インスタのUGCとは?UGCのメリットからやり方、成功事例を紹介

ノウハウ
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「UGCを活用した運用を試してみたいけど、実施するメリットはあるのかな?」

「InstagramでのUGCの成功事例を知りたい。」

InstagramでのUGCについて、このように思っている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、InstagramでのUGCのメリットややり方、企業での成功事例を中心にわかりやすく解説します。


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インスタのUGCとは?

Instagramの「UGC」とは、「User Generated Content」の略でInstagram上でユーザーが自発的に投稿した写真や動画、コメントなどのコンテンツを指します。ユーザー自らの商品・サービス紹介なので、自然な形でブランドの認知度が広がり、他のユーザーにも信頼されやすいコンテンツです。

同じような言葉に「IGC(Influencer Generated Content)」と「CGM(Consumer Generated Media)」があります。IGCは、有名なインフルエンサーが生み出すコンテンツを指し、UGCはユーザーが自発的に発信するコンテンツに対し、IGCは企業から案件を受けたインフルエンサーがコンテンツとして発信するという違いがあります。

CGMは、顧客が生成したメディア全般を指し、身近なところではコスメや飲食店などの口コミ・レシピ投稿サイトなどです。

企業のインスタ運用でUGCを活用するメリット

企業のInstagram運用でUGCを活用するメリットとして以下の3つを紹介します。

  1. 表現の幅が広がる
  2. コストを抑えられる
  3. リーチする層が広がる

それぞれ詳しく説明します。

1.表現の幅が広がる

Instagram運用でUGCを活用するメリットの1つ目は「表現の幅が広がる」ことです。

ひとつのInstagramを運用する担当者は、少人数であることが多いことでしょう。もちろん少人数でも魅力的なコンテンツを作成することで、Instagram運用に成功しているアカウントはたくさんあります。

しかし、限られた人員で投稿内容を考えているとどうしても表現方法やデザインが偏ってしまいがちです。

そういったときに、UGCを活用するキャンペーンやコンテストを開催することで、自社のInstagram運用者とは違う視点、新たなアイデアや工夫を凝らしたコンテンツを投稿してもらえます。

また自社にとっても、UGCから得た情報や刺激を既存商品やサービスのテコ入れの参考にしたり、新たな商品やサービスに取り入れたりと、Uサービスのブラッシュアップにもつながり、メリットが大きいといえます。

2.コストを抑えられる

Instagram運用でUGCを活用するメリットの2つ目は「コストを抑えられる」ことです。一般的にInstagramの投稿内容やデザインを委託すると、委託費として費用がかかります。Instagram運用者が投稿を考えるにしても人件費が発生しているため、知らず知らずに費用がかかっています。

しかし、UGCのキャンペーンやコンテストを開催することで賞金や特典などの費用はかかるものの、それ以上にたくさんの作品が投稿される可能性が見込まれるため、費用対効果は非常に高いといえるでしょう。

コストを抑えて情報を拡散するといった戦略においては、UGCは欠かせない戦略のひとつであるといえます。

3.リーチする層が広がる

Instagram運用でUGCを活用するメリットの3つ目は「リーチする層が広がる」ことです。Instagramを普通に運用すると、自社の投稿は主にフォロワーへ表示され、さらなる拡散は発見欄かハッシュタグによるものに限定されます。つまり、Instagramは拡散力に優れた媒体であるとは言いにくいのです。

しかし、UGCを活用することで、自社をフォローしてくれているユーザーのフォロワーにまで認知されるため、これまでとは異なった層にリーチできる可能性が高まります

そのため、拡散力に欠けるInstagramのデメリットを補強できる施策となるのです。

インスタで自社に関するUGCを促す方法

Instagramで自社に関するUGCを促す方法を紹介します。

  • 「フィード投稿」でUGCを促す方法
  • 「ストーリーズ」でUGCを促す方法

それぞれ詳しく説明します。

「フィード投稿」でUGCを促す方法

フィード投稿でUGCを促す場合、全ユーザーに向けて発信できるためキャンペーンを広く拡散できる点がメリットです。長期間にわたって表示され、タイムラインにも残るので、より多くのユーザーに見てもらえる可能性があります。

キャンペーン企画の例

例えば、食品メーカーやコスメブランドが自社商品の使用感を紹介するキャンペーンを行うことで商品や企業の認知度を上げることができます。また参加特典として、商品サンプルや自社商品をプレゼントすることで、より多くのユーザーが投稿に参加し、口コミによる拡散も期待できるでしょう。

なおリポストの機能をよくわからない方は、以下の記事で理解を深めてからUGCを実施することをおすすめします。

「ストーリーズ」でUGCを促す方法

ストーリーズはフォロワーのみに公開され、かつ24時間で消えてしまうため特別感を演出できる機能です。フィード投稿に比べてクローズドなので、ユーザーにプライベート感を提供でき、より高いエンゲージメントが期待できます。この関心度と宣伝力が高いストーリーズを使うことで、もともと興味や関心を持ってくれていたユーザーに対してはフォロワーやファン化につながりやすくなるメリットがあります。

キャンペーン企画の例

例えば、旅行会社や代理店などが観光地やイベントに関するUGCキャンペーンを行うことで、旅行や観光地イベントへの参加につながりやすくなります。

また参加特典として割引クーポンを用意したり、有名企業からのリポストがステータスになったりするようなキャンペーンにすることで、ユーザーの参加意欲を高められるでしょう。

