個人での集客は難しい?個人ビジネスのインスタマーケティング運用術

知らずに間違ってる?個人ビジネスのインスタマーケティング運用術 マーケティング
マーケティング

「インスタ集客がうまくいかない」

「インスタで集客したいけど、何から始めればいいの?」

「うまく集客しているアカウントと何が違うのか?」

個人でビジネスしている多くの方に共通するお悩みです。

実は現在、インスタグラムではビジネスのノウハウが蓄積され、ある程度やるべきことが決まっています。それらを押さえれば集客の悩みは解決し、売上にも効果が現れるでしょう。

そのために、マーケティングの施策において何が必要なのかを具体的に解説します。

弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。


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集客ができていない個人のインスタアカウントに共通すること

集客ができていない個人のインスタアカウントに共通すること

多くの人が抱えるビジネスの課題は、「集客」なのではないでしょうか?

集客を軌道に乗せるために、うまくいかないポイントを先に摘んでおくのは非常に重要です。

そこで、集客がうまくいっていないアカウントに共通する5つの要因をお伝えします。

もし現在、集客でお悩みがあれば、以下に当てはまる点はないかチェックしてみましょう。

ターゲットを明確にしていない

ターゲットが不明瞭だと、誰の心にも響かないアカウントになってしまいます。

アカウント運用者がターゲット像をクリアにしていないのに、ユーザーに対して「それって私のことだ!」と感じさせるのは非常に困難です。

一方で、ターゲットを明確にすると「誰に向けて、どのような価値を提供しているのか?」というポイントを運用者もユーザーも把握できます。

それゆえ、ターゲットにはその価値を自分事と感じてもらいやすくなり、結果としてフォローにもつながるでしょう。

ターゲットの決め方についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。

アカウントの設計ができていない

ターゲットが明確になっていても、その人たちに情報が届くようにアカウントが設計されていないと、存在に気付いてもらえません。

「誰に」「どのような情報」を届けるアカウントなのか、ひと目でわかってもらう必要があります。

さらに、一見して情報が得られることに加えて、プロフィールやコンテンツ内容、ハッシュタグが一貫していることも重要です。

ユーザーはこのような情報を得て、はじめて自分に必要なアカウントか否かを判断できます。

アカウント運用のポイントについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。

フォロワーとの接点が少ない

フォロワーからの「いいね」やコメント、保存のようなアクションが多いと、未フォロワーのユーザーへの露出頻度が増えます。

反対に、普段からリアクションがもらえていないと、未フォロワーへの露出頻度が低いアカウントになってしまうのです。

その理由は、フォロワーとの距離が遠い(=親密度が低い)ので、他のユーザーからの反応も得られないとインスタグラムに判断されるからだ、と一般的にいわれています。

振り返ってみれば、反応の取れていない未フォローアカウントの投稿は、見かけませんよね?

以上から、自社の発信をユーザーに届けるためには、まずユーザーとの接点を作る必要があります。

ユーザーのエンゲージメントについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。

インサイトを活用できていない

プロアカウントに実装されているインサイトは、個人事業のマーケティングに非常に重要です。しかし、「どう活用していいのかわからない」方もいらっしゃるのではないでしょうか?

インスタグラムの運用に成功している個人事業や企業は、間違いなくインサイトを活用してPDCAを回しています。

数字を追っていると、アカウントに対するユーザーのインサイト(深層心理)が客観的にわかるようになるからです。

PDCAについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。

アルゴリズムに基づいた運用ができていない

アルゴリズムを別の言葉で言い換えると、「インスタグラム運用のルール」です。

この最新のルールを遵守してアカウントを運用すれば、インスタグラムからの評価も高まります。

インスタグラムはアルゴリズムについて詳細を語っていませんが、最新のルールの傾向はこちらに書かれてある通りです。

要するに、「ユーザーと積極的に交流をし、アプリでの滞在時間を伸ばしてくれる」運用者を求めています。

アルゴリズムについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。

個人ビジネスがインスタマーケティングを行うべき理由とは?

個人ビジネスがインスタマーケティングを行うべき理由

インスタマーケティングでは、集客や商品セールス、ユーザーの分析をインスタグラム上で行います。

インスタグラムでは、商品の認知から購入までの一連のマーケティング活動をアプリひとつで完結できる上に、インサイトを用いて顧客分析もできるのです。

インスタグラムのマーケティング活動では、「写真やビデオのような視覚的コンテンツ」を通して生み出される「ユーザーとの交流」がキーポイント。

ここからは、インスタマーケティングで運営者が得られるメリットについてお伝えします。

効率よく新規のユーザー獲得ができる

インスタグラムには、新規ユーザーと効率よく出会える仕組みが搭載されています。

すぐ取り入れられるアクションから、運用成績によって左右される機能などさまざまです。

  • 能動的・積極的に好きなものとつながるための「ハッシュタグ検索」機能
  • 喜びにつながる偶発的発見がある「発見タブ」
  • SNSの中でも精度の高いMeta社のターゲティングシステムが使える「インスタグラム広告」

