インスタグラムは世界で約10億人が利用している大規模なSNSプラットフォームであり、主に写真や動画を投稿できます。
また、2010年にスマートフォン対応のアプリを開発。
現在はMeta社(旧Facebook社)に買収され、子会社になっています。
「Instagram」は「Instant Telegram」を略した造語で、「その場ですぐ発信できる電報のようなサービス」という意味です。
日本でも利用者が多いSNSであるため、参入したいと考える個人事業主や企業の方は多いでしょう。
しかし、インスタグラムならではの用語や使い方がわからないと、SNSマーケティングを行うのが難しいかもしれません。
そこで今回は、インスタグラムの特徴や他のSNSとの違いについての解説とともに、企業はどのように活用すればいいのか、事例を踏まえて紹介します。
弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。
インスタグラムの特徴とは?
インスタグラムは、写真や動画を中心に投稿できるSNSです。
2022年1月の月間利用者数は、世界で14億7,800万人に達しています。
また、日本の月間利用者数も増加傾向にあり、同年に4,610万人を突破しました。
インスタグラムの最大の特徴は、視覚的に情報発信を行えること。
そのため、企業で扱っている商品やサービスをPRしやすいのです。
また、ユーザーとの距離感が近いため、積極的にコミュニケーションを取ることで、商品やサービスへの購買意欲を高めやすくなります。
インスタグラムと他のSNSの違いについて
インスタグラムの他にも、SNSは数多く開発されています。
SNSごとに特徴や運用方法は異なるので、企業の商品やサービスに合わせて「どのSNSで運用するのが最適か」熟慮しましょう。
ここでは、TwitterやFacebookとインスタグラムの違いについて、それぞれの特徴を踏まえた上で解説します。
Twitterとの違い
Twitterとインスタグラムの違いは、投稿スタイルやシェア機能です。
Twitterはテキストによる投稿が中心で、匿名で気軽に情報発信ができます。
拡散力も大きく、個人やビジネスで多くの方に活用されており、日本国内の月間利用者数は5,395万です。
テキストを中心に運用したい方やより多くのユーザーに商品を拡散したい方に向いています。
Facebookの違い
Facebookとインスタグラムの違いは、匿名性が低くシェア機能があること。
Facebookは実名で登録するため、知り合いや家族など面識のある人とつながりやすいのが特徴です。
2022年1月の時点で、世界の月間アクティブユーザー数が29億を超えたSNSですが、日本での利用者は2017年9月時点で2800万人に対し、2019年7月時点で2600万人と減少傾向にあります。
しかし、匿名性が低いからこそユーザーデータの精度が高く、ターゲット層に適した広告がより届きやすくなっています。
ターゲット層にふさわしい広告を届けたい企業におすすめです。
インスタグラムの機能や用語について
インスタグラムは独自の機能や用語が多いため、慣れるまでに時間がかかるでしょう。
しかし、一度覚えると誰でも簡単に活用できるものばかりです。
ここでは、インスタグラムの機能や用語について紹介します。
また、機能ごとに企業がどのように活用しているのか事例を紹介するので、自社のSNS運用のヒントにしてみてください。
ハッシュタグの機能について
インスタグラムには、ハッシュタグ機能があります。
ハッシュタグとは、投稿する際にテキストと一緒に「#」を付けて情報発信する方法です。
例えば、企業のアカウントでコスメ関連の投稿をする場合、「#コスメ」というハッシュタグを付けて投稿します。
すると、「#コスメ」のハッシュタグ一覧に表示され、興味のあるユーザーが閲覧できるようになるのです。
ハッシュタグ自体もフォローできるので、ターゲットに向けた訴求も可能になります。
名古屋市営鉄道のハッシュタグ活用事例
2022年8月、名古屋市営鉄道の100周年を記念したキャンペーンが、ハッシュタグを活用して行われました。
利用者が乗ってみたい市バスと地下鉄を描き、交通局へ持っていくキャンペーンです。
展示場だけでなく、インスタグラムでも「#夢の市バスと地下鉄」と付けて描いた絵を投稿してもらうよう募りました。
キャンペーンサイトでInstagramからハッシュタグで集めた投稿を掲載することにより、サイト上に掲載されたかどうか気になる参加者が記念サイトにも訪れてくれるという流れを作り出した活用事例となります。
リールの機能について
リールとは、元の写真や動画に音楽やスタンプ、テキストなどを自由に追加して投稿できる機能です。
動画は最長で90秒まで表示可能であり、写真は最長5秒表示できます。
ファンケルのリール活用事例
ファンケルは、無添加の化粧品を扱っている企業です。
リール投稿では、自社の商品紹介と使い方を紹介しています。
リール機能を使って化粧品の使用感をよりリアルに伝えることで、購買意欲を促しているのです。
フィードの機能について
フィード機能とは、おすすめの写真や動画がインスタグラムのホーム画面に表示される機能です。
ユーザーが気に入りそうな投稿を、アルゴリズムによって表示しているのです。
フィードや発見タブに広告を掲載
フィード広告にはユーザーの好みや興味がありそうなジャンルに関連して、広告が表示されます。
