インスタの時間制限とは?設置方法やユーザーへのアプローチ方法を解説

ノウハウ
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Instagramを利用していると、つい長時間滞在してしまうことがあるでしょう。

実は、Instagramには1日あたりの使用時間を制限する機能が備わっています。

時間制限の設定方法は簡単で、自分がどれだけInstagramを使っているのかを確認したり、時間制限を設定することが可能です。

そこで、この記事ではInstagramの時間制限に関して、大きく以下の3つについて解説します。

この記事を読んで分かること

この記事を読んで分かること
  • 時間制限が求められる理由
  • 時間制限の設定方法
  • 時間制限をしているユーザーに企業がアプローチする方法

Instagramの時間制限について知りたい、時間制限しているユーザーに自社の情報を届けたいといった方はぜひ参考にしてください。


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インスタの「時間制限」とは?

Instagramの時間制限とは、1日あたりの利用時間に上限を設ける機能です。利用時間を制限することで、目の疲れや情報過多による負担を軽減できます。

制限を設定する前に、自分がどれくらいInstagramを使っているのかを確認しておきましょう。

以下の手順で確認可能です。

  • プロフィールぺージ右上の【≡】を選択
  • 【設定とアクティビティ】から【時間管理】を選択

このように使用時間を把握しておけば、適切な制限時間を設定しやすくなります。

なお、時間制限を設定していないにもかかわらずログインできない場合は、コミュニティガイドライン違反による一時的な利用制限が原因かもしれません。

インスタアカウントの凍結についてはこちらで詳しく解説しています。

インスタの「時間制限」が求められている理由

インスタの時間制限が求められている理由として、以下が挙げられます。

  1. 興味のあるコンテンツが表示され続けるため
  2. 投稿数が増えるたびに中毒性が高まるため

それぞれの理由を解説します。

1. 興味のあるコンテンツが表示され続けるため

Instagramでは、ユーザーの行動履歴に基づき、関心の高いコンテンツが優先的に表示される仕組みが採用されています。このアルゴリズムにより、ユーザー体験が向上する一方で、利用時間が長くなりやすいという課題もあります。

特に以下のような行動が無意識のうちに繰り返されることで、時間の消費が加速します。

時間消費が加速する行動
  • 新しい投稿を求めて、終わりなくスクロールを続けてしまう
  • 多くの情報に触れることで、脳や目に過度な負担がかかる

このように、興味のある情報が次々と表示される環境では、ユーザーが意図せず長時間アプリを利用しやすくなります。

その結果、疲労やストレスを感じやすくなることから、健康的な使い方を促す手段として時間制限の設定が求められているのです

2. 投稿数が増えるたびに中毒性が高まるため

Instagramにコンテンツを投稿すると、「いいね」やコメント、DMなどを通じて他のユーザーから反応が得られます。こうしたリアクションは承認欲求を刺激し、アプリの利用を習慣化させやすくなります。

特に以下のような流れに陥ることで、利用時間がどんどん延びてしまうケースが少なくありません。

リアクションが利用時間を延ばしてしまう理由
  • 投稿に対する反応が嬉しくて、さらに投稿したくなる
  • 継続的な満足感を得るために、アプリを頻繁に開くようになる

このように、反応の積み重ねによってユーザーは無意識のうちに利用時間を増やしてしまいます。そのため、健全な利用を保つためには、時間制限を設けて依存を抑える意識が重要だと言えるでしょう。

インスタで「時間制限」を設定する方法は主に2種類

インスタで時間制限を設定する方法は以下の2種類です。

  1. インスタの設定を変更する
  2. デバイスの機能で時間制限をする

それぞれ解説します。

1.インスタの設定を変更する

インスタの設定を変更する際は、次のような手順で進めていきましょう。

  • プロフィールぺージ右上の【≡】を選択
  • 【設定とアクティビティ】から【時間管理】を選択
  • 【1日の制限】を選択

設定できる時間は15分、30分、45分、1時間、2時間です。設定した時間に達すると、アプリを閉じるよう促すリマインダーが送られるほか、上限に近づいたタイミングでも通知が届きます。

また、【時間管理】ページには【1日の制限】に加えて【スリープモード】の設定も用意されています。スリープモードを有効にすると、Instagramからの通知を一時的にオフにすることが可能です。

スリープモードについては以下で詳しく解説しています。

2.デバイスの機能で時間制限をする

iPhoneやAndroidなどのデバイスには、使用時間を制限できる機能が標準で搭載されています。この機能を活用すれば、Instagramの利用時間にも上限を設けることができます。

デバイスそれぞれの時間制限設定方法は次のとおりです。

デバイス設定手順
iPhone【設定】→【スクリーンタイム】→【App使用時間の制限】→【Instagram】を選択
Android【設定】→【デジタルウェルビーイングと保護者による使用制限】→【アプリの制限】→【Instagram】を選択

設定した時間に達すると、自動的にアプリが使用できなくなります。

子ども向けであればペアレンタルコントロール機能を活用する

Instagramには、子どもを持つ保護者向けにペアレンタルコントロール機能が備わっています。子どもに対して時間制限を設定する場合、この機能を活用することで見守りが可能です。

