インスタのキャンペーンは禁止された?実施の注意点や成功事例を紹介

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Instagramのアカウントを成長させるには、さまざまな工夫が求められますが、多くの企業が採用している有効な施策のひとつがInstagramキャンペーンです。

実際、企業が実施するキャンペーンに応募した経験がある方も少なくないでしょう。

しかし最近、「Instagramキャンペーンが禁止された」という噂を耳にし、不安を感じている方もいるかもしれません。キャンペーンは本当に禁止されたのでしょうか?

そこで、この記事では、Instagramキャンペーンに関する禁止事項を詳しく解説。加えて、キャンペーンを実施するメリットや注意点、成功事例についても紹介するので、実施を検討している方はぜひ参考にしてください。


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  1. インスタにおけるキャンペーンとは?
  2. インスタのキャンペーンが禁止されたって本当?
    1. インスタのキャンペーンは完全には禁止されていない
    2. インスタのキャンペーンの禁止事項
  3. インスタでキャンペーンを行うメリットとは?
    1. 1.認知度を高められる
    2. 2.エンゲージメント率が高まる
    3. 3.UGCの増加
  4. インスタにおけるキャンペーンの種類
    1. 1.いいねやフォローで応募するキャンペーン
    2. 2.ユーザーが作る投稿で応募するキャンペーン
    3. 3.ストーリーズシェアで応募するキャンペーン
    4. 4.コメントで応募するキャンペーン
  5. キャンペーンを実施する際の注意点
    1. 1.応募のハードルが高いと応募が集まりづらい
    2. 2.キャンペーン実施後にエンゲージメント率が低下する可能性がある
    3. 3.ガイドラインに違反するとアカウント停止のリスクがある
  6. インスタでキャンペーンを実施する際の具体的なステップ
    1. 1.キャンペーンの目的を明確化する
    2. 2.キャンペーンの内容を企画する
    3. 3.KPIを定める
    4. 4.抽選方法や通知方法を決める
    5. 5.キャンペーンの投稿内容や規約を作成する
    6. 6.キャンペーンを実施する
    7. 7.結果を発表しフォロワーと交流する
    8. 8.結果を分析し改善を図る
  7. インスタキャンペーンを行った企業の成功事例を紹介
    1. 1.ピエトロ
    2. 2.コアラマットレス
    3. 3.IPSA
    4. 4.BRUNO
  8. インスタキャンペーンを実施する際には禁止事項に注意
  9. エルグラムを活用して効率的にキャンペーンを実施しよう

インスタにおけるキャンペーンとは?

Instagramキャンペーンとは、Instagramの機能を活用し、フォロワーの獲得や商品の認知度向上を目的としたマーケティング手法です。たとえば、以下のような企画が広く実施されています。

  • 「いいねをした方の中から抽選でプレゼント」
  • 「フォロー&いいねで新商品が当たる」

実際にキャンペーン投稿を目にしたり、応募した経験がある方も多いでしょう。

このキャンペーンでは、以下のようなアクションを応募条件として設定できます。

応募条件
  • フォロワー数を増やしたい場合 → フォローを条件に設定
  • エンゲージメント率を高めたい場合 → いいねやコメントを条件に設定

目的に応じた適切な条件を設けることで、Instagram運用をより効果的に進められます。

インスタのキャンペーンが禁止されたって本当?

Instagramキャンペーンは、多くの企業が取り入れているマーケティング施策であり、大手企業のアカウントでも広く実施されています。しかし、「キャンペーンが禁止になった」という噂を耳にし、戸惑っている方もいるかもしれません。

実際のところ、Instagramキャンペーンは禁止されたのでしょうか?以下では、Instagramキャンペーンに関する正しい情報を解説します。

さらに禁止事項についても詳しく説明するので、キャンペーンを検討している方は事前に確認しておきましょう。

インスタのキャンペーンは完全には禁止されていない

Instagramキャンペーンは、完全に禁止されたわけではありません。しかし、Instagramの規約変更によって禁止事項が増えたため、「キャンペーン自体が禁止された」という誤解が広まっています。

