Instagramの埋め込み機能とは、Instagramの投稿を自社のウェブサイトやブログなどに表示できる機能です。
Instagramの埋め込み機能を使って、自社のウェブサイトやブログと連携させると、双方が集客の入り口となって集客や購買率のアップが期待できます。
たとえば自社のサイトに、人気の投稿や口コミ投稿であるUGC(ユーザーが作成したコンテンツ)を埋め込むことで、ユーザーをInstagramに遷移できたり、サイトでの滞在時間を延ばせるのです。
そこで、この記事ではInstagramの埋め込みについて、以下の5点を中心に解説します。
- Instagramの埋め込み機能について
- Instagramの埋め込み機能のメリット・デメリット
- 4種類の埋め込み方法
- 埋め込み方法ごとの操作手順
- Instagramの埋め込み機能の注意点
Instagramの埋め込みを活用したい方は、ぜひご覧ください。
インスタの埋め込み機能とは?

Instagramの埋め込み機能とは、Instagram上の投稿を外部のWebサイトやブログにそのまま表示できる仕組みです。
この機能を利用すると、自社サイトや商品ページなどにInstagramの投稿を直接掲載でき、Instagramの世界観をWeb上でも表現できます。さらに、専門知識がなくてもメニュー操作だけで埋め込みコードを簡単に取得できる点も魅力です。
たとえば、ブランドサイトやブログ記事内に「最新の投稿を表示したい」ときは、この埋め込み機能を使えば、Instagram上で公開されている写真や動画を自動でWebページに反映できます。投稿のキャプションやアカウント名も同時に表示され、閲覧者は投稿をクリックしてInstagramに移動することも可能です。
つまり、Instagramの埋め込み機能は「Instagram投稿を自分のWebサイト上で自然に見せる」ための便利な方法といえます。操作もわかりやすく、デザイン性を保ったまま投稿を共有できるため、企業・個人を問わず多くのユーザーに活用されています。
埋め込み可能なコンテンツの種類
Instagramの埋め込みで表示できるコンテンツには、いくつかの種類があります。
主に次のような投稿が対象です。
- フィード投稿(画像/動画)
- リール
- インスタライブ(ライブ配信のアーカイブ)
ただし、すべての投稿が埋め込みに対応しているわけではありません。ストーリーズや広告投稿など、一部のコンテンツはInstagramの提供する埋め込み機能では表示できない仕組みになっています。
埋め込みで表示できるデザインパターン
Instagram投稿をWebサイトに埋め込む際は、目的に合わせて表示パターンを選ぶことで、より効果的に魅せることができます。
単に投稿を貼り付けるだけではなく、見せ方の工夫によってサイト全体の雰囲気や訴求力が大きく変わります。
代表的な埋め込み表示パターンは以下のようなものがあります。
| パターン名 | 用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| 単一投稿表示 | ひとつの投稿を強調したいとき | 特定の画像や動画をピックアップして表示できる。公式機能で手軽 |
| アカウント投稿一覧表示 | ブランドやアカウントの雰囲気を伝えたいとき | 複数投稿をタイルやスライダー形式で見せられ、訪問者に「Instagramの発信内容」を伝えられる |
| ハッシュタグ投稿表示 | キャンペーンやテーマ投稿を集約したいとき | 「#イベント名」「#商品名」などで投稿を抽出し、目的の投稿だけを表示可能 |
このように、表示パターンを工夫することで、サイトデザインやブランドイメージを保ちながら、訪問者に伝えたいメッセージをより効果的に届けることができます。目的に応じて適切な形式を選ぶことで、訴求力の高いページを実現できるでしょう。
インスタの埋め込みを使うメリット

