「Instagramに画像を投稿したら、なぜサイズが切れてしまうのか」
「見映えのよい投稿を作るには、写真の比率も意識すべきなのか」
このような疑問を抱いた経験がある方も多いのではないでしょうか。実際、Instagramに投稿した際に、意図せず画像が切れてしまうケースは少なくありません。
適切な比率やサイズを把握しておくことが、美しい投稿づくりには欠かせないポイントです。
この記事では、Instagramで適切な画像サイズを使うために押さえておきたい以下のポイントをわかりやすく解説します。
- 推奨される画像サイズと比率
- 各投稿のワンポイントアドバイス
- 画像サイズに関するよくある質問
画像をもっときれいに、見やすく届けたい方は、ぜひ参考にしてください。
- インスタの写真が切れるようになったのはなぜ?いつから?
- 【NEW】インスタの投稿タイプ別画像サイズの一覧表
- 各投稿のおすすめサイズとワンポイントアドバイスを紹介
- 写真サイズが切れるときの3つの対処法
- 画像サイズを変更するおすすめツール「Canva」
- インスタの画像サイズに関する注意点
- インスタの画像サイズに関するよくある質問
- 今後のインスタの仕様変更について
- まとめ:インスタの適した画像サイズを把握して、おしゃれな発信を!
- インスタ運用を効率化したいなら「エルグラム」を導入しよう!
インスタの写真が切れるようになったのはなぜ?いつから?
Instagramの投稿で「写真が勝手に切れてしまう」と感じるユーザーが増え始めたのは、2025年1月ごろのことです。
この時期を境に、フィード投稿の表示形式が従来の正方形から縦長(縦横比4:5)へと変更されました。InstagramやMeta社から事前の案内がなかったため、多くのユーザーが投稿後に初めてその変化に気づき、困惑する事態となりました。
その後、2025年1月29日になってようやく、Instagramの公式クリエイターアカウント(@Creators)から画像サイズのルールと推奨されるアスペクト比についての情報が発信されています。
インスタの画像サイズが変わった原因と背景
Instagramの画像サイズが変更された背景には、Instagram側の仕様改定があります。これは、投稿をより魅力的に見せることを目的としたもので、責任者であるアダム・モッセーリ氏が2025年1月20日の投稿でその意図に言及しました。
ただし、この変更は事前に告知されておらず、多くのユーザーが困惑する結果となりました。モッセーリ氏も「サプライズでの導入となってしまい、不便と手間をかけてしまった」と述べ、投稿内で反省の意を示しています。
画像サイズが変わったことによるメリットとデメリット
画像サイズが正方形から縦長に変わったことによるメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
・写真の上下までしっかり見せられる・文章や情報を画像内に入れやすい | ・プロフィールページでの見た目が不揃いになる・正方形前提のテンプレートが使えなくなる・デザインの統一が崩れ、ブランドイメージが乱れる |
縦長表示には新たな表現の可能性がある一方、投稿の一貫性を保つには従来のサイズから変更後のサイズに切り替える必要があり、手間がかかります。
画像サイズが変わったことによるユーザーの意見
画像サイズの変更に対するユーザーの反応は賛否が分かれていますが、全体としては戸惑いや不満の声が目立ちます。
一部では「ちょい縦長の画像サイズいいねぇ」と、新しい比率に肯定的な声も寄せられています。
しかしそれ以上に、「本当はInstagramにも元のサイズ(画像右)で載せたい」「長方形に😭😭😭やり直し」「Instagramは画像サイズがうまく画面に収まらず、編集が面倒で更新していない」といった否定的な意見が多く見受けられます。
こうした声からは、クリエイターや企業のInstagram担当者が、再編集やデザイン調整に追われている状況がうかがえます。仕様変更に賛同する意見も一定数あるものの、大半のユーザーは「予告なしの変更」に対して不便さを感じているようです。
【NEW】インスタの投稿タイプ別画像サイズの一覧表
Instagramでは、投稿形式ごとに最適な画像サイズと比率が定められており、それぞれに適したフォーマットを使用することが大切です。正しいサイズを理解しておくことで、以下のようなトラブルを防ぐことができます。
- 画像の一部が自動でトリミングされる
- 画質が劣化してぼやけてしまう
- タイムライン上での表示バランスが崩れる
こうした問題を避けるためにも、事前に各投稿タイプの推奨サイズを把握し、それに沿った形で投稿することが、より魅力的なコンテンツ作成につながります。
投稿タイプ | 推奨サイズ(px) | アスペクト比(縦横比) | 備考 |
フィード投稿(正方形) | 1,080 × 1,080 | 1:1 | 従来のフィード投稿形式 |
フィード投稿(縦長) | 1,080 × 1,350 | 4:5 | 2025年以降、主流になりつつある形式 |
フィード投稿(横長) | 1,080 × 566 | 1.91:1 | 横長の風景やワイド画像に適している |
ストーリーズ | 1,080 × 1,920 | 9:16 | 全画面表示、テキストやスタンプと相性◎ |
リール | 1,080 × 1,920 | 9:16 | 縦型ショート動画。ストーリーズと同じ比率 |
インスタライブ | 1,080 × 1,920 | 9:16 | リアルタイム配信も縦型での表示が基本 |
アイコン(プロフィール画像) | 320 × 320 | 1:1 | 丸型で表示されるため、中央配置が重要 |
各投稿のおすすめサイズとワンポイントアドバイスを紹介
各投稿のおすすめサイズとワンポイントアドバイスを紹介します。
- フィード投稿
- ストーリーズ
- リール
- インスタライブ
- アイコン
- インスタ広告
1. フィード投稿におすすめのサイズとワンポイントアドバイス
フィード投稿は、Instagramで最もよく使われる投稿形式です。縦長画像(4:5)を使えば、表示面積が大きくなり、ユーザーの目を引きやすくなります。
なぜ縦長がいいのか?
