Instagramを運用し始めたばかりの方やまだまだフォロワー数の少ないアカウントは、投稿数やフォロワー数が少ないため、ユーザーから見つけてもらう工夫をしなくてはなりません。
そのために取り組んでほしいのが、適切なハッシュタグをつけて投稿することです。
適切なハッシュタグを使って投稿すると、ユーザーに見つけてもらいやすくなることはもちろん、ターゲット層のアカウントへの露出も増え、フォロワー獲得の循環が作れます。
この記事では、ハッシュタグの付け方のコツ、分析方法やハッシュタグ管理に便利なツールを解説します。
弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。
Instagramのハッシュタグでこんな間違いをしていませんか?
- 自社に関連するキーワードを感覚でつけている
- 使うハッシュタグはいつもほぼ同じ
- ハッシュタグ分析をしたことがない
- ハッシュタグ選定に時間をかけ過ぎている
Instagaramでは重要な役割を持つハッシュタグ。
Instagramは活字よりも画像、最近では動画がメインのSNSです。
それゆえに、投稿内容を簡潔に検索可能なハッシュタグでの検索方法(通称:タグる)が活発に使われています。
とくに運用初期やフォロワーが少ない時期は、投稿が他ユーザーの目に届く機会がほぼありません。
そのため自社のアカウント運用に適したハッシュタグをつけて、ユーザーから見つけてもらう必要があるのです。
適切なハッシュタグの設置で、できるようになること
最近は、Instagramでタグって、ざっとイメージを確認してから、Googleなどの検索エンジンで詳細をググる人も少なくありません。
Instagramは他のSNSと比較して購買意欲の高いユーザーが利用していることから、ハッシュタグを使いこなすことにより、既存客への宣伝だけでなく潜在顧客とつながる効果も期待できます。
とくに以下の2点は、Instagramにおけるハッシュタグ検索の強みです。
ブルーオーシャンで戦える
大手企業や競合と戦う必要のあるGoogle検索とは異なり、後発のInstagramのハッシュタグ検索ではまだブルーオーシャンが存在します。
とくに初心者は、検索ボリュームが10,000未満の小規模なキーワードを使い、トップに表示されるようになることを目標にしましょう。
小規模でもユーザーに目に留まりやすくなり、フォロワーの増加に繋がります。
さらに、自社の名前や商品名をタグ化することで、ブランディング効果も期待できます。
ブランディングについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
自社のマーケットで集客できる
Instagramのハッシュタグをうまく活用することで、自社のマーケットでの集客が可能です。
とくに最近では、現在地付近や目的地エリアの情報を位置情報で検索するユーザーが増えています。
そのため、位置情報をタグ化(例:#渋谷美容室 #渋谷ランチ)することがトレンドとなっており、位置情報を示すタグである「ジオタグ」の重要性が高まっているのです。
実店舗であれば、店舗エリアのジオタグを有効活用することで、Instagramの位置情報機能との相乗効果でユーザーに見つけてもらいやすくなるでしょう。
投稿時には、店名や商品名をタグ化することで、ブランディングにも効果的です。
近年多くのインフルエンサーや企業が、Instagramを利用して宣伝や集客を行っています。しかしInstagramで宣伝や集客を行うと、ユーザーからの質問への返信などのタスクに追われてしまうことも多いです。
弊社が提供するエルグラムには、ユーザーからのコメントやDMに自動で返信する機能など、Instagram運用をお助けする機能が充実しています。
Instagramのタスクを減らして効率的な運用を目指す方は、ぜひ弊社の無料自動返信ツール「エルグラム」の導入を検討してください。
詳細は、以下のボタンからLINEの友だち登録を行なっていただくと確認できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
適切なハッシュタグを選ぶために分析すべき項目
ここからは実際にタグ化するキーワードの分析やハッシュタグの選び方を解説します。
はじめのうちは反応率やフォロワーの伸びをチェックしながら、さまざまなハッシュタグを試してみて徐々に最適化していきましょう。
ハッシュタグのテンプレについては、以下の記事をご確認ください。
ハッシュタグの数
「ハッシュタグは何個付けるのが適切なのか?」
このような疑問をよく耳にします。
とはいうものの、実は絶対的な回答はありません。
ハッシュタグの数も時期によってトレンドがありますので、目安として伸びている競合や自社に関連するインフルエンサーの投稿を分析してみてください。