参加ユーザーとのコミュニケーション

参加するユーザーはUGC用に画像や写真にこだわり、時間を割いて投稿してくれています。そのため参加してくれたユーザーは、企業や商品、ブランドに少なからず興味関心を持ってくれている可能性があります。

このような好機を逃さないためにも、キャンペーンを実施したら、参加ユーザーに対し感謝の気持ちを伝えることが重要です。感謝の言葉を伝えコミュニケーションを図ることで、ユーザーがフォロワーになったり、ファンになったりする可能性が大きくなります。

インスタでのUGCをうまく活用している企業の事例

InstagramでのUGCをうまく活用している企業の事例を紹介します。

  • ハーゲンダッツ:#幸せのハーゲンハート探しキャンペーン
  • GoPro Movie Promotion:リポスト専用アカウント

それぞれ詳しく説明します。

ハーゲンダッツ:#幸せのハーゲンハート探しキャンペーン

ハーゲンダッツジャパンの公式Instagramが開催しているキャンペーンを紹介します。

アイスクリームのハーゲンダッツでは、ハーゲンダッツの内蓋を開けたときにできているアイスがキレイなハート型になっているものをユーザーに投稿してもらうものです。自然にできたハート型に出会えるのは運任せなところがありますが、「#ハーゲンハート」では1万件以上投稿されています。

すでに、ハーゲンダッツを購入したことのある方がメインターゲットで、既存のファンを楽しませる遊び心のあるキャンペーンといえるでしょう。

またキャンペーンを開催するにあたりハッシュタグの選定もインパクトを持たせるために重要な役割を担っています。

以下の記事のようによく使われているハッシュタグを参考にして、新たなハッシュタグを考案することをおすすめします。

GoPro Movie Promotion:リポスト専用アカウント

GoProで撮影された動画を紹介することに特化したアカウントを紹介します。

Screenshot

GoPro Movie Promotion

ユーザーはGoProで撮影した動画を「#ゴープロのある生活」のハッシュタグをつけて投稿することで参加できます。 写真や動画の仕事をしている方や趣味でGoProを利用している方であれば、GoProアカウントに紹介してもらうことは実績やアピールポイント、自慢話になると考えるかもしれません。

撮影場所や画角・構図などこだわりのある写真が多く、見ているだけでも楽しめるひとつのコンテンツとして成り立っています。

GoProにとっては製品の宣伝にもなるため、これから利用を考えている方やすでに利用している方にもアピールの場として最適です。

インスタでUGCを促すキャンペーンを活用するときの注意点

InstagramでUGCを促すキャンペーンを実施したけどユーザーに浸透せず思うように効果が得られなかった場合、ユーザーがUGCを作りたいと思えるように仕掛けを見直すことをおすすめします。

たとえば、参加特典として「自社商品購入に使える割引クーポン」を配布するとします。しかし、ユーザーがその商品を欲しいと思っていない場合、割引クーポンは必要ないので積極的にUGCを作りたいと思うことはありません。

この場合、ユーザーが自社商品を欲しいと思えるようにアピールしたり、認知度の低いようであればAmazonギフト券の配布に切り替えたりして、ユーザーがコンテンツを作成したいと思えるように工夫する必要があります。

ユーザーの認知度があがれば、UGCを作成しキャンペーンを実施した企業に紹介されることがユーザーにとってステータスになる場合もあります。そうなると特典を用意しなくても自然と参加者が集まります。ここまでいけばUGC施策は大成功といえるでしょう。

また、UGCを促すキャンペーンを実施するにあたってトラブルを回避するためにも、リポストする際はユーザーに許可をとるようにしましょう。DMで許可をとることでコミュニケーションにもつながり、自然と交流もできてトラブルも回避できるため確認は必須です。

まとめ:インスタのUGCを絡めたキャンペーンを利用して露出度をあげよう!

Instagramは視覚的な情報を用いて、商品やサービスの魅力をアピールすることに向いているSNSのため、UGCを促すキャンペーンを実施するには理想的なSNSです。

InstagramでUGCを取り入れることで以下のようなメリットが得られます。

  1. 表現の幅が広がる
  2. コストを抑えられる
  3. リーチする層が広がる

なお、UGCを促すキャンペーンを実施してもユーザーの参加者が少ない場合は、そもそものキャンペーン内容や参加したくなる仕掛けになっているかを見直してみましょう。

またリポストする場合はトラブルを回避するためにも、ユーザーに許可をとり、コミュニケーションをとることが重要です。

InstagramでのUGCを促すキャンペーンはユーザーとコミュニケーションを取りやすい施策です。Instagram運用に悩んでいる方は、UGCを活用してユーザーと交流を楽しみましょう。

インスタのUGCは新たなファンを獲得するチャンス!

InstagramでUGCを促すキャンペーンを実施することで、新たなユーザーに認知してもらえるチャンスが広がります。

しかし、せっかくUGCを作成し、キャンペーンに参加してもらっても、その後のフォローを行わず放置していてはチャンスを逃しているも同然です。

キャンペーンに参加してくれたユーザーは、運用しているInstagramアカウントやブランド、商品興味や関心を抱いてくれたということなので、この興味関心を持続させ次の施策につなげるために、ユーザー情報はしっかり管理しておくようにしましょう。

ただ、管理といわれてもどのように管理してよいかわからないという方も多いかもしれません。

そこでおすすめなのが、無料で顧客管理機能が使える「エルグラム」です。

ユーザーの興味関心・属性や投稿のコメントの内容を顧客情報として記録したり、自由に作成できるタグをつけてユーザーを分類することもできます。

以下のボタンからすぐに詳細を確認できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。