縦長の画像を使うことで、スマホ画面上の表示領域を広く活用できるため、視認性が向上し、投稿の印象も強く残りやすくなります。さらに、縦長サイズで統一することでプロフィールページの見栄えが整い、ブランドイメージの確立にもつながります。
フィード投稿の画像比率
タイプ | 推奨サイズ(px) | アスペクト比 |
正方形 | 1,080 × 1,080 | 1:1 |
縦長 | 1,080 × 1,350 | 4:5 |
横長 | 1,080 × 566 | 1.91:1 |
フィード投稿のワンポイントアドバイス
ポイント | 理由・補足 |
4:5を超える比率にしない | 比率を超えると(例:1,080×1,600)、タイムライン上で上下が自動的にカットされるため |
カルーセル投稿では画像サイズを統一する | 異なるサイズが混在すると一律でトリミングされ、レイアウトが崩れる可能性があるため |
1枚目は1,080 × 1,080でトリミングされることを前提に設計する | 発見タブではカバー画像が1,080 × 1,080で表示されるため、デザインが切れても問題ないように作成する |
2. ストーリーズにおすすめのサイズとワンポイントアドバイス
ストーリーズは全画面表示を活かせる「縦型(9:16)」が基本です。画面全体を使えるからこそ、余白やUIの重なりを意識した設計が必要になります。
なぜ余白が必要なのか?
Instagramのストーリーズは、画面上にアカウント名などのUIが重なる仕様となっているため、重要なテキストや画像がその下に隠れてしまうおそれがあります。表示位置を考慮せずに配置すると、見せたい情報が視聴者に届かない可能性があるため、十分に注意が必要です。
ストーリーズの推奨サイズ
推奨サイズ(px) | アスペクト比 |
1,080 × 1,920 | 9:16 |
ストーリーズのワンポイントアドバイス
- 重要な要素は上下(155 px)への配置を避ける
- スタンプを配置する場合、デザインと被らない位置に設置する
- 情報を詰めすぎず、余白を活かす設計が好印象
ストーリーズでは「余白を味方につける」ことが成功のカギです。画面全体を使いながら、見せたい情報が見切れないよう工夫しましょう。
3. リールにおすすめのサイズとワンポイントアドバイス
リールはストーリーズと同じ9:16の縦型ですが、「カバー画像の見え方」に注意が必要です。
カバー画像は中央に配置するのがよい理由とは?
リールは発見タブに表示される場合があり、その際の表示範囲が通常の画面とは異なります。カバー画像はリール一覧で中央部分の正方形(1,080×1,080)が切り取られて表示されるため、その範囲内に重要な情報を収めることが重要です。
リールの推奨サイズ
推奨サイズ(px) | アスペクト比 |
1,080 × 1,920 | 9:16 |
リールのワンポイントアドバイス
- カバー画像は中央に重要な情報を集める
- フィードにもシェアするなら、中央寄せの構図を意識する
- 上270px・下410px ・右下230 × 780px に重ならない設計が◎
リールは「どこに表示されても伝わる」設計がポイントです。中央寄せ&UI避けが鉄則です。
4. インスタライブにおすすめのサイズとワンポイントアドバイス
インスタライブの画面比率は9:16(1,080×1,920px)で、ライブ中はコメント欄やUIが重なるため、表示範囲を考慮した設計が必要です。
なぜUIを避ける必要があるのか?