Instagram投稿のウェブサイトやブログへの埋め込みは、自社の商品・サービスの認知向上に非常に有効です。
この記事では、5つのメリットを取り上げます。
- Instagram投稿を活かして集客・販促を強化できる
- WebサイトとInstagramの相互導線を作れる
- SEO対策になる
- 実際の投稿を通じて信頼性・説得力を高められる
- 自動更新で運用の手間が省ける
1.インスタ投稿を活かして集客・販促を強化できる
Instagram投稿をWebサイトに埋め込むことで、商品やサービスの魅力を視覚的に伝えられ、集客や販促の効果を高められます。
Instagramは写真や動画で直感的に情報を伝えられるSNSであり、投稿をWeb上に表示させることで、文章では表現しにくい世界観や雰囲気も自然に伝えられる点が特徴です。
さらに、ユーザーが発信するUGC(ユーザー生成コンテンツ)は購買意欲に影響を与えるため、Webサイトに埋め込むことで販促力の高い口コミとして活用できます。
実際の導線としては、以下のような流れが考えられます。
- Instagram投稿で商品の使用例やコーディネートを紹介し、Webサイトに埋め込む
- 訪問者が投稿を見て興味を持ち、そのままInstagramにアクセス
- フォローや「いいね」につながり、認知度の向上にも寄与
また、口コミサイト経由では遷移中の離脱リスクがありますが、埋め込みを使えば自社サイト内で口コミを見せられるため、ユーザーを離さずに購入意欲を高められる点も大きな利点です。
UGCのやり方や成功事例については、以下で解説しています。
Instagramの集客についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
2.Webサイトとインスタの相互導線を作れる
埋め込みを活用すれば、WebサイトとInstagramの双方からユーザーを誘導できる相互導線を構築できます。WebサイトにInstagram投稿を表示させることで、興味を持った訪問者を自然にアカウントへ誘導でき、フォローにつながれば、当初は購入に至らなかったユーザーでも、後日投稿をきっかけに購入へ結びつく可能性が高まります。
そのため、ユーザーがInstagramアカウントを訪れた際にフォローしてもらう仕組みを整えることが重要です。人気投稿やキャンペーン情報を見やすく配置しておけば、関心を持たれやすく、フォロー率の向上にもつながります。
そこで活躍するのがInstagramの「ピン留め」機能です。
ツーステップで簡単に出来てしまう、ピン留め機能についてはこちらからお読み頂けます。
一方で、詳細な情報を伝えたい場合やテキスト中心の内容を掲載したい場合は、Webサイトへの誘導が効果的です。プロフィール欄にURLを設置すれば、InstagramからWebサイトへの遷移もスムーズに行えます。
InstagramでURLリンクを貼る方法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
InstagramとWebサイトを相互に連携させることで、それぞれの強みを活かしながらアクセスを増やせるため、両者のバランスを意識した導線設計が欠かせません。
3.SEO対策になる
Instagramの埋め込みは、直接SEOを高める要素ではありませんが、結果的に検索評価の向上につながる場合があります。
投稿を埋め込むことで、Webサイトが自動的に更新され、検索エンジンから「常に新しい情報を発信しているサイト」と認識されやすくなるためです。
この仕組みを活かすと、次のような効果が期待できます。
- WebサイトにInstagram投稿を自動表示できる
- 投稿の更新に合わせてサイトも常に最新の状態を維持できる
- 訪問者の滞在時間が伸び、直帰率の改善にもつながる
このように、埋め込みはデザイン面だけでなく更新頻度の向上にも寄与し、結果としてSEOをサポートする役割を果たします。
4.実際の投稿を通じて信頼性・説得力を高められる
WebサイトにInstagram投稿を埋め込むことで、「いいね」や「コメント」などの反応をそのまま表示でき、宣伝よりもリアルなユーザーの声として信頼を得やすくなります。
特に、実際の利用者によるUGC(ユーザー生成コンテンツ)を掲載すると、自然で説得力のある印象を与える点が大きな魅力です。
たとえば、コスメブランドの場合は次のような活用が考えられます。
- 使用写真を投稿しているInstagramユーザーの投稿をWebサイトに埋め込む(要許可)
- 訪問者に「実際に使っている人がいる」と伝え、信頼度を高める
- 同時にInstagram上でブランドの世界観や価値観も表現できる
このように、Instagram投稿を活用すれば、言葉よりも実際の体験を通して商品の魅力を伝えられ、信頼性を高めたい場合に効果的な手法といえます。
5.自動更新で運用の手間が省ける
Instagramの埋め込み機能を使えば、投稿を行うだけで自動的にWebサイトへ反映され、手動更新の手間を省けます。設定によって常に最新状態を維持できるため、画像差し替えの作業も不要になり、運用を大幅に効率化できます。
この仕組みを活用すると、次のような効果が得られます。
- 新しい投稿を追加すると自動でサイトに反映される
- プラグインや外部ツールを利用すればギャラリー形式の表示にも対応できる
- 投稿の削除もInstagram上で完結する
InstagramとWebサイトを連携させることで、常に最新情報を自動発信できる環境が整います。更新作業に時間を割けない担当者にとっても、非常に便利な仕組みといえるでしょう。
インスタの埋め込みを使うデメリット

