インスタグラム運用で成功している企業アカウントが共通して意識していることのひとつといえます。
もしかしたら、インスタグラムのフォロワーが伸び悩んでいるのは、アカウントの「統一感」があまりないからかもしれません。
プロフィールページの投稿一覧(ギャラリー)を見た時、一目で何を投稿するアカウントかわかりますか?
フィルターや色味、文字フォントを感覚で使用していませんか?
写真の場合、被写体や撮影角度、背景がバラバラではないですか?
インスタグラムでは質のいい投稿をするのも大切ですが、それと同様にアカウントの見た目や投稿の統一感も非常に重要です。
弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。
インスタ運用に欠かせない「統一感」とは?
インスタグラム運用に成功している企業のアカウントは、独自の世界観をつくり上げています。
その世界観にフォロワーが集まって記事を読んだり、いいねや保存といったアクションを起こしたりするのです。
このようなフォロワーからのアクションによって、インスタグラムからのアカウント評価が高まります。
それにとどまらず、記事が別のユーザーにも拡散されることで、新しいフォロワーができる仕組みが構築できるのです。
この世界観の構築に欠かせないのが、アカウントの「統一感」。
インスタグラムにおいての「統一感」とは、画像・映像の加工方法や投稿画像・動画全体のコンセプトやイメージの一貫性を指します。
さらに、アカウントに統一感を出せれば、企業のブランディングにもつながるのです。
インスタで統一感を出すための4つのコツと参考アカウント紹介
統一感を出すにはどうすればよいのでしょうか?
ここでひとつ思い出してみてください。
とりあえず見た目が整っていれば、人でも書類でも商品でもきちんと見える、といった覚えはありませんか?
テーマやコンセプトの一貫性も「統一感」の構成要素ですが、すぐに変えられるのはアカウントの「見た目」です。
とくに、プロフィールページの投稿一覧(ギャラリー)で見られるサムネイル(フィードの1枚目や動画の最初の画面)は、アカウントの世界観を反映しています。
「アカウントの見た目をおしゃれにしたい」
「人気アカウントがどうやって投稿を作成しているのか知りたい」
「フォロワーを早く増やしたい」
このように感じている人に、アカウントの見た目を整える4つの方法と、それを実現するために厳選した便利アプリ4つを紹介します。
色合いを統一する
色の系統をそろえるだけで、整った印象を与えます。色が持つイメージも世界観を構成するパーツです。
アカウントのテーマやターゲット層に合わせて背景や被写体の色の系統を決め、文字を使用する場合は文字の色とのバランスも考えましょう。
また、背景色が占める割合を多くすると、よりいっそう色の統一感が出ます。
人気の白加工
最近は加工をし過ぎずに自然な感じを残す、韓国風の白加工が人気です。
白色は清潔感、ナチュラル感、大人っぽいイメージがあり、おしゃれな印象を与えます。
また、白加工のメリットとして、商品にフォーカスが当たるためイメージが伝わりやすい点があげられます。
白加工でおしゃれ感のある企業アカウント
以下の画像は、背景に白系を取り入れることで、商品が際立つとともに洗練された雰囲気を演出しているアパレルブランド「MURUA」の投稿一覧です。
@murua_official
加工の方法を統一する
加工の方法がそろっていると投稿一覧(ギャラリー)が整い、きれいに見えます。
インスタグラムにも搭載されている「フィルター」機能を使い、毎回同一のフィルターを使うだけでも統一感が出ます。
とくに初心者にはオススメです。
また、画像にはアプリを利用して枠を付けたり、インスタグラムの編集機能を使って明るさや角度の調節もできます。
加工時は、使用するフィルターや編集機能をあらかじめ設定しておくと、加工のたびに悩まなくなるので作業効率が上がるでしょう。
おしゃれな投稿の詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
重厚感のあるレタッチ加工でファンも多いビジネスアカウント
以下の画像は、写真の加工方法を統一することにより、寺院の厳かな雰囲気や風格を感じさせることに成功している「音羽山 清水寺」の投稿一覧です。
@feel_kiyomizudera
構図を統一する
