インスタDMの送り方や注意点、ビジネス向けの活用方法を徹底解説

機能活用法
機能活用法

Instagramには、一対一でメッセージのやりとりができる「DM(ダイレクトメッセージ)」機能があります。

DMを活用することで、Instagram運用にさまざまなメリットをもたらすことが可能ですが、多くの企業は投稿やフォロワーを増やす活動に注力するものの、DMに関しては効果的に活用できていないケースが少なくありません。

この記事では、InstagramのDM機能をビジネスでどのように活用できるのか、詳しく解説します。また、DMを利用する際の注意点についても触れているので、DMの活用を検討している方はぜひ参考にしてください。


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インスタDM機能とは?

InstagramのDM機能(ダイレクトメッセージ)とは、他のユーザーに閲覧されることなく一対一でメッセージをやりとりできる機能です。

また、電話番号などの連絡先を知らなくても、Instagram上で相手ユーザーと直接メッセージを送受信できます。フォローしているかどうかに関わらずメッセージのやりとりは可能ですが、フォロワー以外のユーザーにDMを送る場合は「リクエスト」という形で相手ユーザーに通知が届きます。このリクエストを相手が承認することで、メッセージの閲覧ややりとりが可能になります。

コメント機能との違いは?

フィード投稿のコメントでもメッセージのやりとりは可能ですが、コメントとDMの大きな違いは「他のユーザーに閲覧されるかどうか」という点です。

フィード投稿へのコメントは誰でも閲覧できますが、DMでのやりとりは、自分と相手だけが閲覧できる非公開のメッセージとなります。

また、DMには相手がメッセージを読んだことを示す既読マークが付く機能もあり、これらの点からもInstagramのDMはLINEに近い特徴を持つことが分かります。

多数のユーザーに見られたくないやりとりはDMを活用し、投稿への感想や多くのユーザーと共有したい内容はコメント機能を利用すると良いでしょう。

インスタDMの送信方法

InstagramのDMは、以下の4つの方法で送信できます。

  1. ホーム画面から送信
  2. プロフィール画面から送信
  3. フィード投稿から送信
  4. ストーリーズから送信

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.ホーム画面から送信

ホーム画面からは、ホーム画面右上の吹き出しマークをタップすることでDM画面に移動できます。

すでにDMのやりとりがあるユーザーには、過去のメッセージ画面から簡単に送信できます。

新しいユーザーとやりとりを始める場合は、DM画面右上の「作成」アイコンをタップし、宛先にユーザーネームを入力してアカウントを検索してください。

DMを送信したいアカウントが表示されたら、それをタップすると個別メッセージの画面に移動します。

2.プロフィール画面から送信

相手のプロフィール画面を開いている場合は、プロフィール内の「メッセージ」タブからDMを送信できます。

3.フィード投稿から送信

フィード投稿画面で紙飛行機マークをタップし、検索バーからユーザーを検索するとDMを送信できます。

4.ストーリーズから送信

ストーリーズ画面では、画面下部の「メッセージを送信」タブにメッセージを入力して送信すると、自動的にアカウント主のDMにメッセージが届きます。

ただし、この手順で送信したDMは、「ストーリーズに返信しました」と表示される点に注意が必要です。

インスタDMで使える基本機能

InstagramのDMでは、以下のような機能が使えます。

  • 写真や動画の送信
  • GIFスタンプの送信
  • 引用返信
  • いいねなどのリアクション
  • グループチャット
  • 投稿やストーリーズのシェア

それぞれの機能の使い方について、詳しくご紹介します。

写真や動画の送信

InstagramのDMでは、写真や動画も送信できます。

フィード投稿やストーリーズとは異なり、DMで送信した画像や動画は他のユーザーに公開されることはありません。

端末に保存されている写真や動画を送信する場合は、DM画面で写真マークをタップし、端末内の画像や動画を選択してください。

DMから送信した写真や動画に関して、相手側は自由に保存ができます。

また、InstagramのDMには「消える写真・消える動画」機能もあります。

このモードでは、送信した写真や動画が回数制限付きで閲覧可能になり、相手は1回または2回まで閲覧できます。

消えるモードで写真や動画を送信する場合は、DM画面のカメラマークをタップし、カメラモード画面の左下にある写真マークを選択してください。

端末内に保存されている写真や動画を選び、「リプレイを許可」をタップして表示回数を設定します。

「1回表示」を選ぶと相手は1回のみ閲覧可能で、「リプレイを許可」を選ぶと2回まで閲覧できます。

「チャットに保存」を選択すると、回数制限のない通常モードで送信することが可能です。

消えるモードで送信した写真や動画は、表示回数に達するとDMから自動的に消え、二度と閲覧できなくなります。

通常モードとは異なり、自由に保存することもできないため、残したくない写真や動画を送る際に便利です。

GIFスタンプの送信

InstagramのDMで送信できるGIFスタンプとは、動きのあるスタンプのことです。
可愛らしいものから面白いものまで種類も豊富にあり、Instagram内で検索するだけで手軽に送信できます。保存して用意する手間がかからない点も魅力です。

