この記事では、パーソナル情報管理の使い方について解説いたします。
パーソナル情報管理とは
パーソナル情報管理とは、ユーザーごとに個別の情報を紐付けて管理できる機能です。
アンケートや予約フォームで取得した「電話番号」「メールアドレス」「地域」などを紐付け、ユーザーごとの詳細情報を一元管理できます。
紐付けた情報はユーザー情報ページから確認でき、ユーザーごとの詳細情報を個別に閲覧が可能です。
- アンケートで取得した電話番号・メールアドレスなどをユーザーに紐付け
→連絡先を把握でき、顧客ごとの対応や連絡がスムーズになります。 - 予約時に入力された個人情報をまとめて管理
→情報を一元管理でき、対応履歴や顧客情報を整理しやすくなります。 - ユーザーごとの属性(年代・地域など)を蓄積する
→属性別に配信内容を最適化でき、より適切なコミュニケーションが可能になります。
パーソナル情報タイプ
パーソナル情報の種類は「情報タイプ」と呼び、全部で6種類あります。
種類ごとに、利用シーンや登録できる情報が異なります。

| 情報タイプ | 紐付け可能な内容 | 活用例 |
| 記述 | テキスト形式の情報 | 氏名・電話番号 |
| 年月日 | 日付の情報 | 生年月日・予約日・購入日 |
| 画像 | 画像情報 | 証明写真 |
| 契約書・履歴書 | ||
| ポイント | ユーザーに対して ポイント付けが可能 | スコアリングしアクティブな フォロワーを判別 |
| 選択肢 | ユーザーが選択する 選択肢を作成 | 年代・性別 |
各タイプに共通する設定方法を、以下で解説いたします。
パーソナル情報の作成方法
パーソナル情報の作成方法は以下の通りです。

①情報管理にカーソルを合わせる
②「パーソナル情報管理」をクリック

③「新規作成」をクリック

④管理名を入力
⑤フォルダを選択
⑥情報タイプを選択
∟ 情報タイプの詳細はこちら
⑦「パーソナル情報を保存」をクリック
以下の情報タイプは、追加の設定項目があります。
詳細をそれぞれ順に解説いたします。
情報タイプ:ポイント
ポイントでは、指定したポイントに到達したタイミングでアクションを発動できます。
設定方法は以下の通りです。

①管理名を入力
②フォルダを選択
③ポイントを選択
④アクション設定の可否を選択 ※今回は「アクションを設定する」を選択
∟ アクションを設定する :そのまま設定画面へ移行
後でアクションを設定する:一覧画面へ戻る
⑤「パーソナル情報を保存」をクリック
ポイントのアクション設定方法は、以下2通りあります。
到達時アクション追加
ポイントや到達時アクションを一つずつ追加し、設定が可能です。

①「+到達時アクション追加」をクリック

②ポイントを入力
③「アクションを追加する」をクリック

④稼動させたいアクションを選択
∟ アクション設定についてはこちら
⑤「保存をクリック」

⑥設定したアクションを確認可能
⑦アクションの編集が可能
⑧設定の削除が可能
⑨必要事項を入力したら「保存する」をクリック
到達時アクション一括追加
複数のポイントや、到達時アクションをまとめて一括で設定可能です。

①「+到達時アクション一括追加」をクリック

②開始ポイント数を入力
③終了ポイント数を入力
④ポイント間隔数を入力
⑤「再計算」をクリックしアクション数の計算が可能
⑥「一括追加する」をクリック

⑦「アクションを追加する」をクリックし稼動させたいアクションを選択
∟ アクション設定についてはこちら
⑧「保存する」をクリック
指定したポイントに丁度到達したときのみ、アクションが発動します。
例:10ポイント到達時にアクションを設定した場合
9→11のように10ポイントを飛び越えてしまうと、アクションは発動しません。
情報タイプ:選択肢
フォロワーに対し、情報が紐づけられたタイミングでアクションを発動させることができます。
アクション設定により、特定の年代にメッセージを送信したり、年代ごとの個別の配信も可能になります。
設定方法は以下の通りです。