Instagramのコミュニティ規定には、以下のように記載されています。

「いいね!」、フォロー、シェアを人為的に集めたり、同じコメントやコンテンツを繰り返し投稿したり、利用者の同意を得ずに商業目的で繰り返し連絡したりしないでください。スパムのない環境を維持しましょう。
「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、金銭や金券などのプレゼントを申し出たりしないでください。誤解を招く偽のユーザーレビューや評価の提供、勧誘、取引に関与したり、これらの行為を促進、奨励、助長、承認するようなコンテンツを投稿しないでください。

つまり、この規定に違反しなければ、Instagramキャンペーンの実施は可能です。

インスタのキャンペーンの禁止事項

Instagramキャンペーンを実施する際は、コミュニティ規定を事前に確認し、ルールを守ることが重要です。特に、Instagramでは「やりとりの見返りとして金銭や金券などを提供すること」が禁止されています。

たとえば、以下のようなキャンペーンは規約違反となるため注意が必要です。

  • 「コメントしてくれた方の中から抽選で1万円をプレゼント」
  • 「フォロー&いいねでギフトカードが当たるチャンス!」

一方、金銭や金券に該当しない自社製品やサンプルをプレゼントとするキャンペーンであれば、問題なく実施できます。

また、以下のようなキャンペーンも規約に違反しません。

  • 「当選者にはDMでメッセージを送るので、フォローしてお待ちください」
  • 「欲しい商品の番号をコメントしてください」

これらはフォローやコメントが実質的な条件となっていますが、直接的にプレゼントの見返りとはみなされないためです。

このように、Instagramキャンペーンは完全に禁止されているわけではありません。しかし、文言やプレゼント内容を工夫し、規定に準拠した形で実施することが求められます。

また、Instagramのコミュニティ規定は変更される可能性があるため、キャンペーンを行う前に最新のルールを確認することが大切です。

インスタでキャンペーンを行うメリットとは?

Instagramキャンペーンは、Instagram運用を効果的に進めるための手法のひとつです。適切に活用することで、アカウントの成長を促進し、マーケティングの成果を高めることができます。

キャンペーンの実施にはさまざまなメリットがあり、企業にとっても有益な手法といえるでしょう。

以下では、Instagramキャンペーンを実施することで得られる3つのメリットについて詳しく解説します。

1.認知度を高められる

Instagramキャンペーンを実施すると、自社の認知度向上が期待できます。キャンペーンをきっかけに投稿を目にしたユーザーがブランドを知り、フォローを通じてファンになる可能性があるためです。

また、キャンペーンを通じて認知が広がることで、フォロワーの増加はもちろん、商品の売上アップや実店舗への集客にもつながります。

2.エンゲージメント率が高まる

Instagramにおけるエンゲージメントとは、いいね・コメント・シェア・保存など、ユーザーが投稿に対して行うアクションのことを指します。エンゲージメント率は、投稿に対するユーザーのアクション数の割合を示す指標です。

キャンペーンを実施し、いいねやコメントが多く集まるとエンゲージメント率が高まるため、アカウントの影響力も強まります。

エンゲージメント率が向上すると、Instagram上での露出度が増加し、以下のようなメリットが得られます。

エンゲージメント率向上のメリット
  • ハッシュタグ検索で上位表示されやすくなる
  • 発見タブに掲載され、新規ユーザーの目に留まりやすくなる

これにより、フォロワー以外のユーザーにも投稿が届きやすくなり、アカウントの成長や認知拡大につながります。

3.UGCの増加

UGC(User Generated Content)とは、ユーザーが作成したコンテンツのことを指します。例えば、フォトコンテスト形式のキャンペーンを実施すると、以下のようなUGCの活用サイクルが生まれます。

  1. ユーザーが条件に沿った写真を撮影し、投稿する
  2. 企業側が投稿をリポストし、自社のコンテンツとして活用する

このように、ユーザーが自発的な投稿コンテンツを利用することで、ブランドや商品の認知度を高められます。

また、UGCには以下のようなメリットがあります。

メリット
  • 投稿したユーザーのフォロワーにもブランドや商品が広まる
  • 広告色が薄いため、宣伝を敬遠しがちなユーザーにも届きやすい

この特性を活かせば、より自然な形でブランドの魅力を伝えることができます。

インスタにおけるキャンペーンの種類

Instagramで実施できるキャンペーンは、応募条件によっていくつかの種類にわけられるので、求める効果によって使い分けることが重要です。

以下では、4種類のInstagramキャンペーンについて、得られる効果や特徴を詳しくご紹介します。

Instagramキャンペーンの実施を検討している方や、どのような応募条件を設定すればいいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