Instagramの埋め込みを使うデメリットを3つ紹介します。
- Webサイトのページの表示速度が遅くなる可能性がある
- メンテナンスの手間がかかる
- Instagram側の不具合で表示されない場合がある
1.Webサイトのページの表示速度が遅くなる可能性がある
Instagram投稿を埋め込むと、ページの表示速度が遅くなる場合があります。これは、埋め込みの際にInstagramのサーバーから画像やスクリプトを読み込むため、ページの処理量が増えることが原因です。
特に投稿数が多い場合や高画質のデータを扱う場合は、読み込みに時間がかかりやすく、離脱率の上昇やSEOへの悪影響にもつながりかねません。
- 1ページ内に複数の投稿を埋め込んでいる
- 高解像度画像やリール投稿を多く表示している
- スマホなど通信環境が不安定なデバイスで閲覧される
Instagram投稿の埋め込みは視覚的な訴求力がある反面、ページの負荷を増やす要因にもなります。Webサイトの表示が遅い場合は、掲載数を絞ったり軽量化を行ったりして、表示速度を保つ工夫が必要です。
2.メンテナンスの手間がかかる
Instagramの埋め込みは便利な反面、長期的に運用する場合はメンテナンスの手間が発生する可能性があります。これは、Instagramが定期的に仕様変更やAPIの更新を行うため、埋め込みコードが動作しなくなったり、表示崩れが起きたりすることがあるためです。
特に複数ページで活用している場合、修正対応が煩雑になりやすい点に注意が必要です。
- Instagramの仕様変更により、埋め込みコードが一時的に無効化された
- 投稿削除によって、Webサイト内で空白エリアが発生した
- 表示崩れを防ぐため、コードを都度差し替える必要が生じた
一度設置して終わりではなく、定期的にInstagramの更新状況を確認し、適宜修正を行える体制を整えておくことが大切です。
3.インスタ側の不具合で表示されない場合がある
Instagramのサーバーやシステムに不具合が生じると、埋め込んだ投稿が正しく表示されないことがあります。埋め込みは外部サーバーに依存しており、自社サイト内で制御できないためです。
たとえば、Instagram側で一時的な障害やメンテナンス、アクセス集中が発生すると、投稿が読み込まれずデザインが崩れる可能性があります。
- Instagramの障害時に埋め込みエリアが空白になった
- サーバー負荷により一部の投稿のみが表示されない
- 一時的にレイアウトが乱れ、サイト全体の見た目が損なわれた
このように、埋め込み機能は外部サービスへの依存度が高く、安定性に限界があります。重要な情報は自社サイト内にも掲載しておくことで、障害時にも影響を最小限に抑えられるでしょう。
インスタの埋め込み方法を4種類ある

