InstagramのAPIとは?データ取得手順とできること

ノウハウ
ノウハウ

「Instagram運用を担当しているけど、 実はAPIのことはよくわかっていない。」

「自動化ツールを導入したいけど、Instagram APIでつまずいてしまってそのまま放置している。」

Instagram APIについて難しく感じている方の中には、こういった悩みや不満を持っている方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はInstagram APIについて、具体例を交えてわかりやすく解説します。

弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。

APIとは?

APIとは、「Application Programming Interface」の略で、WEBサービスやツール同士を連携させ、他方が保持している情報を呼び出せる仕組みのことです。

SNSとの相性もよく、身近な例ではLINEでヤマト運輸の再配達の依頼や荷物の状況を確認できるサービスにも使われています。

LINEが提供しているAPIを利用することで、LINEが保持している情報を呼び出し、ヤマト運輸のシステム上からユーザーに返答することが可能になります。

このようにAPIは日々の暮らしにも根付いているのが特徴です。

ここからは、Instagram APIについて紹介します。

Instagramの機能や用語がでてくるため、普段Instagramをあまり使わない方は、以下の記事もチェックしてみましょう。

インスタ APIでできること

Instagram APIの種類は以下3種類あります。

  • Instagram基本表示API
  • InstagramグラフAPI
  • Instagram用Messenger API

このInstagram APIを使ってできることを紹介します。

Instagram基本表示API

Instagram基本表示APIでは、アクセス許可とプロフィール、投稿した写真や動画の情報を取得できます。

Instagram APIの中で基本的で簡単な表示が中心と考えてください。

Instagramの情報を呼び出す流れは以下のとおりです。

  1. 外部サービスがInstagram基本表示APIを連携する
  2. ユーザーが外部サービスを通じてInstagramを紐づける
  3. ユーザーが「外部サービスを利用してInstagramの情報を取得できる」や「Instagramを利用して外部サービスの機能を利用できる」

具体例として、Instagram基本表示APIを使用しているChatbooksを紹介します。

Chatbooksは写真プリントサービスで、デジタル写真でアルバム作成やグリーティングカードの作成ができます。

Instagram基本表示APIを使用する前は、Instagramにアップしている写真を印刷したい場合、Instagramを閉じてChatbooksアプリを起動しアルバム作成をする必要がありました。

しかし、Instagram基本表示APIを導入したことにより、Instagram上から直接Chatbooksを開いてアルバムを作成できるようになったのです。

InstagramグラフAPI

InstagramグラフAPIは、Instagram基本表示APIと比べて複雑な表示が可能です。

  • 写真、動画、ストーリーズの取得と管理
  • ほかのInstagramビジネス/クリエイターアカウントに関する基本データの取得
  • コメントとコメントへの返信のモデレーション機能
  • メディアとプロフィールのインタラクションの測定
  • ハッシュタグの付いたメディアの発見
  • @メンションの発見
  • 写真と動画の公開

参考:InstagramグラフAPI – Instagramプラットフォーム

Instagramの情報を呼び出す流れは以下のとおりです。

  1. 外部サービスがInstagramグラフAPIを連携する
  2. ユーザーが外部サービスを通じてInstagramを紐づける
  3. ユーザーが外部サービスを利用し、ハッシュタグやメンションを使ってユーザー自身のアカウントの口コミや評価されている情報を収集できる

ほかにも、Webサイトやブログに使える埋め込み機能にもInstagramグラフAPIが使われています。

埋め込み機能について詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。

Instagram用メッセンジャー API

Instagram用メッセンジャー APIは、Instagramのメッセージ機能を自動化できるAPIです。

外部サービスがInstagram用メッセンジャー APIを連携することで、外部サービスを利用するユーザーがInstagramのDMや投稿に対するコメントに自動返信の設定ができるようになります。

API連携から外部サービスの利用の流れは以下のとおりです。

  1. 外部サービスがInstagram用メッセンジャー APIを連携する
  2. ユーザーが外部サービスを通じてInstagramを紐づける
  3. ユーザーが外部サービスを利用し自動返信を設定する