1.いいねやフォローで応募するキャンペーン

いいねやフォローで応募できるキャンペーンは、手軽に参加できる定番の形式です。ワンステップで応募可能なため、多くのフォロワーが参加しやすく、応募数が集まりやすい特徴があります。

ただし、実施時には以下の点に注意が必要です。

注意点
  • Instagramの規約上、「いいね・フォローでプレゼント」とする形式は違反となるため、募集文の表現に配慮する
  • DMで当選者に連絡する場合、ユーザーが受信制限を設定している可能性があるため、「フォローしてDMを受け取れるようにしてください」といった文言を加える

投稿には多くのいいねやフォローが集まり、フォロワー増加やエンゲージメント率の向上が期待できるため、キャンペーンを通じてアカウントの成長にもつながります。

2.ユーザーが作る投稿で応募するキャンペーン

ユーザーが投稿を作成して応募するキャンペーンは、フォトコンテストやダンス投稿など、テーマに沿ったコンテンツを募集する形式です。ユーザーが作成した投稿が集まるため、UGCの増加を狙う場合に適しています。

ただし、投稿の作成が必要なため、応募のハードルが高く、以下のような課題があります。

課題点
  • 応募数が伸びにくい
  • 投稿の集計や当選者の選定に手間がかかる

一方で、ユーザーのアカウントから投稿されるため、新規ユーザーへの認知拡大が期待できます。また、UGCは広告色が薄く、宣伝を避けるユーザーにも受け入れられやすい特徴があります。

キャンペーンによって口コミ投稿が増えれば、ブランドの認知拡大や売上アップにもつながり、長期的なマーケティング効果が見込めます。

3.ストーリーズシェアで応募するキャンペーン

Instagramキャンペーンは、フィード投稿だけでなく、ストーリーズを活用して実施することも可能です。ストーリーズシェアを応募条件にすると、ユーザーのフォロワーにも情報が広まりやすく、拡散力が期待できます。

ただし、この形式にはいくつかの注意点があります。

注意点
  • シェアの手間がかかるため、応募のハードルが上がり、参加者が減る可能性がある
  • 「シェア=インセンティブ付与」はInstagramの規約違反に該当するため、表現に配慮が必要
  • シェア履歴がリスト化できないため、当選者の選定は手作業になり、運用負担が増える

拡散力が高い一方で、運用面での手間や応募率の低下といったデメリットもあるため、十分な計画を立てた上で実施することが重要です。

4.コメントで応募するキャンペーン

コメントを条件とするキャンペーンは、いいねやフォローのみの形式と比べて応募ハードルがやや高くなりますが、コメント内容を工夫することで十分な応募数を確保できます。

たとえば「欲しい商品名をコメント」「指定した絵文字を投稿」など、簡単な内容にすると応募は増えやすくなります。

また、この形式ではコメント数がそのまま応募数となるため、状況の把握が容易です。さらに、コメントが増えることでエンゲージメント率が向上し、アカウントの露出度アップにもつながります。

キャンペーンを実施する際の注意点

Instagramでキャンペーンを実施する際、しっかりと求める効果を得るためにも知っておきたい注意点があります。

以下では、そんなInstagramキャンペーンを実施する際の3つの注意点について、詳しくご紹介します。

1.応募のハードルが高いと応募が集まりづらい

Instagramキャンペーンを実施する際は、目的に応じて適切な応募条件を設定することが重要です。応募条件によって、ユーザーの参加ハードルが異なるため、慎重に選ぶ必要があります。

  • ハードルが低い条件:いいねやフォローなど、ワンタップで完了するアクションは参加しやすく、応募数の増加が期待できる。
  • ハードルが高い条件:投稿作成やシェアを求める場合、応募の手間がかかるため、参加者が限定されやすい。