Instagramの投稿を自社サイトやブログに表示する方法は、大きく4つに分けられます。目的や運用体制、技術レベルに応じて適切な方法を選ぶことが重要です。
主な4つの埋め込み方法は以下の通りです。
| 方法 | 特徴 | 難易度 |
|---|---|---|
| HTMLコードを利用 | 最も簡単。投稿ページから取得したコードを貼り付けるだけ | ★☆☆ |
| APIを利用 | 自動更新・複数連携が可能で自由度が高い | ★★★ |
| WordPressプラグイン | プログラミング不要。拡張性と手軽さを両立 | ★★☆ |
| 外部ツールやサービス | デザイン性・管理性に優れたクラウド型 | ★★☆ |
1.埋め込みコード(HTML)を利用する
最も手軽な方法は、Instagram公式が提供する「埋め込みコード(HTML)」を利用する方法です。
投稿画面のメニューからコードを取得し、自分のWebページに貼り付けるだけで簡単に表示できます。プログラミングの知識がなくても導入でき、公式機能のため安全性も高く費用もかかりません。
- 導入が簡単で初心者でも扱いやすい
- 無料で利用でき、公式サポートがある
- 投稿デザインをそのまま再現できる
ただし、自動更新には対応していないため、新しい投稿を追加する際は手動でコードを貼り替える必要があります。小規模サイトや特定の投稿のみを紹介したい場合に最適な方法といえるでしょう。
2.APIを利用して埋め込む
Instagram Graph APIを使った埋め込みは、柔軟性と拡張性に優れた高度な方法です。
APIはInstagramと自社サイトをつなぐ「データの橋渡し役」として機能し、投稿データを自動で取得・表示できます。最新の投稿を自動反映できるだけでなく、サイトデザインに合わせたカスタマイズも可能です。
- 常に最新の投稿を自動で表示できる
- デザインやレイアウトの自由度が高い
- オリジナルのブランドギャラリーやUGC表示にも応用できる
一方で、開発知識や管理体制が求められるため、中〜大規模サイト向けの方法です。運用コストは発生しますが、ブランドの統一感を重視する企業やECサイトにとっては、最も効果的な手段といえるでしょう。
3.WordPressのプラグインを利用して埋め込む
WordPressを利用している場合は、専用プラグインを導入することでコード知識がなくてもInstagramを簡単に埋め込めます。
代表的なプラグインには「Smash Balloon Instagram Feed」などがあり、数回のクリックで設定が完了します。操作の手軽さと拡張性を兼ね備えており、デザイン変更や自動更新にも対応しています。
- コード知識が不要で初心者でも導入しやすい
- 投稿の自動更新に対応している
- 有料プランではデザインを細かく調整できる
導入がシンプルで管理コストも抑えられるため、ブログ運営者や中小企業のWebサイトに特に適しています。
4.外部ツールやサービスを利用して埋め込む
Instagramを埋め込む際には、「EmbedSocial」や「SnapWidget」などの外部ツールを利用する方法もあります。
HTMLやAPIの知識がなくても、専用の管理画面でデザインを設定し、生成されたコードを貼り付けるだけで簡単に埋め込みが完了します。多くのツールには自動更新機能やブランドに合わせたレイアウトが備わっており、ビジュアル重視のサイトに適しています。
- 知識がなくてもすぐに設定・反映できる
- デザインテンプレートが豊富でブランド表現に適している
- 複数SNSの連携管理も可能なものもある
無料プランも用意されていますが、企業利用では有料プランを選ぶケースが多く、安定性やサポート面も強化されています。SNS活用を強化したい企業や店舗サイトに特におすすめの方法です。
インスタを埋め込み表示させる操作手順

Instagramを埋め込み表示させる操作手順を4パターン紹介します。
- 埋め込みコードを利用する操作手順
- APIを利用して埋め込む操作手順
- WordPressのプラグインを利用して埋め込む操作手順
- 外部ツールやサービスを利用して埋め込む操作手順
1. 埋め込みコードを利用する操作手順
Instagramの投稿をWebサイトに表示したい場合は、「埋め込みコード」を利用するのが最も簡単な方法です。特別な設定は不要で、数クリックで投稿をWebページに反映できます。
埋め込みコードを利用する操作手順は以下の通りです。
- Webブラウザで埋め込みたい投稿を開き、右上の「⋯」をクリック

- 「埋め込み」をクリック

- 「埋め込みコードをコピー」をクリック

- 自分のWebページに貼り付ける
コードを貼るだけでInstagramの投稿をそのまま表示でき、初心者でもすぐに導入可能です。まずは試しに1件だけ埋め込んでみたい場合にも最適な方法といえるでしょう。
2. APIを利用して埋め込む操作手順
Instagramの投稿を自動でWebサイトに反映させたい場合は、やや難易度は高いものの、公式の「Instagram Graph API」を活用する方法が最適です。
埋め込みコードでは新しい投稿ごとに手動更新が必要ですが、APIを利用すれば一度設定するだけで最新投稿が自動反映され、常に更新された状態を保てます。
APIを利用して埋め込む手順は以下の通りです。
- Instagramアカウントを「ビジネス」または「クリエイターアカウント」に切り替える
- Meta for Developers にアクセスし、API連携用のアプリを作成する
- アクセストークンとビジネスアカウントIDを取得する
- APIを使って投稿データ(画像URL、キャプション、投稿日など)を取得し、自社サイトに表示させる
初期設定には多少の準備が必要ですが、一度構築してしまえば運用負担を大きく減らせます。日々の更新作業を自動化したい場合に特におすすめの方法です。
3. WordPressのプラグインを利用して埋め込む操作手順
WordPressのプラグインを使うときの主な手順は以下の通りです。
- 管理画面で「プラグインをインストールし有効化する
- FacebookアカウントやInstagramアカウントを連携する
- 表示方法(グリッド・スライダーなど)を選択する
- ショートコードをコピーしてページに貼り付け
設定は数分で終えられ、プレビューでデザインを確認することも可能です。投稿が自動更新されるため、最新情報を手間なく発信できる点も大きな魅力といえるでしょう。
4. 外部ツールやサービスを利用して埋め込む操作手順
外部ツールやサービスを利用するときの主な手順は以下の通りです。
- 利用したいツールやサービスに登録(例:EmbedSocial、OWNLYなど)
- Instagramアカウントを連携
- 表示テンプレートを選択し、デザインを調整
- 発行された埋め込みコードをWebページに貼り付け
無料で使えるものもありますが、有料プランに切り替えることでカスタマイズの幅が広がり、Instagram運用に役立つ機能も活用できます。運用効率とデザイン性を両立したい場合に適した方法です。
インスタの埋め込み可能なツール5選

