インスタグラムは年々需要が増えているSNSプラットフォームであり、集客目的で運用する企業も増えてきました。
しかし、インスタグラムの運用目的は集客だけにとどまりません。
マネタイズを目的とする場合も多いでしょう。
インスタグラムのマネタイズ手法は、いくつかあります。
しかし、自社のアカウントに適するマネタイズ方法や手順がわからない方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、インスタグラムのマネタイズについて解説します。
企業ブランドを向上させつつ、賢く取り入れていきましょう。
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インスタでマネタイズする方法
インスタグラムのマネタイズ方法は、主に以下の七つです。
- アフィリエイト広告
- 投げ銭
- アカウント運用代行
- アカウントコンサルティング
- 企業案件・PR案件の獲得
- オリジナル商品・サービスの販売
- 広告
インスタグラムのマネタイズは企業だけでなく、個人でも可能です。
各マネタイズ方法の特徴や仕組みについて解説します。
アフィリエイト(企業・個人)
アフィリエイトは成果報酬型の広告のことで、個人・企業関係なく参入できるマネタイズ方法です。
アフィリエイトを利用する流れは、まず自社商品・サービスを広めたい企業がASPと呼ばれるアフィリエイト広告を提供するためのプラットフォームやサービスを提供する企業に広告依頼を出します。すると、各メディア運営者がASPを経由してインスタグラムなどのSNSに企業のアフィリエイト広告を掲載してくれるのです。
企業のアフィリエイト広告を見たユーザーが商品やサービスを購入するといった条件を満たすと、報酬が得られる仕組みです。
かつては、フォロワー数1万人以上のアカウントのみがストーリーズに外部サイトのURLを掲載できていました。しかし、2021年末からリンク機能が誰でも使用できるようになったのです。
企業や個人関係なくアフィリエイトによる収益化を目指せるようになりました。
投げ銭(企業・個人)
インスタグラムのライブ配信では、「バッジ機能」を使って視聴者から投げ銭を集められます。
企業・個人関係なく行えるマネタイズ手法です。
インスタグラムのライブ配信では、バッジ機能を利用して配信者が視聴者から収益を得られるシステムになっています。
バッジは、以下の3種類が用意されています。
- 120円
- 250円
- 610円
視聴者がライブ配信中にバッジを購入すると、アカウント名とバッジがライブ配信中のコメント欄に表示されます。
配信者と視聴者がバッジを介し、リアルタイムでコミュニケーションを取れるのが魅力です。
バッジは他の視聴者にも見えるため、「自分もバッジを購入してみよう」と購買意欲を刺激できる仕組みとなっています。
配信中に自社の商品やサービスを紹介すれば、興味を持ったユーザーが購入するかもしれません。
ユーザーとコミュニケーションを取りながら収益化が期待できるマネタイズ手法です。
アカウント運用代行(企業・個人)
インスタグラムのアカウント運用代行とは、専門の知識を有する人や企業が、他アカウントの運用を成功に導くため、その知識やデータを生かして、運用代行するマネタイズ手法です。
インスタグラムの運用に成功している人がアカウント運用代行を行うことで、企業・個人関係なく、知見を生かした収益化が望めます。
結果が出ずに困っている運営者にとって、ブランド認知度の向上や商品・サービスの売り上げ増加などの効果が期待できるサービスです。
アカウント運用コンサル(企業・個人)
アカウント運用コンサルティングでは、インスタアカウント運用に関するアドバイスをします。
企業・個人関係なく、インスタグラム運用の実績があれば行えるマネタイズ手法です。
アドバイスの内容は運営方針によって変動しますが、フォロワー増加や収益化などのニーズに合わせて、データをもとに助言します。
アカウント運用コンサルティングは、インスタグラム運用に悩む企業や個人に対して営業するので、今後も需要のあるサービスのひとつといえるでしょう。
企業からのPR案件(企業・個人)
企業からのPR案件は、企業からメディア運営者に依頼して商品・サービスをPRするマネタイズ手法です。
企業・個人どちらでも行えます。
インスタグラムは他のSNSに比べると拡散力が弱いため、企業が影響力のあるアカウントに依頼して商品をPRしてもらい、多くのユーザーに認知してもらったり収益につなげたりしています。
