「投稿ってどうやって拡散するの?」
「そもそも拡散ってできたんだっけ?」
「素人がインスタで投稿を拡散させるなんてムリ」
インスタグラムでの拡散方法は、まだまだ認知が低い状況です。
もともと他のSNSに比べると、拡散力に見劣りしていたインスタグラム。
しかし、何万回も再生されるような投稿も増えているので、投稿がバズる可能性もゼロではありません。
インスタグラム内で何が変わってきたのでしょうか?
弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。
インスタは本当に拡散力が低いのか?
「拡散力の高いSNS」のランキング上位にあがるのは、TwitterやTikTokです。
反対にインスタグラムには「拡散力が低い」という認識がいまだに強いようですが、最近はバズる(急速に拡散される)投稿が増えています。
理由は、インスタグラムのアルゴリズム(表示順を決める計算式)が、ユーザーに好まれそうな投稿を「発見タブ」や「リール」のページで上位に配置するようになったからです。
そのおかげで、とくにリールでは一気に何万回、何十万回と閲覧・再生される投稿が急増しています。
拡散の起点は「人」でなくなっている
少し前は「インスタグラマー」に代表されるインフルエンサーの影響で、モノが売れたりプチブームが生まれたりしていました。
しかし、現在はアルゴリズムの精度が高まり、ユーザーに合わせた情報をオススメされるようになっています。
そこで、拡散の起点が「人」のみならず「アルゴリズム」によっても生まれるようになりました。
そのような背景から現在では、アルゴリズムをはじめとしたインスタグラムの仕組みを理解した上での運用が必須です。
これからお伝えする情報を知っておくと、バズる投稿を生み出せる可能性もありますよ。
コストをかけずにフォロワーをいち早く増やしたいと考えているアカウント主は必読です。
インスタでの拡散方法
現在、インスタグラムの拡散方法には「アルゴリズム」と「人」を介した2種類の方法があります。
さらに、「人」を起点とした拡散方法には「リポスト」と「ハッシュタグ」があります。
それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
インスタのアルゴリズムに好まれる運用
以下の図は、新規フォロワーが増える流れの一部です。
この流れは、どの業界やどの分野のインスタアカウントにも共通する流れとなります。
投稿が拡散されるために、普段から質の高い投稿をしましょう。
それにより、投稿がフォロワーに支持され、「いいね」やコメントが増えるのです。
ユーザーからのエンゲージメント(いいねやコメント、保存数、シェアの総数)が高ければ、アルゴリズムがいい投稿であると判断します。
その結果、フォロワー以外の発見タブやリールに投稿が掲載され、興味を持った新規ユーザーが閲覧する流れが一般的です。
インスタグラムのアルゴリズムについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
キーポイントは「発見されること」
新規フォロワーを増やすためには、フォロワー以外のユーザーに投稿を見てもらわなければなりません。
そのユーザーのアカウントに自社の投稿が掲載されるチャンスとして、「発見タブ」と「リール」があります。
「発見タブ」とは、画面下の虫メガネマークをタップすると現れる、それぞれのユーザーが好みそうな投稿の一覧です。
アルゴリズムによって、出現順が決まります。
発見タブについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
「リール」とは、最長90秒の縦動画を作成・投稿・発見できる機能です。短い動画をスクロールするだけでサクサク閲覧できます。
最近は、「発見タブ」と「リール」からバズる投稿が急増中です。
動画によって商品やサービスのイメージがより伝わりやすくなったことも追い風となり、ブランドや商品・サービスの認知も高まりやすい状況になっています。
チェックすべき2つの指標
「発見タブ」や「リール」に掲載されるには、どうすればよいのでしょうか?
結論からいうと、普段から質の高い投稿を継続し、フォロワーのエンゲージメントを高めておくことが重要です。
エンゲージメントについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
拡散されるのは一瞬ですが、アルゴリズムに「よい投稿だ」と判定されて拡散に至るには、少し時間が必要なのです。
それでは、アルゴリズムはどのような投稿を「よい」と判定するのでしょうか?