Instagram投稿を自社サイトに表示する際は、専用ツールを使うと便利です。HTMLやAPIの知識がなくても自動更新ができ、ブランドの世界観に合わせたデザインを簡単に反映できます。
ここでは、以下の5つのツールを紹介します。
- EmbedSocial
- SnapWidget
- Letro
- OWNLY
- Taggbox
1. EmbedSocial
EmbedSocialは、高機能かつ導入実績の多い埋め込みツールで、公式APIを用いて最新投稿を自動取得し、サイトへ美しく表示できます。コーディング不要で初心者にも扱いやすい点が魅力です。
主な特徴は以下の通りです。
- 初期費用0円で利用可能
- 無料(Free)プランあり
- 有料プランには7日間の無料トライアル付き
- デザインテンプレートは70種類以上
- Instagram以外の7種類のSNSにも対応
- ストーリーズの埋め込みにも対応
- サポート体制と導入実績が豊富
ブランドの世界観を統一した「ギャラリー表示」ができるほか、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を自動収集・表示する機能も備わっており、SNSマーケティングとの相性にも優れています。
「自動更新」「デザイン性」「信頼性」を重視したい企業サイトにおすすめです。
2. SnapWidget
SnapWidgetは、無料で使えるシンプルな設計が魅力の埋め込みツールです。Instagramアカウントを連携し、サイトに貼り付けるだけで最新投稿を自動反映できる仕組みになっています。
主な特徴は次の通りです。
- 初期費用0円で利用可能
- 無料プランあり
- 有料プランには14日間の無料トライアル付き
- 多彩なレイアウトパターンを用意
- 海外サービスのため英語表記
直感的に操作できるUIでレイアウト変更も簡単なため、サイトの雰囲気に合わせたデザイン調整が行えます。ただし、無料版ではデザイン編集に制限があるため、統一感を重視する場合は有料版の利用を検討すると良いでしょう。コストを抑えて導入したい個人や小規模サイトに適しています。
3. Letro
UGCマーケティングを重視する企業に最適なのがLetroです。ユーザーが投稿したInstagramの写真やレビューを活用し、ECサイトやブランドサイトのコンバージョン向上を支援します。埋め込みに加えて管理画面で成果を可視化でき、PDCAを回しやすい点も強みです。
主な特徴は以下の通りです。
- 初期費用・料金プランは要問い合わせ
- 30日間の無料トライアルあり
- UGCをマーケティング活用でき、EC連携も可能
- コンバージョン重視のブランドサイトに適している
導入後は担当者によるサポート体制も整っており、UGCを通じて信頼性や購入率を高めたい企業におすすめのサービスです。
4. OWNLY
OWNLYは、SNSキャンペーンとの連携に強みを持つ埋め込みツールです。Instagram投稿の表示だけでなく、ハッシュタグキャンペーンの企画や効果分析まで一元的に管理できます。
主な特徴は次の通りです。
- 初期費用0円で導入可能
- 無料プランなし(有料プランは月額10万円〜)
- トライアルの有無は要確認
- 埋め込みデザインテンプレートは5種類
- 多機能なため、運用体制が未整備な場合は負担になる可能性あり
ハッシュタグやメンション投稿を自動収集し、特設ページに反映できる仕組みを備えています。UGCの信頼性を活かしたブランド構築に加え、導入サポートも充実しているため、社内リソースが限られる企業にも適しています。UGCマーケティングを強化したいブランド運営者におすすめです。
5. Taggbox
Taggboxは、複数のSNS投稿をまとめて表示できる高機能な埋め込みツールです。Instagramのほか、X(旧Twitter)やYouTubeなどの投稿も一括管理でき、マルチSNS運用を行う企業に向いています。デザインテンプレートやAI分析機能も充実しており、視覚的な訴求力を高められます。
主な特徴は以下の通りです。
- 初期費用は要問い合わせ
- 無料プランあり
- 14日間の無料トライアル付き
- 埋め込みテンプレートは15種類以上
海外発のツールながら日本語対応とサポート体制が整っており、複数SNSを活用する中〜大規模サイトに適した選択肢といえるでしょう。
インスタの埋め込み使うときの注意点