Instagram用メッセンジャー APIを活用したサービスのひとつにチャットボットツールAutoReplyがあります。

チャットボットツールAutoReplyについて詳しくを知りたい方は、以下の記事でご確認いただけます。

具体例|インスタ自動化ツール「エルグラム」のデータ取得に必要な手順

ここでは自動応答機能が搭載されている「エルグラム」を例に紹介します。エルグラムでは、Instagram用メッセンジャー APIを利用しています。

ユーザーはInstagramアカウントとエルグラムを紐づけするだけで簡単に自動応答機能が使えるようになります。

具体的には以下のサービスが利用可能です。

  • 投稿・リールへのコメント受信時応答
  • ストーリーズへのコメント受信時応答
  • メンション受信時応答
  • ライブ配信へのコメント受信時応答
  • DM受信時応答

自動応答機能を利用することで、投稿にコメントをくれた方にサンプルを配布したい場合や、特定のコメントをしてくれたユーザーにだけ申し込みのURLを送付することが可能です。

「投稿にコメントしてくれるとサンプルや申し込みのURLを送ります!」とInstagramユーザーに呼びかけることで自然にコメントを促せるため、投稿にコメントされる回数が増えInstagramのアルゴリズムとしてよい評価をしてもらえます。

Instagram運用では、このような地道な作業がとても重要です。

そのほかにも、顧客管理に便利なタグ機能なども用意しているので、興味を持った方は以下のボタンからLINEの友だち登録をすると詳細を確認できます。

ぜひこの機会にチェックしてみてください。

なお、エルグラムを利用する際にユーザーが必要な手順は以下のとおりです。

  1. 会員登録をする
  2. InstagramとFacebookのアカウントを開設
  3. アカウントとの紐付け

手順1:会員登録をする

「エルグラム」の利用を検討している方に向けて、エルグラムを導入するまでの手順を紹介します。

まず、会員登録をしましょう。会員登録はこちらのURLで進めてください。

  1. メールアドレスを入力
  2. 利用規約を確認し「利用規約に同意する」にチェックを入れる
  3. 「利用規約に同意して登録」をクリック

続いて、登録したメールアドレスに認証メールが届きます。

24時間以内に「名前・電話番号・パスワード」を入力して、本登録を終わらせましょう。

手順2:インスタとFacebookのアカウントを開設

次に、InstagramのビジネスアカウントとFacebookの個人アカウントを用意しましょう。

すでにアカウントをお持ちの方は、お持ちのアカウントで進めても大丈夫です。

ビジネスアカウントの作り方は以下の記事でご確認いただけます。

手順3:アカウントとの紐付け

最後にエルグラムとInstagramのアカウントを紐づけします。

紐づけは、エルグラムの設定ページから、1クリックで簡単に接続できます。

アカウントの紐づけが終われば、エルグラムに必要なInstagramのデータ取得が可能になるため紐づけ手順は完了です。

まとめ:外部ツールがインスタAPIの利用することで、インスタ運用を「より便利でより楽しく」してくれる!

Instagram APIは、Instagram運用の救世主です。外部ツールと連携することでユーザーは効率よくInstagram運用ができるようになります。

Instagram APIを使うことでできる代表例は以下のとおりです。

  • ハッシュタグの情報取得
  • フォロー・フォロワー・いいね・コメントの情報取得
  • 投稿のコメントやDMの自動応答

APIの仕組みを理解して、より便利により楽しくなるInstagram運用を目指しましょう!

インスタマーケティングに必要な機能を無料で使える「エルグラム」

「エルグラム」は単純な自動応答機能だけを有したツールではありません!

投稿のコメントに対する自動応答はもちろんのこと、この機能を応用してキャンペーン企画でユーザーとのやり取りが必要な部分を自動化できます。

以下、例として紹介します。

  1. ユーザーに対し投稿に特定のコメントをしてもらうように促す

今回の場合、『がらぽん』

  1. ユーザーがコメントをする
  1. コメントしたユーザーに抽選用URLのDMが自動で送られる

このような使い方をすることで、新商品のサンプル配布やアンケートフォームなどに応用でき、自動でURL付きのDMを送ることが可能です。

今回は「エルグラム」の一部の機能を紹介しましたが、この他にも顧客管理やデータ集出などのSNSマーケティングに使える機能を豊富に用意しています。

費用もかからず無料で使えるので、詳しい情報は以下のページからぜひチェックしてみてください。