①管理名を入力
②フォルダを選択
③選択肢を選択
④アクション設定の可否を選択 ※今回は「アクションを設定する」を選択
∟ アクションを設定する :そのまま設定画面へ移行
後でアクションを設定する:一覧画面へ戻る
⑤「パーソナル情報を保存」をクリック
選択肢の追加方法は、以下の2通りあります。
選択肢を追加
選択肢を一つずつ追加する場合は、こちらを選択してください。

⑥「+選択肢を追加」をクリック

⑦選択肢名を入力
⑧「アクションを追加する」をクリックし稼動させたいアクションを選択
∟ アクション設定の方法はこちら

⑨選択肢の並び替えが可能
⑩アクションの編集が可能
⑪設定の削除が可能
⑫必要事項を入力したら「保存する」をクリック
CSVで一括追加
CSVデータで取得した情報をもとに選択肢を追加する場合は、こちらを選択します。

①「CSVで一括追加」をクリック

②CSVフォーマットをダウンロード

③CSVフォーマットを開き選択肢を追加

④編集したCSVデータをアップロード

⑤追加された選択肢ごとにアクションを設定
∟ アクション設定の方法はこちら
⑥必要事項を入力したら「保存」をクリック
・選択肢は最大50個まで設定可能です。
・CSVデータは、必ず専用フォーマットを使用してください。
・編集用CSVの1行目を編集すると、正しく反映されません。
・選択肢名が重複している場合は、登録ができません。
パーソナル情報の紐づけ活用例
ユーザーにパーソナル情報を紐づける場合、以下の方法も活用できます。
手動でパーソナル情報を紐づける場合
特定のユーザーに対してパーソナル情報を紐づけたい場合は、以下の方法を行います。

①情報管理にカーソルを合わせる
②「ユーザーリスト」をクリック
|村上-1.png)
③該当のユーザーIDをクリック

④「表示設定」をクリック

⑤すでに紐付けされている情報を確認可能
⑥紐付けしたいパーソナル情報の「+」をクリック
⑦表示順の入れ替えが可能
⑧項目の削除が可能
⑨選択が完了したら「保存」をクリック
紐付けしたパーソナル情報は、以下の通り表示されます。

フォームの回答とパーソナル情報を紐づける
フォーム作成時に設定を行うことで、フォームの回答とパーソナル情報の紐づけが可能です。

| フォーム質問事項 | 紐付けできるパーソナル情報タイプ | 活用例 |
| 記述回答 | 記述 | 氏名・電話番号・メールアドレス |
| 選択肢回答 | 記述・選択肢 | 年代・性別 |
| 日時 | 年月日 | 生年月日・予約日・購入日 |
| ファイル添付 | 画像・PDF | 契約書・履歴書 |
紐づけできるパーソナル情報は、フォームの質問事項に対応した情報タイプのみになります。
フォーム作成機能については、以下マニュアル記事よりご確認ください。
エルグラム内の各機能からパーソナル情報を紐づける
エルグラムの他機能から、パーソナル情報を紐づけることも可能です。
アクション設定で紐づける
自動応答を作成時に、アクションが稼動するユーザーに対してパーソナル情報の紐付けが可能です。

アクション設定については、以下マニュアル記事よりご確認ください。
絞り込み設定で紐づける
パーソナル情報で、絞り込み設定を行うことも可能です。
例えば、特定のパーソナル情報が紐づいたユーザーへの施策に活用できます。

絞り込み設定については、以下マニュアル記事よりご確認ください。
パーソナル情報管理の使い方解説は、以上となります。
顧客情報の管理にぜひご活用ください。
関連記事
関連記事①
フォーム作成機能の使い方
関連記事②
アクション設定の使い方
関連記事③
絞り込み機能の使い方
関連記事④
診断コンテンツ作成方法
よくある質問
- Qユーザーのニーズに応じた配信方法はありますか?
- A
ポイントを利用することで、ユーザーの回答をスコアリングし、内容を反映した診断結果を
送信することができます。
作成方法は、下記マニュアル記事よりご確認ください。