企業は多くのユーザーに自社の商品・サービスを認知してもらう機会が増え、依頼されたアカウントは影響力の強さを認められることでオファーが来やすくなるのです。
自社製品・サービスの販売(企業・個人)
自社の商品・サービスを企画・作成して販売するマネタイズ手法です。
フォロワーに認知してもらう必要はありますが、商品・サービスを用意すれば、企業・個人関係なく収益化できます。
オリジナルの商品やサービスを作ることで、収益化の機会を広げたり、自社のブランド価値を高めることも可能です。
具体例として、以下の商品・サービスがあげられます。
- 有料メルマガ
- グッズ
- 教材
- セミナー
- コンサルティング
ニーズに合わせて制作することで、長期的な収益が見込めるでしょう。
広告(企業)
インスタグラムの広告は、低予算でより細かいターゲットに絞れるのがメリットです。
広告の方法は、以下のとおりです。
- 動画広告
- リンク広告
- カルーセル広告
- スライドショー広告
- ダイナミック広告
- コレクション広告
- リード獲得広告
- 発見タブ広告
- ブランドコンテンツ広告
- ショッピング広告
- リール広告
- モバイルアプリ広告
さまざまな手法があるので、どのような広告を出せば高い成果が得られるのかをテストする必要があります。
ブランドイメージを向上させながら、収益化を目指せるマネタイズ方法です。
インスタ広告の詳しいやり方の解説は、以下の記事をご確認ください。
近年多くのインフルエンサーや企業が、Instagramを利用して宣伝や集客を行っています。しかしInstagramで宣伝や集客を行うと、ユーザーからの質問への返信などのタスクに追われてしまうことも多いです。
弊社が提供するエルグラムには、ユーザーからのコメントやDMに自動で返信する機能など、Instagram運用をお助けする機能が充実しています。
Instagramのタスクを減らして効率的な運用を目指す方は、ぜひ弊社の無料自動返信ツール「エルグラム」の導入を検討してください。
詳細は、以下のボタンからLINEの友だち登録を行なっていただくと確認できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
インスタでマネタイズを成功させるためには?
広告を貼るだけでは、インスタグラムのマネタイズは成功しません。
収益化を目指すためには、いくつかの要素を意識する必要があります。
ここでは、インスタグラムのマネタイズを成功させるために欠かせないポイントを解説します。
フォロワーを増やす
フォロワーの多さは、アカウントの有益性や需要の高さを意味しています。
フォロワーが増えればそれだけ影響力が大きくなり、広告主にとって広告収入が期待できるからです。
また、自社で扱う商品・サービスに興味を持つユーザーが増えるので、結果的にマネタイズが成功しやすくなります。
ターゲットを絞る
マネタイズ成功のカギは、ターゲットを絞って戦略を立てることです。
ターゲットを絞らず運用していては、エンゲージメントの高いユーザーへ適切なアプローチができないため、商品の購入やサービスの利用にまで繋がりません。
ターゲットを絞ることで、より専門的な知識や情報を発信できるため、購買意欲の高いユーザーを獲得できます。
さらに詳しく知りたいという方は、こちらの記事を参考にしてください。
質の高いコンテンツを投稿する
質の高いコンテンツを投稿すると、ターゲットにしているフォロワーのニーズを満たせます。
フォロワーのニーズを満たすことで、扱っている商品やサービスに興味を持ってもらえる可能性が高まり、それにともなって購買意欲が高まるでしょう。
例えば、美容関連の商品やトレンドの情報を発信することで、フォロワーからの関心や信頼度を高められます。
このように、フォロワーが求めるコンテンツを投稿することで、インスタグラムのマネタイズが成功しやすくなるのです。
インスタの分析と改善を定期的に行う
インスタグラムのマネタイズは、分析と改善が重要です。
投稿の反応やフォロワーのアクションを定期的に分析し、戦略を改善すれば、マネタイズにつながります。
フォロワーのニーズを満たすコンテンツを作るためにも、分析は欠かせません。
インスタグラムのマネタイズを成功させるためには、定期的に分析と改善をしましょう。
インスタグラムのインサイト分析の詳しい情報は、以下の記事をご確認ください。
インスタのマネタイズに向いているジャンルは?