構図や写真のアングルを統一すると、ギャラリーの見た目が整います。
さらに、同じアングルで投稿し続けるとギャラリーがカタログの働きをするので、ユーザーにも好印象を残せるでしょう。
もし、それぞれの写真でアングルが違っても、配置や並べ方を工夫することで整ったイメージの演出が可能です。
写真のアングルは、以下に紹介する3つが主なアングルとなります。
真上からのアングル
以下の「とらや」の投稿一覧は、俯瞰的な写真で統一されているため、写真に客観性が出ています。
@toraya.wagashi
真正面からのアングル
「積水ハウス」の投稿一覧は、その場にいるかのような臨場感があり、日常感や親近感、安定感が表現されています。
@sekisuihouse
本人目線のアングル
以下の画像は、「MURAD OSMANN」のギャラリーです。
アングルを工夫することでフォーカスしたい対象物に目線を合わせられ、没入感を与えられます。
@muradosmann
記事フィードの場合
情報を伝える記事フィードの場合は、投稿の型、使用するフォントの色、イラストのテイストをあらかじめ決めておきましょう。
そうすると、以下の「三菱UFJ銀行」の投稿一覧のように統一感が出ます。
構成も楽になるので、作業時間を短縮できます。
@mufgbk_official
投稿の順番を工夫する
規則性のないバラバラな投稿をしていると、当然、統一感がなくなり見栄えも損なわれます。
そこで、投稿の順番にもパターンを作っておきましょう。
インスタグラムのギャラリーは、2023年6月時点では横3列、縦5列の配置です。
縦一列をそろえる方法や、写真とテキストが入った画像を交互に投稿する手法がよく使われています。
順番を考えるときは、
- ギャラリーを見た時に15枚の統一感はあるか?
- 過去の投稿にスクロールしても一貫性を感じられるか?
という点もチェックしてみてください。
グリッド投稿
グリッド投稿とは、一枚の写真や画像をいくつかに分割して投稿するスタイルです。
ギャラリーを見た時に、目を引くとともにおしゃれ感も出せます。
連続投稿し続けないとグリッドがずれてしまうため連投をしたほうがよいのですが、難点が2つあります。
1つ目は、短期間に何度も投稿すると、フォローを外されてしまう可能性があること。
2つ目は、ギャラリー画面15枚の統一感も同時に考える必要があること。
とはいえインパクトのある手法なので、ユーザーにぜひ知らせたい情報を投稿するときに利用している企業もあります。
グリッド投稿の詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
新サービスの告知にグリッド投稿
以下の画像は、「三井住友銀行」による、新しいサービスの宣伝用のグリッド投稿です。
12枚をひとつの枠と見立てて、告知と教育系の記事の投稿順に工夫を凝らしています。
下の3枚のグリッド投稿をする時は、1枚1枚のキャプションを読まないと何の写真か分からないというリスクをはらんでいます。
しかし、フォロワーは「何の投稿が始まるのだろう?」と興味を持つかもしれません。
@smbc_official
近年多くのインフルエンサーや企業が、Instagramを利用して宣伝や集客を行っています。しかしInstagramで宣伝や集客を行うと、ユーザーからの質問への返信などのタスクに追われてしまうことも多いです。
弊社が提供するエルグラムには、ユーザーからのコメントやDMに自動で返信する機能など、Instagram運用をお助けする機能が充実しています。
Instagramのタスクを減らして効率的な運用を目指す方は、ぜひ弊社の無料自動返信ツール「エルグラム」の導入を検討してください。
詳細は、以下のボタンからLINEの友だち登録を行なっていただくと確認できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
インスタで統一感を出す厳選加工アプリ4選
インスタグラムの世界観を統一するには、加工は必須であると理解いただけたでしょう。
そのような背景から、便利な加工アプリが登場しています。
加工アプリに使用パターンや型を登録しておけば、投稿に統一感が生まれる上に効率的な作成も可能です。
そこで、機能が充実していて扱いやすい上に、きちんとおしゃれ感も出せるアプリを機能ごとに紹介します。
インスタ運用者のほとんどが使う万能アプリ – Canva(キャンバ)