実際、2021年にインスタグラムは「42%の利用者が、興味のあるブランドをInstagramで発見すると、より詳しく知るためにプロフィールを見る」と発表しています。

アカウントへの入り口を多く確保し、ユーザーをフォロワーに転換する確率を増やしたいですね。

ユーザーとの関係を深められる

インスタグラムのミッションは、「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」です。

インフルエンサーや著名人と対等な目線でコミュニケーションを取れることが、特長のひとつです。

親密度を高める機能(いいね、ストーリーズ、インスタライブ)を活用して関係が深まると、ブランドの良さを発信してくれるユーザーも現れます。

さらに、「ユーザーとの交流」をしながら既存顧客を育成することで、リピート率を高める効果もあるのです。

LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の向上にも有益でしょう。

視覚情報によって商品や自社のブランディングにも効果的

コミュニケーションの法則のひとつである「3Vの法則」は、「言語情報(Verbal)が7%、聴覚情報(Vocal)が38%、視覚情報(Visual)が55%」と、言語情報が一致していない時に優先される情報を、割合で示しています。

したがって、文字情報だけでなく、画像や動画も合わせた方が、製品やサービスをいっそう魅力的に伝えられることが分かります。

運営者側が描くブランドのイメージを、そのままユーザーにも届けられるのでブランディングにも効果的です。

さらに、動画で伝えられる情報量は画像よりも圧倒的に多いので、インスタグラムも急ピッチでショート動画機能を拡充しています。

「集客できない」から脱却するためのインスタマーケティング4つの秘訣

「集客できない」から脱却するためのインスタマーケティングの秘訣

それでは、インスタを活用するためには何に気を付ければよいのでしょうか?

ユーザーに求められる質の高い投稿を行う以外にも、普段から気に留めるポイントを心得ておくと、「集客のために何をして良いのかわからない」という迷いがなくなります。

そこで、以下に個人ビジネスで押さえてほしい4点をお伝えしますね。

1.ペルソナ設定を設定する

投稿を届けたいユーザーの解像度を上げましょう。

  • 年齢、性別、居住地、家族構成、職業・業種・役職・年収(人口統計学的属性)
  • 趣味や関心事、価値観(心理的属性)
  • 習慣、購買行動、情報収集(行動学的属性)

さらに、「ユーザーはインスタグラムをどのような時に、何をチェックしているのか?」についても考えます。

一例をあげると、美容について「暇つぶし」に見ているのか、それとも「積極的に情報収集」しているのか、使い方によっても響く言葉や内容が異なります。

ペルソナ設定についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。

2.何を発信するアカウントかわかるように情報を整える

他のアカウントに埋没せず、ターゲットのユーザーに発見してもらうには、アカウントの情報整理は外せません。

ユーザーに何者であるかを理解されるためには、アカウントに盛り込まれている情報がキーポイントになるからです。

このプロセスをスキップして投稿作成に進み、フォロワーがなかなか集まらない、投稿が継続できないなど、悩みを抱える個人ビジネスは少なくありません。

そこで、アカウント設計に必要な情報を3点、お伝えします。

プロフィールの設定

ユーザーがフォロワーになる前に必ず通る場所は、「プロフィール欄」です。

ユーザーはプロフィール欄を確認し、自分に必要なアカウントか否かを判断して「フォロー」を決めているといっても過言ではありません。

とくに、フォローされやすいプロフィール文は「誰が」「どのような」発信をしているのか、箇条書きで明確にしています。

これに、「フォローするメリット」も記載できるとフォロー率も向上するでしょう。

また、個人商店の場合、お店のある場所とアクセス方法、営業時間、問い合わせ先に加えて、ジオタグ(所在地を示すタグ)も記載必須です。

アカウントの一貫性

実は、多くのユーザーは「なんとなく世界観がマッチしそう(または、しそうにない)」と無意識に判断を下しています。

その時に重要なポイントが、アカウントが持つ独自の統一された世界観です。

インスタ運用で成功しているアカウントは必ずといっていいほど、コンセプトやテーマに沿って一貫した投稿内容をしている上、プロフィール欄の見た目に違和感がありません。

アカウントに一貫性があると、ユーザーにも「XXといえば、⚪︎⚪︎(自分)」と思い出してもらえる確率も高まります。

統一感についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。

競合の分析

他のアカウントと差別化するために、競合分析は必須です。競合分析はアカウントの世界観を際立たせる要素を発見するプロセスなので、将来的にアカウントの質も左右します。

例えば、以下のような項目をチェックしてみましょう。

  • プロフィール欄の内容
  • キャッチコピー
  • 予想されるターゲット層
  • 投稿の構成
  • フォントや色味
  • 伸びている投稿とそうでない投稿