設定手順としては、まず保護者側からペアレンタルコントロールのリクエストを送る必要があります。

具体的には以下の操作を行います。

  • プロフィールぺージ右上の【≡】を選択
  • 【設定とアクティビティ】から【ファミリーセンター】を選択
  • 【お子さんを招待】を選択
  • 子どもとフォロー関係にあれば【検索】、フォロー関係になければ【リンクを共有】を選択

子どもがリクエストを承認すると、ファミリーセンター内に対象のアカウントが表示されます。表示されたアカウントを選択し、【時間管理】から【1日の上限】を設定してください。

ペアレンタルコントロールについては以下で詳しく解説しています。

インスタの時間制限を解除する方法

Instagramの時間制限を設定していても、友人や家族とのやり取りや、期間限定のイベントに参加する際には制限を一時的に解除する必要が生じることがあります。

企業アカウントにおいても、制限がプロモーション活動の妨げとなる可能性があるため、状況に応じた柔軟な対応が求められます。

なお、時間制限を解除する場合は、アプリとデバイスそれぞれで手順が異なるため、設定方法を正しく把握しておくことが大切です。

アプリの解除方法

インスタのアプリで時間制限を設定しているのであれば、次のような手順で解除します。

  • プロフィールぺージ右上の【≡】を選択
  • 【設定とアクティビティ】から【時間管理】を選択
  • 【1日の制限】から【オフ】を選択

上記のステップで解除できるため、状況に応じて時間制限を使い分けましょう

デバイスの解除方法

iPhoneやAndroidで時間制限を設定している場合、以下の手順で解除可能です。

デバイス解除手順
iPhone【設定】→【スクリーンタイム】→【App使用時間の制限】→【Instagram】を選択して制限を解除する
Android【設定】→【デジタルウェルビーイングと保護者による使用制限】→【アプリの制限】→【Instagram】を選択して制限を解除する

時間制限を設定しているユーザーへの企業アカウントの対策

Instagramで時間制限を設定しているユーザーに対して、企業が効果的にアプローチするには、投稿の工夫が不可欠です。

特に、短時間で利用を終えるユーザーの特性を踏まえた対応が求められます。対策としては、次のようなポイントが挙げられます。

  1. 短時間で価値を提供できるコンテンツを作成する
  2. ユーザーが利用する時間を意識する
  3. 外部コンテンツへの誘導を図る

それぞれ詳しく解説します。

1.短時間で価値を提供できるコンテンツを作成する

Instagramで時間制限を設けているユーザーは、限られた時間で効率よく情報を得たいと考えている傾向があります。

そのため、投稿の構成や伝え方にも工夫が求められます。具体的には次のようなポイントを意識すると効果的です。

時間制限ユーザーに配慮した投稿の工夫
  • 冒頭で惹きつける短尺リールを活用し、視覚的に伝える
  • 要点をキャプションの前半に集め、箇条書きや絵文字で視認性を高める
  • 長文は避け、ひと目で内容を理解できるよう整理する

こうした工夫によって、ユーザーの限られた閲覧時間を無駄にせず、伝えたい情報を的確に届けることが可能になります。

2.ユーザーが利用する時間を意識する

Instagramの時間制限を設定しているユーザーに投稿を届けるには、アプリを利用する可能性が高い時間帯を把握し、タイミングを合わせて投稿することが重要です。

特に、ライフスタイルに応じた行動時間を意識すると、より効果的にリーチできます。たとえば次のような傾向が見られます。

ユーザー属性ごとの利用が多い時間帯
  • 会社員:7:00〜9:00、12:00〜13:00、20:00〜22:00
  • 主婦(夫):6:00〜7:00、22:00以降
  • 中高生:7:00〜9:00、20:00〜22:00

ユーザーがアプリを開くわずかな時間を的確に捉えることで、投稿の露出を高めることにつながります。

おすすめのインスタ投稿時間については、以下で詳しく解説しています。

3.外部コンテンツへの誘導を図る

Instagramで時間制限を設けているユーザーは、アプリ内での滞在時間が短いため、興味を持った瞬間に外部コンテンツへ誘導できる導線づくりが欠かせません。

ユーザーの関心が高まったタイミングを逃さず、次のような工夫を取り入れることで接触時間を効果的に活用できます。

短時間利用ユーザーを外部へ誘導する工夫
  • プロフィール欄のURLは常に最新情報に更新し、商品ページやブログ、特設サイトなど関心を持たれやすいリンク先を設置する
  • ストーリーズのリンク機能を活用し、ワンタップで外部へ誘導できるようにする

こうした導線を整えることで、限られた時間内でも深いエンゲージメントや具体的な行動を促しやすくなります。

まとめ | インスタの時間制限が求められる理由を把握しておこう

Instagramの時間制限機能は、ユーザーの健康的な利用を促すだけでなく、企業アカウントが効率的に情報を届けるうえでも重要なポイントです。

アプリ内・端末設定の両方で制限が可能であり、状況に応じて柔軟に調整できる点も特徴です。この記事の要点は以下の5つです。

  • インスタには使用時間を制限する機能がある
  • 時間制限はアプリ内と端末設定の2通りで可能
  • 子ども向けには親が制限を設定できる機能もある
  • 制限中でも解除や調整は簡単にできる
  • 時間制限ユーザーには短時間で伝わる投稿が有効

これらを理解することで、より健全な利用と効果的な情報発信の両立が可能になります。

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