「Canva」は、これひとつでインスタグラムの全ての加工ができると言っても過言ではない万能アプリです。
SNS以外に、プレゼンテーションやチラシの作成もできるので、すでに利用されている人もいるでしょう。
「Canva」にはインスタグラム用として、正方形(フィード用、広告用)、ストーリー(広告用もあり)、リールに加えて、インスタグラム向けアニメーションの作成の型が用意されています。
さらに、写真や動画までも加工できてしまうという優れものです。
それだけでなく、文字フォントやテンプレートの種類も充実しているので、デザインについてよく知らなくてもおしゃれなコンテンツが作れます。
無料プランの素材だけでも十分ですが、有料プランでは1億点以上のグラフィック素材や写真、オーディオや動画が無制限で使用可能です。
手軽に画像加工なら – VSCO(ヴィスコ)
VSCOは、写真を投稿してシェアするアプリです。
フィルターは、無料プランの場合は10種類、有料プランの場合は200種類以上と充実しています。
画像をよく見せたい、魅力を引き出したいならVSCOを活用しましょう。
お気に入りの加工設定ができたら、他の写真にもそのままペーストできるのは非常に便利な機能です。
VSCOでは加工した作品の投稿だけでなく、他の投稿者の作品も閲覧できるので、おしゃれな加工の仕方やフィルターの活用方法の研究材料にもなります。
さらに、ここ最近「写ルンです」などのインスタントカメラ熱が再燃している背景もあり、色味が鮮やかでレトロ感のあるフィルムカメラ風のフィルターも人気です。
高クオリティ動画の編集機能がすべて無料 – CapCut
CapCutは、初心者でもスマホで撮影した動画を編集・作成できるアプリです。
速度調節やアプリ内外からの音楽の追加、自動キャプション、テキスト読み上げ機能、豊富なおしゃれスタンプといった動画編集に必要な機能を無料で提供しています。
他のアプリの無料版だと、制作した動画をダウンロードした際、使用したアプリのロゴが入ってしまいますが、CapCutはロゴを消去できます。
このメリットが理由で利用している人も少なくありません。
ギャラリーに統一感を出すなら外せない – UNUM
投稿の順番を検討する上で、全体のバランスを確認する作業は欠かせません。
そのようなときに、これまでに投稿したコンテンツとこれから投稿するコンテンツの加工の色味や配置を事前にチェックできるのが、UNUMです。
またColor Map機能では、保存している写真をそれぞれ1枚の色板のように表示できます。
写真ごとに色の系統を確認できるので、ギャラリーの統一感を崩さず、次に投稿する1枚を決定しやすいです。
チェック機能以外にも、インスタグラムに投稿するまでのUXを簡素化する以下の機能があります。
- UNUMに連携しているインスタグラムのアカウントに簡単投稿できる
- 使い回しするキャプションやハッシュタグを保存しておける
まとめ | 見た目に統一感を出して、フォロワーを一気に増やそう
フォロワーを増やす要素として、アカウントの「統一感」は欠かせません。
この記事では統一感を出すための具体的な方法と、それらを可能にするアプリを紹介しました。
インスタ運用が成功しているアカウントは唯一無二の世界観を発信しており、投稿に一貫性を感じられます。
見た目に統一感を持たせることは、アカウントの世界観を構築する第一歩です。
投稿に魅力を感じてくれるユーザーに向けて発信を積み重ねれば、アカウントの世界観も強化されてフォロワーも増えていくでしょう。
また、ハッシュタグやタグ付けの機能をリマインダー機能と合わせて活用することで、集客に対する相乗効果が期待できます。今回の記事を参考に、リマインダー機能のよさを最大限に活用して集客につなげていきましょう。
インスタマーケティングにはエルグラム
Instagramは工夫次第で集客や売り上げアップの効果を生み出せるツールです。しかし本格的にアカウント運用を行っていくと、顧客管理やコメント返信などのタスクが増えて負担となってしまいます。
そんな負担を軽減するためには、エルグラムをおすすめします。弊社の提供するエルグラムでは、以下のようなタスクを自動化してアカウント運用の負担を減らすことが可能です。
- コメントへの自動応答
- アンケートフォームの作成
- 顧客管理
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