競合分析は地道な作業ですが、自分のアカウントの独自性や投稿の切り口が見えてきます。

3.ユーザーとの積極的な交流

ユーザーと交流する理由は、2つあります。

1つ目は、ユーザーを楽しませてファンになってもらうことです。

そうなると集客には困らず、ビジネスの成果にもつながるでしょう。

2つ目は、新しいユーザーとの出会いをインスタグラムに後押ししてもらうことです。

インスタグラムにはユーザー同士をつなげる役割があり、他のユーザーにポジティブな影響を与えそうなユーザーほど応援してくれます。

応援されるために、ユーザーのエンゲージメントを上げましょう。

まずは、普段から利用したい機能を紹介します。

ストーリーズの活用

よく「ストーリー」と呼ばれますが、正しくは「ストーリーズ」です。

「ストーリーズ」は24時間限定で誰でも閲覧できる投稿で、投稿者のアイコン、または自社ホーム画面の上部に並ぶストーリーズバー(丸いアイコン)をタップすると見られます。

質問Box、アンケート、多彩なリアクションスタンプが使用でき、カジュアルなコミュニケーションが取れる場所として人気の機能です。

また、個人ビジネスではPRや最新情報、申込ページのリンクなどのマーケティング活動にも利用されています。

ストーリーズについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。

4.インサイトの活用

インサイトの数字を活用して、以下の4つの指標をチェックすると改善すべき要因を見つけられます。

  1. 保存率:投稿のリーチ数に対して、投稿が保存された割合。目安は2〜3%。
  1. ホーム率:フォロワーとの親密度合い。ホーム(フィード)のインプレッション数に対するフォロワー数の割合で、目安は30~50%。
  1. プロフィールアクセス率:リーチ数に対して、どのくらいのユーザーがプロフィールにアクセスしたかを示す割合。目安は1~3%。
  1. フォロー転換率:プロフィールを訪問したユーザーが、フォロワーになった割合。目安は6〜8%。

4つの指標についての計算方法は、こちらの記事から読めます。

ぜひ、確認してみましょう。

インサイトが利用可能なプロアカウントに変更すると、ショッピングやお問合せの機能、有料広告を配信できるなど、さまざまな機能の利用が可能です。

個人インスタでもすぐにマネできる!インスタマーケティングの成功事例3選

インスタマーケティングの成功事例

インスタマーケティングは集客や商品セールス、ユーザーの分析など、多角的に進めなくてはなりません。

しかし、「セオリーはわかった。けれど、結局何から始めたらいいの?」と感じている方もいらっしゃるでしょう。

そこで、ここからは誰でもマネしやすいアクションを3つお伝えします。

運用初期から取り入れてもらうと、プロのアカウントのように見えてくるでしょう。

アングルをそろえる

写真を使用するなら、アングルをそろえるとアカウントに統一感が出ます。

文字情報の多い投稿も、構図のパターンをそろえると同じ効果を実感できるでしょう。

harapecooh 引用画像
@harapecooh

食べ物の掲載をするなら「シズル感(≒みずみずしさ)」は必須です。

まさに「ステーキを売るな、シズルを売れ!」というセールスの公式の通りですね。

プロフィールへの導線を整える

プロフィールのページには、「投稿上部のユーザーネーム」「ハッシュタグ(#)」「メンション(@):ユーザー名をタグ付」の3か所のいずれかをタップしなくてはたどり着けません。

ハッシュタグを付けてあっても、写真のようにキャプション内に自分のユーザーネーム(@osamu_ichikawa_)を付けてプロフィールへの導線を作り込むユーザーはまだまだ少ないです。

1か所でも多く、自然な形でプロフィールに誘導できる仕掛けを作っておきましょう。

osamu_ichikawa 引用画像
@osamu_ichikawa_

UGCの活用

UGCとは、一般ユーザーによって作られたコンテンツ(User Generated Contents)のことです。

このユーザーは定期的にUGCのリポストをあげ、ユーザーとコミュニケーションを取っています。(画像下側の2つ矢印のマーク)

ホーム画面のフィードにUGCを掲載すると見た目の統一感が損なわれる可能性もあるので、ストーリーズでリポストするとアカウントも盛り上がるでしょう。

aoiw.w.w 引用画像
@aoiw.w.w

まとめ|基本的なインスタマーケティングをおさえて、個人ビジネスを起動に乗せよう

この記事では、集客ができない原因とそれを克服するためのインスタマーケティング戦略をお伝えし、個人ビジネスでの活用事例を紹介しました。

うまく運用している個人ビジネスは、今回お伝えした型に沿って戦略的に進めています。

とくに、アカウント設計は最初に「なんとなく」設計したせいで、後になって運用につまずく人が多いポイントです。

アカウントの内容をある程度、言語化ができているだけでも差別化につながります。

とはいえ、アカウント設計以外にもやるべきタスクがありますので、まずは投稿にメンション(@)を入れてみるなど、できるところから始めてみましょう。

インスタマーケティングにはエルグラム

Instagramは工夫次第で集客や売り上げアップの効果を生み出せるツールです。しかし本格的にアカウント運用を行っていくと、顧客管理やコメント返信などのタスクが増えて負担となってしまいます。

そんな負担を軽減するためには、エルグラムをおすすめします。弊社の提供するエルグラムでは、以下のようなタスクを自動化してアカウント運用の負担を減らすことが可能です。

  • コメントへの自動応答
  • アンケートフォームの作成
  • 顧客管理

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エルグラムの詳しい情報は以下のページからすぐに確認できるので、ぜひチェックしてみてください。