ライブ配信中は、視聴者側の画面にコメント欄やリアクションボタンが重なって表示されます。その結果、配置によっては重要な情報が隠れてしまい、視認性が損なわれるおそれがあります。表示領域を考慮した設計が求められます。
インスタライブの推奨サイズ
推奨サイズ(px) | アスペクト比 |
1,080 × 1,920 | 9:16 |
インスタライブのワンポイントアドバイス
- 話者の顔や資料は画面中央や上部に配置
- 下1/3の範囲はコメントが重なるので避ける
- ライブ告知に使用するカバー画像も同サイズで作成すると一貫性◎
インスタライブを最大限活用するためのポイントを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
5. アイコンにおすすめのサイズとワンポイントアドバイス
アイコンは320×320pxが推奨されますが、丸型表示であることから「中央配置」が最も重要です。
なぜ中央配置が必要なのか?
ライブ配信中は、視聴者側の画面にコメント欄やリアクションボタンが重なって表示されます。その結果、配置によっては重要な情報が隠れてしまい、視認性が損なわれるおそれがあります。表示領域を考慮した設計が求められます。
アイコンの推奨サイズ
推奨サイズ(px) | アスペクト比 |
320 × 320 | 1:1 |
アイコンのワンポイントアドバイス
- 重要な要素(ロゴ・顔・文字など)は中央に配置
- 小さな画面でも認識しやすいように、文字数や細部は最小限に
- 拡大表示ができないため、色数を絞ったシンプル構成がベスト
企業ロゴを四隅ギリギリまで配置した場合、丸く切り取られて一部が見切れることがあります。ロゴは中央に寄せ、余白を持たせたデザインが理想です。
アイコンを含めたプロフィール欄のまとめ方を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
6. インスタ広告におすすめのサイズとワンポイントアドバイス
Instagram広告は投稿面だけでなく、CTAボタンなどUIも重なるため、余白設計が重要です。
なぜサイズ・形式を使い分けるべきか?
広告は掲載される場所によって比率やUIの表示位置が異なるため、それぞれの特性に応じた設計が不可欠です。フィードやストーリーズなど、表示環境に合わせて最適化することで、視認性や訴求力を高めることができます。
インスタ広告の推奨サイズ
画像サイズ(アスペクト比) | |
写真広告 | 1,080 × 1,080 (1:1)1,080 × 1,350 (4:5)1,080 × 566 (1.91:1) |
動画広告 | 1,080 × 1,080 (1:1)1,080 × 566 (1.91:1) |
カルーセル広告 | 1,080 × 1,080 (1:1)1,080 × 1,350 (4:5) |
ストーリーズ広告 | 1,080 × 1,920 (9:16) |
リール広告 | 1,080 × 1,920 (9:16) |
発見タブ広告 | 1,080 × 1,080 (1:1)1,080 × 1,350 (4:5)1,080 × 1,920 (9:16) |
インスタ広告のワンポイントアドバイス
- CTAボタン(例:詳しくはこちら)に文字や画像が被らないよう注意
- 音声OFF再生を想定し、字幕やアイコンを活用するのも効果的
インスタ広告のやり方については、以下の記事で解説しています。
写真サイズが切れるときの3つの対処法
Instagramに投稿した写真が意図せず切れてしまうことは珍しくありません。しかし、ちょっとした工夫でそのリスクを大きく減らせます。
以下では、写真が切れるのを防ぐための3つの具体的な対処法を紹介します。
- アスペクト比を統一する
- Instagram用の編集アプリを使う
- 被写体が中央にくるように撮影する
1. アスペクト比を統一する
投稿前にアスペクト比を整えておくことで、画像の切れを防ぐことができます。
Instagramではフィード投稿に推奨される縦横比が設定されており、とくに複数枚投稿(カルーセル)では、1枚目の比率がすべての画像に反映されます。そのため、サイズにばらつきがあると、意図せず他の画像がトリミングされてしまう恐れがあります。
あらかじめ縦横比を統一しておけば、表示の乱れを回避しやすくなります。すべての画像の比率を揃えることが、トリミング対策として最も効果的です。
2. インスタ用の編集アプリを使う