calmはカルフォルニア発の睡眠、瞑想、リラクゼーションの世界ナンバーワンアプリ。
フィード広告を活用し、アプリをインストールしたくなるようなPRを行っています。
商品やサービスが気になった方は、投稿の「詳しくはこちら」をタップすると、広告アカウントのプロフィールへ移動も可能です。
発見タブはアプリ下部の虫眼鏡のアイコンをタップすると表示されます。
検索窓下をスクロールしてあらわれたのは、株式会社hacomonoの広告です。
発見タブの広告をタップすると、投稿へ誘導されます。
投稿を見て興味があれば、ECサイトのリンクに移動するでしょう。
発見タブは、興味のあるユーザーを訴求しやすいのが特徴です。
フィードや発見タブの広告は、より広いターゲット層に向けて発信することが可能なため、潜在顧客への認知度向上につながります。
ストーリーズの機能について
ストーリーズは、写真や動画を24時間限定で投稿できる機能です。
投稿は1度作成すれば削除しない限り残ります。
一方で、ストーリーズは作成してから24時間経過すると自動で消えてしまうため、投稿を残したくない場合に便利な機能です。
スターバックスジャパンのストーリーズ例
スターバックスジャパンでは、ストーリーズを活用してカスタマイズやビバレッジのランキングを発表しています。
カスタマイズのランキングは季節やその年によって常に変化しているので、投稿によってタイムラインを埋め尽くさないようにするためにストーリーズを活用しているのです。
ストーリーズが消えた後もハイライトで確認できるようにまとめてあります。
このようにタイムラインを埋めないようにあえてストーリーズを活用するのは、他の業種でも活用できそうですね。
ストーリーズについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
近年多くのインフルエンサーや企業が、Instagramを利用して宣伝や集客を行っています。しかしInstagramで宣伝や集客を行うと、ユーザーからの質問への返信などのタスクに追われてしまうことも多いです。
弊社が提供するエルグラムには、ユーザーからのコメントやDMに自動で返信する機能など、Instagram運用をお助けする機能が充実しています。
Instagramのタスクを減らして効率的な運用を目指す方は、ぜひ弊社の無料自動返信ツール「エルグラム」の導入をご検討ください。
詳細は、以下のボタンからLINEの友だち登録を行なっていただくと確認できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
企業がインスタグラムを活用するメリット
企業は、ターゲットに商品を認知してもらうために試行錯誤を繰り返しています。
インスタグラムを活用するメリットは、以下のとおりです。
- 無料で広告活動ができる
- サービスのブランディングができる
- ECサイトの連携で商品やサービスの売上向上が期待できる
インスタグラムの特徴を理解した上で活用することで、企業の集客に役立つでしょう。
詳しく解説していきます。
無料で広告活動ができる
インスタグラムは企業も無料で参入できるので、経費をおさえて広告活動を行えます。
写真や動画を中心にコンテンツを作成するため、ターゲット層への視覚的なアプローチが可能です。
ただし、インスタグラムを企業の広告塔にするためには、SNSマーケティングの正しい知識が必要になります。
企業の商品やサービスを紹介するだけでは、ターゲットに届かないからです。
インスタグラムのマーケティングの知識を基にコンテンツを作っていくと、企業の代わりに集客してくれる有益な存在となるでしょう。
インスタグラムのマーケティングについてさらに学びたい方は、こちらをご覧ください。
企業がサービスのブランディングができる
インスタグラムを上手に活用すると、企業のブランディングに活用できます。
ブランディングがしっかりしているアカウントは、ユーザーの興味を引くからです。
世界観だけでなく、コンテンツの内容も充実していると、集客や売上向上につながるでしょう。
ブランディングについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
ECサイトの連携で商品やサービスの売上向上を期待できる
インスタグラムのショッピング機能を活用すると、ECサイトと連携できるため、売上向上が期待できます。
企業のアカウントに興味を持ち、商品やサービスを試してみたいと考えたユーザーが、ECサイトに移動して購入してくれる可能性が高いからです。
ECサイトが連携されていないと、商品が欲しいと思ってもユーザーが自ら検索しなければなりません。
検索している間に購入意欲が削がれたら、どれほど商品が魅力的でも買ってくれないのが現状です。
ECサイトとの連携は、購入してもらう機会を損失しないために欠かせない機能でしょう。
ECとの連携についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
企業がインスタグラムを活用するデメリット
10億人以上のユーザーを抱えているSNSでも、デメリットは存在します。
インスタグラムを活用するデメリットは、以下のとおりです。
- 拡散力が弱い
- 投稿コストが高い
- ターゲット層にマッチしていない可能性がある