送信方法は、DM画面のスタンプマークをタップし、送信したいスタンプを選ぶだけです。

画面上部にある検索欄に送りたいスタンプのキーワードを入力すると、そのキーワードに沿ったスタンプが表示されます。

引用返信

引用返信とは、相手のメッセージを引用して返信できる機能です。

多数のメッセージが届いた場合でも、どのメッセージに対する返信かを明確にできる点がメリットです。

引用返信は、引用したいメッセージを右にスライドするだけで簡単に行えます。

右にスライドすると「〇〇に返信」と表示され、引用返信モードに切り替わります。

そのままメッセージを入力して送信すれば完了です。

「いいね」などのリアクション

InstagramのDMでは、送られてきたメッセージに「いいね」などのリアクションを送ることができます。

返信するほどではないメッセージや、多くのDMにすべて返信するのが難しい場合に便利です。

ハートマークで「いいね」を付ける場合は、対象のメッセージをダブルタップするだけで完了します。

ハートマーク以外のリアクションを送ることもできます。

メッセージを長押しすると、送信可能な絵文字が表示されるので、顔文字など好きな絵文字を選んで送信してください。

既読を付けるだけよりも丁寧に感じてもらえる上に、「いいね」であればダブルタップで簡単に送れるのでおすすめです。

グループチャット

InstagramのDMは一対一の個別メッセージが基本ですが、実は複数人でやりとりできるグループチャットの作成も可能です。
グループチャットには3〜250人が参加でき、参加メンバー以外にはメッセージが公開されないため、社内の打ち合わせやオンラインサロン、顧客が参加するコミュニティとして活用できます。

グループチャットの作成手順

  1. DMのスレッド一覧画面で、右上の「作成」マークをタップする
  2. 新規メッセージの宛先に、参加させたいアカウントを選ぶ
  3. 全員のアカウントを設定後、右上の「チャット」をタップする
  4. グループ名を決めて入力する
  5. メッセージを送信してチャットを開始する

作成後にも新しいメンバーを追加できますが、グループメンバー全員が新規メンバーを追加できる点には注意しておきましょう。

新規メンバーの追加を制限したい場合は、グループチャットの管理者によって「参加を承認制にする」という設定ができます。
設定は、グループチャット画面上部の「i」マークをタップして行えます。

投稿やストーリーズのシェア

投稿やストーリーズは、DMを使って簡単にシェアできます。
URLをコピーする方法もありますが、DMを活用すればより手軽にシェアできます。

フィード投稿のシェア手順

  1. シェアしたいフィード投稿の紙飛行機マークをタップする
  2. 検索バーに相手のアカウント名を入力して検索する
  3. アカウントを選択し、メッセージを入力して送信する

この手順で、入力したメッセージと一緒にフィード投稿をシェアできます。

ストーリーズのシェア手順

  1. シェアしたいストーリーズの紙飛行機マークをタップする
  2. 検索バーに相手のアカウント名を入力して検索する
  3. アカウントを選択し、メッセージを入力して送信する

フィード投稿とストーリーズのシェア方法はほとんど同じです。ただし、ストーリーズは投稿後24時間が経過すると削除されるため、それに伴いDM内でも閲覧できなくなる点に注意してください。

インスタDMで使える便利機能

InstagramのDMでは、基本的な機能のほかに、知っておくと役立つ以下のような便利機能があります。

  • 送信取り消し
  • スレッドの削除

Instagramの機能を使いこなすためにも、ぜひ使い方をチェックしてください。

送信取り消し

InstagramのDMでは、一度送信したメッセージを取り消すことができます。

送信取り消しを行うと、自分だけでなく相手の画面からもメッセージが消え、閲覧できなくなります。「削除しました」といった通知も残らないため、相手が未読であれば、気づかれずに削除できる点がメリットです。

送信取り消しの手順は簡単です。取り消したいメッセージを長押しし、「送信を取り消す」をタップするだけで完了します。

テキストメッセージだけでなく、画像や動画も取り消し可能です。ただし、一度取り消したメッセージは復元できない点に注意してください。

スレッドの削除

InstagramのDMでは、過去のやりとりが残るスレッドをまるごと削除できます。

スレッドを削除すると、自分のDM画面からやりとりがすべて消えますが、送信取り消しとは異なり、相手のDM画面からはメッセージが消えません。

スレッドが増えて整理が必要なときに便利な機能です。削除しても相手には通知が届かないため、気づかれることはありません。

ただし、一度削除したスレッドは復元できない点に注意してください。

DMを既読を付けずに閲覧する方法はある?