Instagramの仕様に合ったフォーマットを使える編集アプリを活用すれば、サイズ調整の手間を大きく減らすことができます。写真の縦横比がばらついていても、専用アプリを使えば簡単にInstagram向けに最適化されたサイズへ加工可能です。
以下のようなアプリが役立ちます。
Edits:Instagramがリリースした編集アプリ
Canva:Instagram用テンプレートを多数搭載
こうしたアプリを使うことで、見た目の整ったコンテンツを効率的に作成できます。時間をかけずに仕上がりの質を高めたい方にとって、非常に心強いツールといえるでしょう。
3. 被写体が中央にくるように撮影する
Instagramでは自動トリミングによって画像の端がカットされる場合があるため、被写体が端に寄っていると大切な部分が見切れてしまうことがあります。
見映えを保つためには、撮影時に以下のような構図を意識すると効果的です。
そのため、以下のような構図を意識して撮影しましょう。
- 被写体を画面の中心に配置する
- 周囲に余白を設けておく
- 背景に左右対称の要素を取り入れる
このような構図で撮影すれば、万が一トリミングされても主役がしっかりと映り、全体のバランスも崩れにくくなります。投稿の仕上がりを整えるためには、あらかじめ構図に配慮しておくことが重要です。
画像サイズを変更するおすすめツール「Canva」

Canvaはブラウザやスマホアプリで使える画像編集ツールで、誰でも簡単にデザインを作成できます。Instagramに特化したテンプレートが豊富にそろっており、用途に応じた画像サイズをすぐに選べる点も便利です。
機能と操作性のバランスに優れていることから、Instagram運用者の間でも人気を集めています。
主な特徴は以下の通りです。
- 無料で利用可能
- 無料の素材やフォントが充実
- Instagram投稿用テンプレートを搭載
- アカウントに保存し、複数人での共有・編集にも対応
たとえば複数の投稿を同じデザインテイストで仕上げたいときも、テンプレートを使えば短時間で統一感のある投稿が完成します。
Canvaは初心者にもやさしく、Instagram運用を効率化したい人に最適なツールです。
Canvaで画像サイズを変更する方法
今回はアプリでの操作方法を紹介します。
Canvaで画像サイズを変更する手順は以下の通りです。
- Canvaを開き、下部の「+」をタップ
- 検索窓で「Instagram」と入力し、投稿したい種類を選ぶ
- アップロードをタップし、サイズ変更したい画像をアップロードする
- アップロードした画像をタップし、Canva上で開き背景の白枠に合うようにサイズを整える
- 「ダウンロード」をタップし、Instagramに投稿する
※有料プランだとAIが自動で背景生成してくれる機能あり
インスタの画像サイズに関する注意点
Instagramの画像サイズで注意すべき点の一つが、カバー画像の扱いです。フィード投稿やリールを推奨サイズで作成していても、発見タブなどでは正方形(1:1)に自動トリミングされるため、意図しない部分が切れてしまう可能性があります。
より多くのユーザーに投稿を届けるためには、カバー画像の構図にも配慮しましょう。
たとえば以下の工夫が効果的です。
- 中心にタイトルや被写体を配置する
- 周囲に余白を持たせる
- カバー画像は1:1で見えることを前提に設計する
特にリールでは、文字を中央に置くことでトリミングされても伝わりやすくなります。表示仕様を理解し、すべての画面での見え方を意識してデザインすることが、投稿の反応を高めるポイントです。
インスタの画像サイズに関するよくある質問
Instagramの画像サイズに関するよくある質問を4つ紹介します。
- 画像サイズの推奨比率と違う画像をアップするとどうなる?
- 画像サイズの比率はあっているのに画像がぼやけるのはなぜ?
- 画像サイズの比率を無視するとおすすめに表示されにくい?
- 投稿後にサイズの変更はできる?
1. 画像サイズの推奨比率と違う画像をアップするとどうなる?
Instagramでは、推奨サイズでなくても投稿は可能ですが、トリミングによって見映えが崩れることがあります。縦横比が適切でない場合、画像は自動的にカットされるため、意図しない箇所が切れてしまうことも少なくありません。
特に、被写体が端に寄っている場合や文字情報が中央から外れている場合は注意が必要です。
重要な情報が見切れたり、レイアウトが不自然になったりする事態を避けるためにも、あらかじめ推奨される比率に合わせて投稿を準備することが大切です。
2. 画像サイズの比率はあっているのに画像がぼやけるのはなぜ?
