「集客のために何をやっていいのかわからない。」
「毎日投稿しているのに成果が出てこない。」
「『なんとなくの運用』から抜け出したい。」
うまく集客できずに運用をやめてしまう企業も少なくありません。しかし「やるべきこと」に注力すると短期間でも成果が出せるのがInstagramです。
この記事では、集客のために11の「やるべきこと」を準備編と運用編にわけて解説し、さらに成果を出している企業がやっている3つのコツも取り上げます。
弊社が運営するインスタの自動化ツール「エルグラム」についての詳しい情報も、ぜひチェックしてみてください。
- 企業がInstagramで集客するメリットは?
- インスタで失敗しない全11集客のコツを徹底解説
- インスタ集客ができない時に確認すべきチェックポイント15選
- ①そもそも投稿画像やキャプションの質は問題ないか
- ②投稿頻度は問題ないか
- ③投稿内容に統一感はあるか
- ④ユーザーが求めている情報を提供できているか
- ⑤適切なハッシュタグが選定されているか
- ⑥投稿内容が広告やPRばかりになっていないか
- ⑦プロフィールを作り込んでいるか
- ⑧CVにつながるユーザーの動線設計は考慮されているか
- ⑨フォロワーとのコミュニケーションを図っているか
- ⑩自社サービスに適したインスタ機能を使えているか
- ⑪運用の目的と実際の運用が噛み合っているか
- ⑫運用目的に合致した適切な外部ツールを使用できているか
- ⑬徹底した競合分析を行っているか
- ⑭KGIとKPIを正しく設定して運用できているか
- ⑮効果測定を正しく行えているかどうか
- まとめ|コツをおさえれば、インスタ集客で失敗することはない!
- インスタマーケティングにはエルグラム
企業がInstagramで集客するメリットは?

Instagramは、中小企業や個人のビジネスに欠かせないツールになりつつあります。
2022年にECマーケティング株式会社が行った調査によると、月商1億円未満の企業の約8割がInstagramを運用開始してから3年未満にもかかわらず、Instagramの効果を実感しているようです。
参考元:月商1億円未満の企業のInstagram運用担当者221人にアンケート調査を実施
Instagramの何がビジネスにマッチしているのか?
この章では、インスタ運用で企業が集客するメリットを3つ紹介します。
Instagramでの集客はオフライン集客とも相性がいい
ECマーケティング株式会社が行った調査によれば、インスタ運用で効果を感じている企業の半分以上が
- 店舗の売上が伸びた
- Webサイトへのアクセスが伸びた
と回答し、さらに3割以上が
- 店舗への集客が増えた
と答えています。
Instagram内でフォロワーと関係を築きながら、キャンペーンやクーポン施策で実店舗への導線に利用する企業が増えているようです。
多大な広告費を使わず配信できる
Instagramの広告は100円からスタートできます。
しかし、あまりに少ない金額の場合、競合とのオークションに負けてしまう可能性があるため、最低予算として月額2万円程度は見込んでおくべきでしょう。
とはいっても、月額2万円〜の低予算で広告の効果が実感できるのは中小企業や個人事業主にはメリットでしょう。
また広告の利用以外にも、Instagramそのものを集客ツールとして活用しているケースもあります。
ホームページを作成せず、Instagramをホームページ兼情報発信手段として利用する極小規模のビジネスも少なくありません。
インスタ広告についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
今までリーチができなかった顧客とも出会える
Instagramでは広告以外にもさまざまな入り口からアカウントへの流入を促す仕組みがそろっています。
ハッシュタグ(#)検索、発見タブ、シェアされた投稿などから、従来リーチをしていなかったユーザーが企業アカウントを見つけるのはよくあることでしょう。
その時に投稿を見て「自分の価値観に合う」と感じると、閲覧者からフォロワーに変わるのです。
インスタで失敗しない全11集客のコツを徹底解説

運用で失敗しないために「これだけはやっておきたい」11のコツの解説です。
11個以外にもやれることはありますが、まずはポイントを絞ってお伝えします。
とくにフォロワーが1,000人未満の場合は、最初の準備編にある3つのポイントを整理しておくと運用成果にもつながるでしょう。
【準備編】集客を始める前に整えてほしい3つのこと
準備編の3つのうち2つは、Instagramの運用を開始する前に済ませておきましょう。
ほとんどの企業がこのような準備不足によって運用をやめてしまいます。
そうならないためにも下記の内容に従い、アカウントを整理しておくことが大切です。
・Instagramの運用体制を整える
・ビジネスアカウントを作る
・フォロワーを増やす
Instagramの運用体制を整える
Instagramの仕組み(アルゴリズム)はユーザーから評価の高い投稿を継続すると、ユーザーへの露出を増やしてくれます。
それゆえ前出したECマーケティング株式会社の調査でも、企業の1/3以上は1日1回、企業の1/4が1週間に2〜3回の発信をしているとの回答がありました。
また高頻度で更新している企業ほど、インスタ運用の効果を実感しているようです。
アルゴリズムについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
専任のリソース確保は難しいかもしれませんが、最初は継続投稿できるかが命運を分けます。運用開始前から定期投稿ができる体制を検討しておきましょう。
そこで運用体制を整備するポイントを2つお伝えします。
運用の目的を明確化
運用で何をどのくらい達成できれば成功ですか?