私たち運用者にとって、アルゴリズムの詳細を知る手段はありませんが、その代わりに判断材料となる指標が2つあります。
保存率
投稿の保存は重要なアクションです。「たくさん保存されている=いい投稿だ」とアルゴリズムは判定します。
インサイトから各投稿の「保存数」と「リーチ数」をチェックしましょう。
保存率は、
「保存数 ÷ リーチ数 × 100」
で算出できます。
この割合が3%を超えていると「発見タブ」や「リール」に掲載され、拡散する可能性が高くなります。
保存数についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
ホーム率
ホーム率とは、フォロワーが自社の投稿を見た割合です。
ホーム率をチェックすると、自社のアカウントがフォロワーから求められているのか否かがわかります。
フォロワーが好む発信をしていれば、フォロワーは定期的に投稿を閲覧しに来ると考えられるからです。
そこで、アルゴリズムも「フォロワーに好かれているアカウントであれば、属性が近い他のユーザーにも好かれるだろう」と判定し、発見タブやリールに投稿を掲載します。
ホーム率は、
「総インプレッション数 ÷ フォロワー数 × 100」
です。
40〜50%あれば、投稿が拡散される可能性があります。
ホーム率についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
他のSNSとの連携で露出を増やす
質の高い投稿をコツコツ続けることが重要であると分かっていても、効果を気長に待てない方もいらっしゃるでしょう。
そこで、いち早くフォロワーを増やしたいと考えている人に朗報です。
最近、拡散力の高いSNSと掛け合わせることでバズる投稿が急増しています。
一例をあげると「リールで使用した動画をTikTokにも掲載すること」です。
TikTokは拡散力の高いSNSであるため、投稿が最初にTikTokで発見され、その後にインスタグラムへの流入が期待できます。
この流れでリーチやフォロワーを獲得できれば、インスタのアルゴリズムにも注目されて、インスタグラムで拡散される確率も上昇するでしょう。
TikTok以外に、YouTubeショートも利用可能です。
実際に、この方法でインスタグラムのフォロワーを増やしている企業アカウントが存在します。
近年多くのインフルエンサーや企業が、Instagramを利用して宣伝や集客を行っています。しかしInstagramで宣伝や集客を行うと、ユーザーからの質問への返信などのタスクに追われてしまうことも多いです。
弊社が提供するエルグラムには、ユーザーからのコメントやDMに自動で返信する機能など、Instagram運用をお助けする機能が充実しています。
Instagramのタスクを減らして効率的な運用を目指す方は、ぜひ弊社の無料自動返信ツール「エルグラム」の導入をご検討ください。
詳細は、以下のボタンからLINEの友だち登録を行なっていただくと確認できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
リポストの活用
これまではインスタグラムのアルゴリズムによる拡散方法を解説してきましたが、「リポスト」機能の活用は人を起点とした拡散方法のひとつです。
リポストとはTwitterのリツイートと同様、他のアカウントの投稿を引用して再投稿ができる機能です。
リポストの方法は2種類あります。
- ユーザーに企業アカウントの投稿をリポストしてもらう
- 企業がユーザーの作成した投稿(UGC*)をリポストする
*User Generated Content (ユーザー生成コンテンツ):企業側ではなくユーザーによって制作された、企業や商品・サービスの宣伝につながるコンテンツを指します。
リポストについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
ユーザーにリポストしてもらう
ユーザーに投稿の拡散をしてもらうと、ユーザーのフォロワーにリーチできます。
企業アカウントでは、ユーザーが気軽に参加できるような、「フォロー」と「リポスト」をセットにしたキャンペーンによって拡散する手法が一般的です。