ユーザーにとって負担が大きい条件では、思うように応募が集まらない可能性があります。特にブランドの認知度が低い場合、応募数の減少はデメリットになりかねません。

そのため、キャンペーンの目的や自社ブランドの現状を考慮し、最適な応募条件を設定することが重要です。

2.キャンペーン実施後にエンゲージメント率が低下する可能性がある

Instagramキャンペーンを実施すると新規フォロワーが増えますが、ブランドや商品への関心が薄いユーザーも含まれるため、注意が必要です。

キャンペーンを通じて獲得したフォロワーは、投稿への反応が少なく、次のような影響が考えられます。

  • フォロワー数に対するいいねやコメントの数が減少し、エンゲージメント率が低下する
  • エンゲージメントの低下によって、投稿の露出が減る
  • キャンペーン終了後、フォロー解除が増え、フォロワー数が減少する

キャンペーン後のフォロワー動向やエンゲージメントを分析し、リスクを考慮した施策を検討することが重要です。

3.ガイドラインに違反するとアカウント停止のリスクがある

Instagramキャンペーンは完全に禁止されているわけではありません。ただし、Instagramが定めるコミュニティ規定を遵守し、適切に実施する必要があります。

規定に違反すると、アカウント停止のリスクがあるため、十分に注意しましょう。

また、Instagramのコミュニティ規定は随時更新される可能性があります。そのため、過去にキャンペーンを実施したことがある場合でも、実施のたびに最新の規定を確認することが重要です。

変更点を見落とすと、意図せず規約違反となる可能性があるため、常に最新情報を把握しておきましょう。

適切なルールのもとでキャンペーンを運用すれば、Instagramの活用効果を最大化できます。規定を守りながら、安全かつ効果的なキャンペーンを実施しましょう。

インスタでキャンペーンを実施する際の具体的なステップ

Instagramキャンペーンを実施したいと考えているものの、実際にどのように実施すればいいかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

以下では、Instagramキャンペーンを実施する際の具体的なステップを詳しくご紹介します。

Instagramキャンペーンの実施を検討している方や、実施方法について悩んでいるという方は、ぜひチェックしてみてください。

1.キャンペーンの目的を明確化する

Instagramキャンペーンを実施する前に、まずは目的を明確にすることが重要です。

目的によって適したキャンペーンの種類が異なり、効果的な施策を選択しやすくなります。キャンペーンの目的には、次のようなものがあります。

キャンペーンの目的
  • 自社ブランドや商品の認知度を高める
  • フォロワーを増やす

また、目的を整理し、関わるメンバー全員と共有することで、より効果的な運用が可能です。例えば、チーム内で目的を共有することで、次のようなメリットがあります。

目的を共有するメリット
  • 認識が統一され、運用の方向性がぶれにくくなる
  • キャンペーン全体の統一感が生まれ、成果につながりやすくなる

2.キャンペーンの内容を企画する

Instagramキャンペーンの目的が明確になったら、それに沿った企画内容を決定しましょう。

まずは応募条件です。目的に応じて適切な応募条件を設定し、効果的な施策を検討します。

応募条件例
  • フォロワーの増加を目的とする場合:「フォロー」を条件に設定
  • エンゲージメント率の向上を狙う場合:「いいね」や「コメント」を条件に設定
  • 複数の条件を組み合わせる場合:「フォロー&いいね」「フォロー&コメント」などで効果を高める

応募条件を決めた後は、以下の点も具体化しましょう。

  • プレゼントする商品やキャンペーンのコンセプト
  • ユーザーにコメントや投稿を求める場合、その内容の明確化

すべての要素をキャンペーンの目的に沿って慎重に検討し、実施計画を整えていきましょう。

3.KPIを定める

KPIとは「Key Performance Indicator」の略称で、中間目標を指します。キャンペーンの最終目的を達成するために、具体的な指標を設定することで、運用の方向性がぶれることなく実施できます。

KPIを設定する際は、数値で測定可能な指標を選ぶことが重要です。例えば、フォロワー数やエンゲージメント率など、具体的な数値で結果を把握できる項目を設定すると、目標達成の進捗を正確に評価できます。