Instagramの「埋め込み機能」は便利ですが、他人の投稿を無断で共有すると著作権や肖像権を侵害する可能性があります。特に商用利用では、投稿者の許可を得ずに使用するとトラブルにつながる恐れがあるため注意が必要です。
慎重に対応すべきケースとして、次のような利用があります。
- 商品ページやLPで一般ユーザーの投稿を掲載する
- キャンペーン紹介でユーザーの写真を使用する
- ブランド公式サイトで口コミ投稿を埋め込む
これらの場合は、必ず投稿者本人に掲載許可を得ることが前提です。DMやコメントで確認を取っておくと安心でしょう。埋め込みは手軽な反面、使い方を誤ると炎上や法的リスクを招くおそれがあります。特に商用利用では「許可を得てから掲載する」という意識を徹底することが重要です。
インスタの埋め込みに関するよくある質問

Instagramの埋め込みに関するよくある質問を2つ紹介します。
- Webサイトのページの表示速度が遅くなったときの対処法はある?
- 他人に勝手に埋め込みされないようにする方法はある?
Webサイトのページの表示速度が遅くなったときの対処法はある?
ページの表示速度が遅くなった場合は、以下の対策が効果的です。
- Lazy Load(遅延読み込み)を導入し、スクロール後に画像を読み込む
- 埋め込み数を減らす、またはサムネイル表示で軽量化する
- WordPress利用時はWP RocketやAutoptimizeなどの軽量化プラグインを使う
Instagram投稿の埋め込みは、外部サーバーから画像やスクリプトを読み込む仕組みのため、数が多いほど表示が重くなりやすい傾向があります。これらの対策を組み合わせることで、表示速度の低下を防ぎながら、Instagramの魅力を活かした快適な閲覧環境を維持できます。
他人に勝手に埋め込みされないようにする方法はある?
他人に自分のInstagram投稿を無断で埋め込まれたくない場合は、「埋め込みを許可しない」設定に変更することで防止できます。
初期状態では埋め込みが「許可」に設定されているため、設定を変更しない限り誰でも外部サイトに表示できる点に注意が必要です。
埋め込みを無効にする設定手順は以下の通りです。
- プロフィール右上の「≡」をタップ

- 下にスクロールし「共有と再利用」をタップ

- ウェブサイトの埋め込みを「オフ」をタップ

この設定をしておけば、他人が自分の投稿を外部サイトへ埋め込むことはできません。安心してInstagramを運用するためにも、埋め込み許可の設定は定期的に確認しておくとよいでしょう。
まとめ:埋め込み機能を活用してインスタとWebをつなげよう!
Instagramの埋め込み機能を活用すれば、Webサイト上にInstagram投稿を直接表示でき、ブランドの世界観や最新情報を効果的に発信できます。WebとSNSを連携させることで、ユーザーの信頼獲得にもつながります。
この記事の要点は以下の5つです。
- Instagram投稿の埋め込みは、Webサイトの信頼性や更新性を高める便利な機能
- 埋め込み方法は「コード」「API」「プラグイン」「外部ツール」の4種類がある
- 商用利用時は著作権や投稿者の許可を必ず確認する
- ページ速度の低下には、遅延読み込みや軽量化対策で対応可能
- 安全で効果的な運用を意識すれば、InstagramとWebの連携が集客にもつながる
埋め込みを正しく使えば、InstagramとWebをつなぐ強力な導線を作れます。著作権や速度対策を意識し、ルールを守って効果的に活用しましょう。
エルグラムでユーザーと円滑なコミュニケーションを
Instagram運用で欠かせないのが、ユーザーとの円滑なコミュニケーションです。コメントやDMへの返信をすべて手動で行うのは時間と労力がかかります。
そんな時におすすめなのが、弊社が提供するInstagram自動化ツール「エルグラム」です。
エルグラムは、以下のようなInstagram運用をサポートする機能が充実しているため、作業負担を大幅に軽減できます。
- 投稿やストーリーズにきたコメントへの自動応答
- DMへの自動応答
- アンケートフォームの作成
- 顧客管理(氏名・電話番号など)
- DMに特典を自動配布
エルグラムのフリープランは無料で即日利用できるので、ぜひ活用してみてください。
詳しい情報は以下のページからすぐに確認できます。