- 売上向上?
- ブランドの知名度向上?
- 情報発信をすること?
設定する目標によって、発信の内容や施策、KPIも異なります。
Instagramにおけるターゲットはどんな人ですか?
性別、年齢、趣味や関心、居住地といったペルソナを具体的に設定しましょう。
実際のフォロワー像が把握できるまで、まずはどんな人に情報を届けたいか細かい特徴を考えてみてください。
ターゲットについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
集客するために必要な情報の整理
情報収集や情報の整理を始めると、どれだけ時間をかけても「足りない」沼にハマってしまいます。
そこで最初に意識してほしい3点をまとめました。
1.写真やイメージの視覚情報
Instagramはビジュアル優位のSNSなので、見た目のインパクトは非常に重要です。
成功している企業の投稿は写真やデザイン、サムネイルや文字のフォントなど、細部までこだわっています。
そのため、ここで手を抜いてしまうと競合に差を広げられる要因となるため、写真や投稿画像といった視覚情報には注力しましょう。
おしゃれな投稿についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
2.投稿内容のネタ
インスタ運用での共通する悩みは「投稿内容のネタ不足」です。
キーワード検索や伸びている競合アカウントを研究して、どのような投稿がユーザーに人気なのかを調査し、投稿にも反映しましょう。
3.プロフィールの作り込み
プロフィールには
- 誰向けか?
- 自分は何者か?
- フォローするとどんないいことがあるのか?
を盛り込みましょう。
とくに、店舗系のInstagramは位置情報(ジオタグ)を追加することで、そのエリアの情報を検索するユーザーをターゲットに集客効果が見込めます。
位置情報についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
ビジネスアカウントを作る
Instagramには、個人、ビジネス、クリエイター用のアカウントがあります。
新規アカウントは一律で個人アカウントとして開設されますが、ビジネスアカウントも審査不要で簡単に作成が可能です。
企業用のアカウントを取得すると
- ビジネス情報の掲載
- 広告
- ショッピング
- 分析ツールの「インサイト機能」
の利用ができます。
ビジネスアカウントの設定の手順は、以下の記事でご確認ください。
フォロワーを増やす
まず、フォロワー1,000人を目指しましょう。
一定数フォロワーがいることでInstagram内の露出度が高まり、その結果フォロワーが増えて集客につながります。
とくに、インスタ運用の目的が「売上アップ」なら、優先度を上げてフォロワーを増やすことに注力しましょう。
フォローしている企業の投稿がきっかけとなって、商品やサービスを購入するフォロワーは珍しくありません。
定期的に自社の情報を届けられるフォロワーを今のうちから増やしておきましょう。
しかし「1,000フォロワー」達成するまでは試行錯誤の日々です。
「1,000フォロワー」を達成するまでの運用のポイントについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
【運用編】集客を成功させるコツ5選
フォロワーが1,000人を超える時期から、以下のポイントにも取り組みましょう。
- リール投稿とストーリーズを使い分ける
- ユーザーと丁寧なコミュニケーションをする
- ユーザーが参加できるキャンペーンを実施する
- インスタ広告を利用して、露出を増やす
- インサイト機能でアカウントを分析する
運用編のフェーズでは、新規フォロワーを獲得しつつ既存のフォロワーとも関係を深めるようにします。
リール投稿とストーリーズを使い分ける
投稿機能には、それぞれ役割があります。機能に沿った適切な運用を行うことでアカウントが育ち、集客の効果も高まります。
リール投稿で、新規フォロワーを集める
リールとはInstagramでショート動画を共有できる機能のことです。
新規フォロワーの獲得を目的として投稿します。
ターゲットユーザーの「発見タブ」または「リール」に投稿が配信されるので、ここに掲載されるためにもリールの投稿数を増やしていきましょう。
現在はスマホでも簡単に動画を作成・加工できるアプリも登場していることもあり、ますますリール投稿が活発になると予想されます。
発見タブについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
ストーリーズで既存フォロワーとの関係性を深める
ストーリーズはフォロワーだけが見られる24時間で消える投稿です。
主な役割は、フォロワーとのコミュニケーションと商品セールスの導線を作ることです。