立ち上げたばかりのアカウントやフォロワーが少ないアカウントの場合は、流入を増やすためにトレンドの数より少し多く使用してもよいでしょう。
ハッシュタグの組み合わせ
タグ化されたキーワードは、投稿数に応じて3つに分類されます。
- ビックキーワード:50,000件以上 例:#ファッション(3,072万件)
- ミドルキーワード:10,000〜50,000件 例:#ファッションジュエリー(4.4万件)
- スモールキーワード:10,000件以下 例:#大阪ジュエリーショップ(5,000件以上)
ハッシュタグのボリュームは、検索窓(虫めがねのマーク)にキーワードを入力して上部に設置されている「#」のアイコンをタップすると見られます。
投稿ボリュームの異なるハッシュタグを使うことで、投稿が埋もれて見られないリスクを回避できるでしょう。
とくに運用初心者や、フォロワーが少ないアカウントは「スモールキーワード」のタグでトップになれるタグの分析をオススメします。
スモールキーワードで上位になると、そのタグを利用しそうなユーザーのアカウントに露出しやすくなり、フォロワー増加が見込めるからです。
ユーザーやインフルエンサーが使用するハッシュタグ
自社の商品やサービスに近い属性を持つインフルエンサーやユーザーが使用するタグは、トレンドやユーザーのニーズを探るための重要な分析材料となります。
とくにインフルエンサーが使用するハッシュタグは多くのユーザーに注目されるでしょう。
したがって、自社の投稿にも利用することで、ハッシュタグからの流入を期待できます。
競合が使用するハッシュタグ
伸びている、伸びていないにかかわらず競合の発信から得られる情報はいくつもあります。
- 自社だけでは得られない知見
- 新しい切り口
- 関連性の高い、または伸びている用語の発見
よい事例は取り入れ、うまくいっていない事例はユーザーの興味関心を探る糸口として分析してみましょう。
無料で使えるハッシュタグ分析ツール2選
ここからは、適切なハッシュタグを見定めるために無料で使える分析ツールを紹介します。
まずチェックするのは『Instagramインサイト』
Instagramインサイトは、Instagramに搭載されている無料の分析機能です。
アカウント全体の分析や各投稿の反応、リーチ数、そしてフォロワーのデータを確認できます。
ただし、インサイトでは特定のハッシュタグのみの分析はできず、ハッシュタグ検索からアカウントに流入してきたアカウント数の合計の数字しか表示されません(インサイトのインプレッション欄)。
そこで、投稿ごとにハッシュタグの流入数を記録し、多かった投稿と少なかった投稿の共通点を分析しましょう。
分析することでハッシュタグの有効性をチェックし、次の投稿に生かすことが大切です。
インサイト分析についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
Instagramインサイトでキーワードを分析しよう
Instagram内では検索窓にキーワードを打ち込み「#」をタップすると、ハッシュタグ一覧が投稿ボリューム数と一緒に見られます。
キーワードの候補を決めたら、その言葉に関連するハッシュタグもチェックしてみましょう。さらに適切なハッシュタグが見つかるかもしれません。
関連したハッシュタグを見つけるために、他のアカウントの投稿もチェックしてみると自分では思いつかないハッシュタグを見つけられることもあるでしょう。
おすすめのハッシュタグを教えてくれる『ハシュレコ』
ハシュレコは、検索窓にキーワードを入力するだけで、膨大なハッシュタグ候補を表示してくれます。
キーワードからは想像がつかないハッシュタグもリコメンドされるので、ハッシュタグ検索の最初の一歩として使ってみてはいかがでしょうか。
プロの手を借りるハッシュタグ分析3選
これから紹介する3つのツールは有料ツールですが、無料で利用できるツールよりも細かなデータ分析、情報収集、調査を一度に行えるメリットがあります。
Instagramのインサイトは、CSVなどのデータ化、PDF化ができないので自動で集計結果をまとめられません。
そこで通常、アカウント運用者が手作業で行っていることをプロに任せることで、迅速に適切なハッシュタグを発見できることから、業務効率の改善のために利用する企業も増えています。
ハッシュタグ分析に特化した分析・運用ツール – hashout
「hashout」は、1,000社以上の企業が利用するハッシュタグの調査ツールです。
このツールを使うことで、ハッシュタグのトレンド分析やSNSのキャンペーン効果測定ができます。
自社のアカウントだけでなく、競合アカウントのフォロワーの増減数なども調査し記録してくれるのも強みのひとつです。
「ハッシュタグのことはよくわからない」方は、まずhashoutをチェックしてみてはいかがでしょうか?
hashoutについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
ハッシュタグ分析が便利な活用ツール – Insight Suite for Instagram
「Insight Suit for Instagram」は、自社のアカウントの運用状況を包括的に確認できる分析ツールです。
ハッシュタグの利用回数や平均反応数/率、過去の投稿履歴、そしてタグごとの人気投稿などが確認できます。
さらに、競合アカウントのフォロワー数だけでなくエンゲージメント率まで測定が可能です。
分析に必要なデータを自動集計し、視覚化することでデータの把握が容易になります。
無料・有料プランがあるので、手頃な価格帯でアカウントを総合的に分析できる点も魅力です。
AIがハッシュタグを提案するInstagram活用ツール – HINOME
「HINOME」は、フィード投稿をした24時間以内のデータを1時間ごとに表示できるので、ユーザーの反応を細かく分析できるのが特徴です。
ハッシュタグにおいては、過去に使用したハッシュタグをもとにAIが最適なハッシュタグや投稿時間を提案してくれます。
タグ分析にかける時間を大幅に削減できるので、投稿の工数削減にもつながったと利用者からも好評のツールです。
HINOMEについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
注意したいInstagramハッシュタグの投稿数
ハッシュタグは1投稿につき、最大30個までつけられます。
しかし、毎回30個つけるよりも
- 投稿を届けたいユーザーが検索するであろうハッシュタグ
- それぞれの投稿の意図にあったハッシュタグ
を選ぶようにしましょう。
反対に、露出を増やそうとジャンルを問わず人気のハッシュタグをつけてしまうとInstagram側が何の投稿か特定できず、どこにも表示されない可能性が出てきます。
また、ハッシュタグばかりが並ぶ一覧は、見た目がよろしくないと感じるユーザーもゼロではありません。
ハッシュタグが整理されていると、アカウントの好感度も高まります。
まとめ|効率よくユーザーとつながるために、適切なハッシュタグ分析をしよう!
この記事では、ハッシュタグの重要性や適切なハッシュタグの付け方、分析方法およびオススメの無料・有料ツールについてお伝えしました。
何かを調べる際に、最初に「タグ検索」するユーザーが増えています。
そのため「Instagramでのハッシュタグの重大性が増していること」や、「Instagramの市場に参入の余地があること」もおわかりいただけたでしょう。
アカウント運用の初速をつけるためにも、フォロワーを増やす意味でも適切なハッシュタグを分析して投稿に利用することをオススメします。
インスタマーケティングにはエルグラム
Instagramは工夫次第で集客や売り上げアップの効果を生み出せるツールです。しかし本格的にアカウント運用を行っていくと、顧客管理やコメント返信などのタスクが増えて負担となってしまいます。
そんな負担を軽減するためには、エルグラムをおすすめします。弊社の提供するエルグラムでは、以下のようなタスクを自動化してアカウント運用の負担を減らすことが可能です。
- コメントへの自動応答
- アンケートフォームの作成
- 顧客管理
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