適切なKPIを設けることで、キャンペーンの効果を客観的に分析し、改善点を見つけやすくなります。

4.抽選方法や通知方法を決める

キャンペーンの企画内容が決まったら、抽選方法や当選者への通知手順も明確にしておきましょう。Instagramキャンペーンでは、応募期間終了後に抽選を行い、当選者を発表する「後日抽選」が一般的です。

この方法では、応募期間中の作業負担が少ないため、運用の手間を抑えられる点がメリットです。しかし、応募期間が終了した時点で、応募者リストの作成や抽選作業を一括で行う必要があるため、事前にスムーズな運用方法を考えておくことが大切です。

また、Instagramキャンペーンに対応した自動化ツールを活用すれば、リスト作成や抽選作業を効率化できます。作業の負担が重い場合は、導入を検討してもよいでしょう。

5.キャンペーンの投稿内容や規約を作成する

キャンペーンの詳細が決まったら、実際に投稿内容や規約を作成しましょう。Instagramのキャンペーン投稿では、視覚的に分かりやすい画像を用意することが重要です。応募条件や期間、プレゼント内容を簡潔にまとめ、ユーザーが一目で内容を理解できるデザインを心がけてください。

また、応募要項や規約を事前に作成しておくことも欠かせません。規約を明確にすることで、後のトラブルを防ぐことができます。Instagramでキャンペーンを実施している他社の応募要項や規約を参考にしながら、適切なルールを設定するとよいでしょう。

6.キャンペーンを実施する

キャンペーンの企画が固まったら、いよいよ実施の段階に入ります。事前に準備した画像を投稿し、キャンペーンを開始しましょう。

より多くのユーザーに投稿を届けるためには、投稿時間を工夫することが重要です。ターゲット層がアクティブな時間帯を狙い配信しましょう。また、ストーリーズでシェアすることで視認性を高め、エンゲージメントの向上も期待できます。

7.結果を発表しフォロワーと交流する

キャンペーンを実施したら、当選者を抽選し、結果を発表しましょう。当落を伝える文章を作成し、DMなどを通じて通知します。あらかじめ「当選者のみに連絡する」と明記しておけば、落選者へのDM送信を省略でき、運用の負担を軽減できます。

プレゼントの内容によっては、当選者に住所などの個人情報を確認する必要があります。Instagramキャンペーンでは、DMを通じた個別のやりとりができるため、プラットフォーム内で手続きを完結可能です。

当選者とのやりとりが完了したら、プレゼントを発送しましょう。受け取った商品をInstagramで紹介してもらえば、さらなる宣伝効果が期待できますので、発送時に「商品が届いたら #〇〇 をつけて投稿してください」と伝えるなど、投稿を促す工夫を取り入れるのも効果的です。

8.結果を分析し改善を図る

キャンペーン終了後は、その効果を分析し、次の施策につなげることが重要です。結果を振り返り、改善点を見つけることで、今後のInstagram運用や次回のキャンペーンをより効果的に実施できます。

具体的には、キャンペーン前後のデータを比較し、フォロワー数の増減やエンゲージメント率の変化、商品の売上への影響などを確認しましょう。こうした分析を行うことで、課題が明確になり、次回の施策を最適化するための指針が得られます。

適切な分析を重ねることで、キャンペーンの成果を最大化し、継続的な成長につなげていきましょう。

インスタキャンペーンを行った企業の成功事例を紹介

Instagramキャンペーンは、多くの企業が取り入れているマーケティング手法です。以下では、実際にInstagramキャンペーンを行い成功した企業のアカウントを紹介します。

成功事例が気になる方や、Instagramキャンペーンの企画の参考にしたい方は、ぜひチェックしてください。

1.ピエトロ

ピエトロ(@pietro_19801209)は、ドレッシングで知られる食品会社で、Instagramでは簡単で美味しいアレンジレシピを紹介し、多くのフォロワーから支持を得ています。

同社のInstagramキャンペーンでは、「大喜利チャレンジ」と題し、ピエトロおじさんの画像を使った大喜利を募集しました。フォロワーの参加を促すため、以下のような仕組みが採用されました。

キャンペーンへの参加を促す施策
  • 優秀賞の1名には、ピエトロ商品3万円相当のセットをプレゼント
  • SNS担当賞として、5名に3,000円相当の商品を贈呈
  • 当選者にはDMで通知されるため、フォローを応募条件に設定
  • コメントとして大喜利を投稿する形式を採用

