力して行うことも多いので、社内でInstagramに関するセキュリティガイドラインを策定し、社員に共有することが有効です。
パスワードの管理方法やデバイスにパスワードを保存しないこと、発信してはいけない内容などを定めて、社内の共通認識にしましょう。
一度セキュリティガイドラインを作っておけば、ガイドラインに従ってInstagram運用を行っていけばいいため、SNS担当者が変わった際の引き継ぎなどもスムーズです。
また、企業アカウントにおけるルールを決めることはもちろん、社員のプライベートアカウントでも「業務内容や社内情報は発信してはいけない」といった内容もセキュリティガイドラインの中で定めておくことをおすすめします。
⑤投稿前のチェックを厳重に行う
Instagramの投稿内容次第で、解禁前の情報を漏らしてしまったり不適切な内容によって炎上してしまったりするリスクがあります。
このようなリスクをできるだけ減らすためにも、投稿前のチェックは厳重に行いましょう。
投稿前のチェックは、投稿を作成した人とは別の人が行うことで、二重チェックを行えてより安心です。
投稿作成に関与していない第三者が、発信してはいけない情報が含まれていないか、不適切な内容や炎上しそうな内容になっていないかなどをチェックしましょう。
デジタルタトゥーとも表現されるように、一度Instagramに投稿してしまった内容は、編集したり削除したりしても、ネット上から完全に消すことは難しいのです。
不適切な内容の投稿が拡散されてしまえば、企業のイメージダウンにつながりかねません。
解禁前の情報が記載されていても、二重チェックを行えば防げる可能性が高まるため、投稿前に厳重なチェックを行うことをおすすめします。
⑥ストーリーズの制限
ストーリーズでは、閲覧できる人を制限できます。
ストーリーズを閲覧されたくないアカウントがある場合は、事前に非表示設定を行っておきましょう。
非表示設定を行っておけば、発信したすべてのストーリーズがそのアカウントには表示されなくなります。
非表示設定のほかにも、「親しい友達」という機能の活用も有効です。
親しい友達機能を活用してストーリーズを発信すれば、あらかじめ親しい友達に追加しておいたアカウントに対してのみストーリーズを公開できます。
企業アカウントにおいては、一部のアカウントに親しい友達機能を使って特別な情報を配信する方法が有効です。
親しい友達機能を使ってストーリーズを発信すると、ユーザーからも「親しい友達に追加された」ということがわかります。
一部ユーザーに特別感を与えられるため、ビジネス面でもメリットが得られるでしょう。
ストーリーズの親しい友達機能については、詳しく解説したこちらの記事も参考にしてください。
⑦位置情報をオフにする
Instagramでは、投稿にスポット情報(位置情報)を付けられます。
アプリで位置情報の使用を許可している場合、投稿にスポット情報を登録すれば店舗などの位置情報が投稿からすぐ分かるようになるので、店舗型の企業の場合にはどんどん使っていきたい機能です。
一方で、店舗型ではない場合には、誤操作で自宅付近の位置情報を付けて発信してしまうなどのリスクが考えられます。
非店舗型の企業など、位置情報を使用する予定のないアカウントでは、このような誤操作による情報漏洩を予防するために、あらかじめアプリの位置情報を許可しない設定にしておくとセキュリティの強度を上げられます。
ただ企業の形態によっては位置情報は非常に便利な機能なので、店舗型の企業などは誤操作に気をつけながらどんどん活用していきましょう。
Instagramの位置情報を活用するメリットについては、こちらの記事も参考にしてください。
⑧アカウントを非公開にする
Instagramではアカウントを非公開にできます。
非公開にしたアカウントは「鍵アカウント」とも呼ばれていて、プライベートアカウントで使用している方も多いのではないでしょうか。
アカウントを非公開にすると、フォローリクエストに対して許可したアカウントにしか投稿が表示されません。
承認したアカウント以外は投稿を閲覧できなくなるため、プライベートアカウントでは非常に有効なセキュリティ対策です。
しかし企業アカウントは、
- 宣伝や認知度アップのためにInstagramを運用している
- インサイトや広告を活用するためにビジネスアカウントである
ことがほとんどなので、基本的にアカウントの非公開は難しいでしょう。
そのため企業アカウントにおいては、投稿が炎上してしまった際などの最終手段として、アカウントを非公開にできるということを覚えておいてください。
Instagramアカウントの公開設定は、いつでも変更可能です。
一度非公開にしたアカウントを再び公開することもできるため、アカウントを削除する前にひとまず非公開にする手段を知っておくと、過去の投稿やフォロワーを残しておけるメリットがあります。
セキュリティ対策をしっかり行ってアカウントを守ろう
今回は、企業のInstagram運用においてやっておくべきセキュリティ対策を、8つのポイントから紹介しました。
Instagramは企業にとっても便利なSNSで、多くの企業が公式アカウントを持っています。
しかし公式アカウントは、その企業の信頼性やブランドイメージを左右するため、慎重に運用していくことが重要です。
InstagramをはじめとするSNSは、乗っ取り被害や情報漏洩などのリスクを少なからず抱えています。
少しでもリスクを減らしてInstagram運用を行うためにも、セキュリティ対策を万全に行いましょう。
DMや顧客管理はエルグラムにお任せ
Instagram運用をしてく中で獲得したフォロワーの顧客情報は、企業にとって重要なものです。
顧客情報の管理を手軽に行いたいものの、外部ツールはセキュリティ面が心配だとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、弊社が提供するInstagram自動化ツール「エルグラム」です。
エルグラムは厳格なデータ管理を行っているため顧客情報の管理も安心。
加えて、ユーザーの氏名や電話番号などを管理する顧客管理機能、コメントやDMへの自動応答など、企業のInstagram運用を助ける機能が充実しています。
さらにエルグラムでは、以下のようなタスクの自動化が可能です。
- コメントへの自動応答
- DMへの自動応答
- アンケートフォームの作成
- 顧客管理
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