- 全ての業種で活用できるわけではない
デメリットも踏まえた上で、運用戦略を立てましょう。
拡散力が弱い
TwitterやFacebookには、もともと共有機能が搭載されています。
この機能を使えば、簡単に多くのユーザーに拡散可能です。
しかし、インスタグラムにはTwitterのような拡散力の強い共有機能が搭載されていません。
そのため、他のSNSに比べると拡散力が劣ります。
拡散力をカバーするためには、ホームページや他のSNSとの連携が必要です。
拡散力についてより詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
投稿コストがかかる
インスタグラムは写真や動画を中心に投稿するSNSなので、テキスト中心のSNS運用よりも投稿コストがかかります。
写真や動画を使ったコンテンツ作成は撮影だけでなく、企画や編集なども必要です。
そのため、他のSNSに比べると投稿コストがかかり、時間や労力が欠かせません。
ターゲット層がマッチしていない可能性がある
投稿内容がターゲットとマッチしていないと、コンテンツを投稿しても集客につながりません。
インスタグラム運用には、的確なターゲット設定が必要です。
そのためには、ターゲット層がずれていないか定期的に確認したり、コンテンツへの反応を見たりしてテストする必要があります。
ターゲットについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
全ての業種で活用できるわけではない
インスタグラムは、写真や動画で企業の商品やサービスをアピールできます。
しかし、写真や動画でのアピールが難しい商品(ギャンブルや金融)を扱っている業種は、インスタグラム運用のハードルが高くなるでしょう。
また、インスタグラムの利用者は令和3年で15~19歳が72.3%、20代は78.6%に対し、60代は13.4%です。そのため、利用者が多いマーケットを狙った方が売上アップにつながります。
以上から、インスタグラムの運用は全ての業種で活用できるわけではないため参入前に自社の商品と相性がいいかどうか確認する必要があります。
企業がインスタグラムを活用する際に押さえておきたいポイント
企業がインスタグラムを活用すると、大きなメリットが得られます。
しかし、ポイントを押さえて行わないと、効果も半減してしまうので注意しましょう。
ここでは、企業がインスタグラムを活用する際に押さえておきたいポイントを紹介します。
ターゲットのペルソナや運用の方向性を明確にしておく
インスタグラム運用は、「誰に向けて商品をPRするのか」「どのようにアプローチしていくのか」などを考えてから行いましょう。
幅広い年齢層に向けて投稿をしてしまうと、「何をつたえたいのか」といった最も重要な部分がうまく伝わりません。
ターゲットをある程度絞り、運用の方向性を明確にしておくと、改善する際にも役立ちます。
ペルソナについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
常にハッシュタグの分析をする
インスタグラム運用では、ハッシュタグの分析が重要です。
魅力的な写真や動画をハッシュタグと一緒に投稿しても、ハッシュタグが検索されていなければ集客できません。
ハッシュタグは欠かさず分析し、ターゲット層が検索しているかどうか常に観察しましょう
ハッシュタグ分析についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
インスタだけに固執せず、他のSNSもうまく活用する
インスタグラムは拡散力が弱いので、他のSNSやホームページを上手に活用しましょう。
その分運用コストが高くなってしまうかもと不安に感じてしまう方は、「LMessage」がおすすめです。
「LMessage」は無料で使えるLINE自動化ツールなので、新規集客・売上アップ・コスト削減がこのツール一つで完結します。
実績導入は10,000件を突破し、継続率は94%を突破。
LINEマーケティングに必要な機能が搭載されているため業務を効率化でき、スタッフの負担軽減も実現します。
今すぐインスタグラムと一緒にLINEマーケティングを開始しましょう!
インスタグラムをマスターし、活用していこう
インスタグラムは、世界中で10億人以上のユーザーを抱える大規模なSNSプラットフォームです。
企業も写真や動画を視覚的にアピールできるので、認知度向上が期待できます。
インスタグラム独自の用語や使い方をマスターし、SNSマーケティングを実践していきましょう。
インスタマーケティングにはエルグラム
Instagramは工夫次第で集客や売り上げアップの効果を生み出せるツールです。しかし本格的にアカウント運用を行っていくと、顧客管理やコメント返信などのタスクが増えて負担となってしまいます。
そんな負担を軽減するためには、エルグラムをおすすめします。弊社の提供するエルグラムでは、以下のようなタスクを自動化してアカウント運用の負担を減らすことが可能です。
- コメントへの自動応答
- アンケートフォームの作成
- 顧客管理
エルグラムのフリープランなら無料で利用できるので、コストの心配も必要ありません。即日導入できるので、ぜひ活用してみてください!
エルグラムの詳しい情報は以下のページからすぐに確認できるので、ぜひチェックしてみてください。