さらに、参加回数に制限がなかったため、多くの応募が集まり、合計6名が当選する仕組みとなりました。その結果、フォロワー増加やエンゲージメント率の向上につながり、キャンペーンは成功を収めました。

2.コアラマットレス

コアラマットレス(@koala.jp)は、スリープパフォーマンスを向上させるマットレスが人気の企業で、Instagramでは商品やセール情報を発信しています。

同社のInstagramキャンペーンでは、指定のハッシュタグを付けてコアラマットレスのレビューを投稿したユーザーの中から、20名に10万円分の商品割引クーポンをプレゼントしました。

このキャンペーンにより、次のような効果が得られました。

キャンペーンで得られた効果
  • ユーザーが作成したレビュー投稿(UGC)が増加し、拡散効果が向上
  • 広告色が薄く、新規フォロワーにも自然に商品の魅力を伝えられる

その結果、口コミ投稿の増加とともに商品の宣伝効果が高まり、成功を収めました。

3.IPSA

IPSA(@ipsa_jp)は、化粧水や美容液が人気のブランドで、Instagramでは商品紹介やライブ配信情報を発信しています。

同社のInstagramキャンペーンでは、フォロー・投稿へのいいね・指定ハッシュタグとともに、お気に入りのIPSAコスメや試したいアイテムをコメントしたユーザーの中から、10名にそのアイテムの現品をプレゼントしました。

このキャンペーンの実施により、次のような効果が得られました。

キャンペーンで得られた効果
  • 応募条件がフォロー・いいね・コメントの3つだったため、フォロワー増加やエンゲージメント率向上につながった
  • ユーザーの口コミやおすすめポイントがコメントとして集まり、自然な宣伝効果を生んだ

新規ユーザーの獲得だけでなく、既存ユーザーにも他の商品への興味を促し、成功を収めました。

4.BRUNO

BRUNO(@bruno_enjoy)は、ホットプレートをはじめとするおしゃれで便利な家電が人気のライフスタイルブランドで、Instagramでは商品紹介やレシピを発信しています。

同社のInstagramキャンペーンでは、ディズニーとコラボした新商品を6名にプレゼントする企画を実施しました。応募条件は以下の通りです。

応募条件
  • 投稿画像に隠されたミッキーの数と、希望するA〜C賞をコメント
  • アカウントのフォローおよびキャンペーン投稿へのいいね

この企画では、ユーザーが投稿をじっくり見ることで新商品への関心を高められる工夫が施され、遊び心のある形式が多くの参加を促しました。

その結果、フォロワー増加やエンゲージメント率の向上につながり、成功を収めています。

インスタキャンペーンを実施する際には禁止事項に注意

Instagramキャンペーンは完全に禁止されているわけではなく、コミュニティ規定の禁止事項を理解し、正しく実施すれば、企業の認知度向上や売上アップなどの効果が期待できます。

キャンペーンを成功させるためには、以下の点を意識しましょう。

  • 禁止事項をよく確認し、規定に違反しないようにする
  • 目的を明確にし、それに沿った企画を練る

また、Instagramの規定は随時更新されるため、キャンペーン実施前に最新情報を確認することが重要です。ルールを守りながら適切に運用し、求める結果を目指しましょう。

エルグラムを活用して効率的にキャンペーンを実施しよう

Instagramでキャンペーンを実施すると、DMやコメントでのユーザーとのやりとりが増えることが予想されます。

しかし、作業負担をこれ以上増やしたくないと考えている方も多いのではないでしょうか?

そんな時におすすめなのが、弊社が提供するInstagram自動化ツール「エルグラム」です。

エルグラムは、以下のようなInstagram運用をお助けする機能が充実しているため、Instagram運用の作業負担を大幅に軽減できます。

  • 投稿やストーリーズにきたコメントへの自動応答
  • DMへの自動応答
  • アンケートフォームの作成
  • 顧客管理(氏名・電話番号など)
  • DMに特典を自動配布

エルグラムのフリープランは無料で即日利用できるので、ぜひ活用してみてください。詳しい情報は以下のページからすぐに確認できます。