画像サイズの比率が正しくても、投稿後に画質がぼやけるケースがあります。
その主な原因としては、解像度の低さやJPEG形式での繰り返し保存、Instagramによるアップロード時の自動圧縮などが挙げられます。
画像がぼやける原因と対策は以下の通りです。
原因 | 対策 |
低解像度の画像 | 最低でも1,080px以上で作成する |
JPEGの再保存、圧縮時の画質劣化 | PNG形式の利用を検討する |
拡大して使っている | オリジナルサイズで使用する |
Instagramで鮮明な見た目を維持するには、「高解像度」かつ「劣化の少ない形式」を選ぶことが重要です。これらを意識することで、より完成度の高い投稿につながります。
3. 画像サイズの比率を無視するとおすすめに表示されにくい?
画像比率が適切でない投稿は、視認性が下がり、ユーザーに見づらい印象を与えるため、結果的におすすめ欄への表示が不利になる可能性があります。
Instagramのアルゴリズムは明かされていないものの、ユーザーの反応や見やすさが表示頻度に影響すると考えられています。
そのため、以下のような投稿は避けた方が無難です。
- 被写体が中央にない横長画像:トリミングで主役が見切れる
- 文字が端にある画像:カバー表示で情報が伝わらない
このように、構図が不適切だとエンゲージメントが下がりやすく、Instagram側の評価も低下する恐れがあります。視認性を高めるためにも、推奨される縦横比で見やすい画像を使うように意識しましょう。
4. 投稿後にサイズの変更はできる?
Instagramに投稿した画像や動画は、一度アップロードされると自動的にトリミングや圧縮などの処理が施されるため、あとからサイズや比率を変更することはできません。
内容を修正したい場合は、投稿をいったん削除し、正しいサイズであらためて再投稿する必要があります。
こうした手間を避けるためにも、アップロード前に画像のサイズや画質を丁寧に確認しておくことが大切です。最初の時点で仕上がりを整えておくことで、投稿の完成度を高めやすくなります。
今後のインスタの仕様変更について
Instagramは今後、ユーザーに配慮した仕様変更を段階的に進めていくと明言しています。これは、同社の責任者であるアダム・モッセーリ氏の発言に基づく方針であり、突然の変更により利用者が戸惑うことのないよう、透明性のある運用が意識されています。
とくに今回の画像サイズの仕様変更が告知なく実施されたことを受けて、今後は「サプライズの仕様変更を避ける」姿勢が打ち出されました。事前の案内を通じてスムーズな移行を目指すとともに、ユーザーの声を反映したアップデートが重視されていくと考えられます。
今後の具体的な取り組みとして、以下の3点が挙げられます。
取り組み | 内容 |
サプライズの仕様変更回避 | 突然のアップデートで利用者が困惑しないよう、計画的かつ透明性のある変更を行う。 |
ハイライト機能の改善 | ハイライトをグリッド(投稿一覧)に移動し、新たなタブとして追加する案を検討中。見やすさ向上が期待される。 |
グリッドの並び替えツール開発 | プロフィール画面の投稿一覧において、ユーザーが自由に並び順を変更できる機能を開発中。運用の自由度が向上。 |
こうした改善は、アカウント運用の自由度やユーザビリティの向上につながることが期待されます。運用者にとっては見逃せない変化となるため、今後も最新情報をこまめに確認し、柔軟に対応する姿勢が求められます。
まとめ:インスタの適した画像サイズを把握して、おしゃれな発信を!
Instagramにおける画像サイズの仕様変更は、投稿の見え方やアカウント全体の印象に大きく影響します。とくに2025年から主流となった縦長表示により、従来の正方形テンプレートでは対応が難しくなってきました。投稿の質を保ち、エンゲージメントを高めるには、最適なサイズや比率を理解したうえで準備することが欠かせません。この記事の要点は以下の5つです。
- 投稿画像は縦長(4:5)が主流
- 推奨サイズを超えると自動で切れる
- 投稿形式ごとに最適サイズが異なる
- Canvaなどで比率調整が簡単にできる
- 投稿後のサイズ変更はできない
これらを押さえておくことで、Instagramの投稿クオリティが向上し、より魅力的な発信が可能になります。
インスタ運用を効率化したいなら「エルグラム」を導入しよう!
Instagramの運用をもっと効率的に、かつ効果的に進めたいと考えているなら、自動化ツール「エルグラム」の導入を検討してみましょう。
エルグラムは、以下のようなInstagram運用をサポートする機能が充実しているため、作業負担を大幅に軽減できます。
- 投稿やストーリーズにきたコメントへの自動応答
- DMへの自動応答
- アンケートフォームの作成
- 顧客管理(氏名・電話番号など)
- DMに特典を自動配布
エルグラムのフリープランは無料で即日利用できるので、ぜひ活用してみてください。
詳しい情報は以下のページからすぐに確認できます。