インスタグラムのマネタイズは、ジャンル選びが大切です。
扱っている商品・サービスと異なるジャンルをマネタイズしてしまうと、フォロワーのニーズを満たせなくなってしまいます。
マネタイズに向いているジャンルは、以下の6つです。
- 美容
- ファッション
- グルメ
- ショッピング
- エコ関連
- ライフスタイル
インスタグラムのアカウントで扱っている商品・サービスと相性がいいジャンルを選びましょう。
インスタのマネタイズをする際の注意点
インスタグラムのマネタイズ手法を取り入れる際、トラブルに巻き込まれないための注意点がいくつかあります。
企業と個人、それぞれの注意点を解説します。
個人でのマネタイズはここに気を付けよう!
個人でインスタグラムのマネタイズを行うためには、いくつか注意が必要です。
マネタイズの注意点を知らないと、いざという時に困るかもしれません。
考えられる事例をあらかじめ把握しておきましょう。
収益が20万円を超えたら確定申告を行う
20万円以上の収益が見込まれる場合は、確定申告が必要です。
個人が給与以外から20万円を超える収入がある場合、翌年の3月までに確定申告をしないと、無申告加算税や延滞税などの追徴課税が発生する恐れがあります。
収益が増えてきたら、気を付けましょう。
インスタのマネタイズ勧誘は気を付ける
インスタグラム運用をしていると、DMやコメントから好条件のマネタイズ手法の勧誘が送られてきます。
「今よりも稼げる手法を教えるので、こちらを購入してください」などと書かれているDMやサイトは、詐欺の可能性が高いです。
いくら好条件でも、リンクを踏まないようにしましょう。
企業によるマネタイズはここに気を付けよう!
個人だけでなく、企業のアカウントもマネタイズする際には注意が必要です。
企業アカウントに対して、投資やマネタイズの勧誘をしてくる場合があるからです。
ここでは、企業アカウントのマネタイズをする上で気を付けることを解説します。
企業アカウントにおいてもマネタイズ勧誘には気を付ける
インスタグラムでは、企業・個人関係なくマネタイズ勧誘のDMが届きます。
広告やコンサルティング運用の営業DMが届きますが、提示された条件が魅力的だったとしても、DMだけで判断してはいけません。
詐欺被害に遭うかもしれないため、以下の2点を必ず調べてから判断しましょう。
- DMを送ってきた会社が実在しているか
- 会社を偽装しているアカウントではないか
企業アカウントでのアフィリエイト広告掲載は注意が必要
企業のアカウントでのアフィリエイト広告掲載は、企業のブランド価値を下げる可能性があります。
アフィリエイトで収益化できるからと言って、自社と異なるジャンルの商品を掲載すると、アカウントの統一感がなくなってしまうからです。
例えば、コスメを中心に投稿しているアカウントで食べ物のアフィリエイトリンクを貼ると、フォロワーが嫌がる可能性があります。
企業アカウントでアフィリエイトリンクを掲載する場合は、あらかじめどのジャンルを扱うのかを決めておきましょう。
まとめ:インスタのマネタイズをマスターして収益化を目指そう
この記事では、インスタグラムのマネタイズについて解説しました。
インスタグラムは集客や販売促進だけでなく、広告料を得られる魅力的なSNSプラットフォームです。
マネタイズ手法は数多く存在しますが、企業や個人それぞれにとって適した方法を選びましょう。
インスタグラムを活用した企業ブランドの向上や収益化の際は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
また、ハッシュタグやタグ付けの機能をリマインダー機能と合わせて活用することで、集客に対する相乗効果が期待できます。今回の記事を参考に、リマインダー機能のよさを最大限に活用して集客につなげていきましょう。
インスタマーケティングにはエルグラム
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