引用元:@okashinomachioka.official
最近はまとめ記事のようなキュレーションメディアのアカウントも増えているので、アカウント運用者から掲載のお声がかかる可能性もあるかもしれません。
ユーザーの投稿をフォロワーに拡散する
企業アカウントでユーザーが作成した投稿(UCG)をリポストすることにより、企業の宣伝サービスにつながります。
消費者によって投稿が作成されている点で、口コミと同様の効果も期待できるのです。
「アカウントで紹介されたい!」と投稿している消費者もいるので、アカウントを一緒につくってくれる投稿者を増やしたいですね。
引用元:@gu_for_all_
リポストには送信時のマナーもあります。リポストする前にこちらの記事を読みましょう。
ハッシュタグの活用
人を起点とした拡散方法には、「ハッシュタグ」の活用もあります。
ハッシュタグとは、投稿内容を示すラベルのようなものであり、タグを利用して検索できる仕組みです。
企業アカウントが投稿の拡散性を上げるためにハッシュタグを上手に使うと、フォロワー以外のユーザーにも投稿が発見されやすい状況をつくれます。
以下のモスバーガーのように「#モス部」とハッシュタグを付けて投稿してもらうと情報の拡散にもつながる上、その投稿を自社でリポストすることで二重の拡散効果を狙えます。
引用元:@mosburger_japan
ハッシュタグについて気になった方は、以下の記事をご覧ください。
拡散に備えてやっておくべきこと
投稿の拡散で期待できる効果のひとつは、フォロワーの増加です。
新規ユーザーが拡散された投稿を経由して自社のアカウントに訪問しても、アカウントの整備が不十分であればフォローにつながりません。
そこで、拡散への備えについて2点お伝えします。
投稿数を増やしておく
例えば店に入ったときに、ある程度の商品数がなければすぐに出て行くでしょう。もしかするとその印象のせいで二度と来店しないかもしれません。
インスタグラムでも投稿数が少なければ、上記の店と同様の状況に見舞われかねません。
ユーザーはアカウントをフォローする前に、そのアカウントの投稿をいくつかチェックするためです。
ユーザーにとってフォローする判断材料があればあるほど、フォローにもつながりやすくなります。
統一感のあるプロフィールページの作成
プロフィールページもユーザーにとってフォローの判断材料です。
プロフィールには、自社はどのような企業で、どのような発信をしており、フォローするとどんないいことがあるのか記載しておきましょう。
またプロフィールページの統一感もフォローに関わる要素です。
投稿内容だけでなく、フォントや使用カラーなどの見た目の部分もユーザーはしっかりと見ています。
インスタグラムの「見た目の統一感」について理解を深めたい方は、こちらをご確認ください。
まとめ | インスタグラムの拡散は「他力を使う」がカギ
インスタグラムの投稿の拡散は、「アルゴリズム」と「人」が起点になっています。
バズるためには、ユーザーからもアルゴリズムからも評価される「質の高い投稿」を普段から心がける必要があるでしょう。しかし、それだけでの拡散していくには時間がかかります。
フォロワーやユーザーと積極的に関係を構築し、エンゲージメントを高めてアルゴリズムの評価を上げる。同時にユーザーにリポストやハッシュタグを使ってもらい外部へ紹介される努力も必要です。
しかし現在では、拡散性の高い別のSNSと連携させ、インスタグラムでのフォロワーを伸ばす手法が出てきています。
自社だけで投稿を頑張る「自力」に偏らず、ユーザーや外部機能とも連携して力をお借りする「他力」をいかに使いこなせるかが、拡散のキーポイントです。
インスタグラム顧客管理の他力になれるのはエルグラム!
投稿が拡散された後の準備は整っていますか?
投稿が拡散されると、問合せや注文の増加も想定され、突然の対応に対して一つひとつ丁寧に対応していると、時間効率も悪く、何よりミスが発生しやすくなります。
せっかくつながれたユーザーとは、スピード感をもって迅速に対応にあたり、関係性を深めたいですね。
そんな時に便利なのが、顧客管理システム「エルグラム」です。
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