InstagramのDMには、メッセージを閲覧すると既読マークが付く機能があります。
相手がメッセージを読んだかどうか分かる便利な機能ですが、今すぐ返信できない場合は、既読を付けずにメッセージを確認したいこともありますよね。実は、InstagramのDMでは既読を付けずにメッセージを閲覧する方法がいくつかあります。

スレッドリストの画面を確認する

メッセージを開かない限り既読にはなりません。スレッドリストの画面からメッセージの冒頭部分を確認できます。ただし、この方法はメッセージが1件のみ届いている場合に有効で、複数のメッセージが届いた場合や長いメッセージの全文は確認できません。

デバイスの通知から確認する

通知をオンにしている場合、デバイスの通知からDMの内容を確認できます。この方法でも既読は付かないため安心です。ただし、機種によっては複数メッセージが届いた際に全てを確認できない場合があります。

設定を変更する

DMの設定を変更すれば、既読表示を無効化できます。設定方法は以下の通りです。

  1. プロフィール画面の三本線をタップ
  2. 「メッセージとストーリーズへの返信」をタップ
  3. 「開封証明表示」の設定をオフにする

このように状況に応じた方法で既読を付けずにメッセージを確認できます。

企業でDMを活用する方法と注意点

企業がInstagramアカウントを運用する際、DMは積極的に活用すべき便利な機能です。

ここでは、DMの具体的な活用方法と注意点を詳しく解説します。これから活用を検討している方も、すでに活用している方も、ぜひ参考にしてください。

企業でDMを上手に活用する方法

DMは一対一でのメッセージのやりとりが基本のため、企業アカウントではあまり活用されていないかもしれません。
しかし、一対一のやりとりには特別感があり、DMを活用することでアカウントのエンゲージメント率が上がるなどメリットをもたらします。

このような理由から、DMを上手に活用すれば、新規顧客の獲得やInstagram運用の成功につながる可能性が高まるのです。

企業向けにおすすめのDM機能には、以下のようなものがあります。

メッセージでクーポンの配布

DMでは、特別感のある限定クーポンを配布することができます。クーポンは顧客に喜ばれるだけでなく、来店や購入のきっかけを作る効果も期待できます。

投稿のシェア

DMを使って投稿を共有することで、見てほしい情報を直接伝えることが可能です。また、キャンペーン実施時には当選者への通知として活用できます。キャンペーン投稿をシェアしてメッセージを送ることで、どのキャンペーンに当選したのかをわかりやすく伝えられます。

グループチャット

グループチャットを活用すれば、複数人とのやりとりが可能です。社内の情報共有だけでなく、顧客同士の交流の場としても利用できます。Instagramのグループチャットではグループ名を設定でき、メールのように宛先や件名を設定する手間もなく、気軽に連絡が取れる場として便利です。

企業がDMを活用する際の注意点

企業がInstagramのDMを活用する際には、以下の注意点を理解しておくことが重要です。

DMの送りすぎに注意

一方的にDMを送りすぎると、顧客に悪い印象を与えたり、迷惑メッセージとして報告されるリスクがあります。違反報告が増えるとアカウントが凍結される可能性もあるため、注意しましょう。

DMの対応は丁寧に

問い合わせやクーポン配布などでDMを活用する際は、丁寧な対応を心がけましょう。対応が信頼につながります。また、フォロワーが増えるとDMも増えるため、人員の増加や自動返信ツールの導入を検討するのもおすすめです。

迷惑メッセージへの対応

Instagramでは、詐欺やフィッシングを目的としたDMが届くことがあります。怪しいメッセージには対応せず、Instagramに報告したりブロックしたりして、自衛策を講じましょう。

重要な連絡は正式な手段で

Instagramは電話番号などの連絡先がなくてもやりとりできる便利なツールですが、誰でもアカウントを作成できるため注意が必要です。仕事の依頼や重要な連絡は、事務所や公式サイトなどの信頼できる連絡先を通じて行うようにしましょう。芸能人やインフルエンサーとのコラボも同様です。

DMの機能を理解して上手に活用していこう

InstagramのDMは、企業にとって活用する価値のある便利な機能です。

メッセージのやりとりだけでなく、グループチャットや限定クーポンの配布など、工夫次第でさまざまな用途に活用できます。

多くの便利機能が備わっているため、DMを使いこなせばInstagram運用をより効果的に進めることができます。

ただし、DMを活用する際は注意点を事前に理解しておくことが重要です。

この記事を参考に、注意点を踏まえながら、InstagramのDM機能を積極的に活用してみてください。

企業でのDM活用にはエルグラムの導入がおすすめ

InstagramのDMは、メッセージのやりとりだけでなく、投稿のシェアやグループチャットなど、さまざまな用途に活用できる便利な機能です。ユーザーとのDMのやりとりが増えると、エンゲージメント率が高まり、Instagram運用に大きなメリットをもたらします。

一方で、DM対応の負担が大きく、活用を控えたりDMを解放していない企業アカウントも多いかもしれません。

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