リアルタイム感のある日常の投稿や、簡単なアンケート・質問ボックスでのやりとりを通して、フォロワーとの距離を縮められます。
日々のコミュニケーションで関係性を構築しておくと、セールスをする時にはストーリーに自社のWebサイトやECサイトのURLを添付した投稿からサイトへ誘導しやすくなるでしょう。
ストーリーズについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
ユーザーと丁寧なコミュニケーションをする
双方向のコミュニケーションで接点が増えると、フォロワーからの信頼感が増します。
ダイレクトメッセージ(DM)でのコミュニケーションは、ユーザーやフォロワーにとってハードルが高いアクションです。
しかし、一人ひとりとの関係性を深められ、ファン化へつながります。
DMの回数が増えるとInstagramからも高く評価されるので、気軽にやりとりができる雰囲気を目指しましょう。
また現在、企業に注目されているのが「メッセージの自動応答」です。
弊社が提供するエルグラムには、ユーザーからのコメントやDMに自動で返信する機能など、Instagram運用をお助けする機能が充実しています。
Instagramのタスクを減らして効率的な運用を目指す方は、ぜひ弊社の無料自動返信ツール「エルグラム」の導入をご検討ください。
詳細は、以下のボタンからLINEの友だち登録を行なっていただくと確認できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
ユーザーが参加できるキャンペーンを実施する
ほとんどの企業が、フォロワー増加やエンゲージメント向上を狙ってキャンペーンを実施しています。
ユーザーは指定されたアクションをすることでプレゼントや割引・クーポンが得られ、企業側は認知の拡大、フォロワーの獲得が可能です。
目的によってキャンペーンの種類は異なりますが、フォロワーを増やすには「フォローするだけ」で参加できるキャンペーンを定期的に行うとよいでしょう。
短期間でのフォロワー増加が期待できます。
ただし、キャンペーン参加目的のみのフォロワーを集めすぎてフォロワーの質を落とさないよう、事前にターゲットやキャンペーン内容、KPIを明確にしておきましょう。
プレゼント企画についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
インサイト機能でアカウントを分析する
インサイト機能とは、Instagram社が公式に提供しているユーザーを分析するツールです。
さまざまな指標がありますが、Instagramの運用目的によって優先するKPIは異なります。
「フォロワーを伸ばす」なら以下の数値を日々計測してみましょう。
- フォロワー数
- リーチ:投稿を見たユーザー数。リーチ数が伸びるとフォローにもつながりやすくなります。
- プロフィールアクセス:ほとんどのユーザーはフォローする前にプロフィールを閲覧します。リーチの数値と照らし合わせて比率も計測しましょう。
例えばプロフィールのアクセス数は多いけれど、フォロワーになった人の比率が少ない場合「プロフィールがユーザーに刺さっていない」などの原因が把握でき、改善につなげられます。
インサイト分析についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
インスタ広告を利用して、露出を増やす
さらなる認知拡大やフォロワー増加を目指すなら広告は有効です。
細かなターゲティングの設定ができるので、よりターゲットユーザーに近い人に広告を出せます。
ユーザーから評価の高かった過去の投稿を広告としても使用できるので、ターゲットに近いユーザーの目にも留まりやすいです。
アカウント内に投稿がたまってから広告を配信すると、興味を持ったユーザーが投稿を見てフォロワーに転換する可能性がグンと高まります。
インスタ広告のターゲティングについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
【番外編】Instagramで成功している企業がやっている集客のコツ3選
現在、フォロワー3,000人や5,000人を目指しているアカウントは対応していきたい項目です。
運用編にプラスα、フォロワーさんを飽きさせない工夫をすると効果もついてきます。
「いいね」よりも「保存」を意識した投稿
投稿が保存される理由は「保存してあとで見返そう」とユーザーが感じているからです。
保存率が高い投稿は、ユーザーに評価される情報を提供しているといえます。
とくに集客では、お役立ち情報に加えて、小さいアクションを起こしてもらえるような発信を心がけると効果的です。
ユーザーは行動することで変化を感じます。
変化の小さな積み重ねがファン化へつながり、発信が見られるサイクルを作れます。
保存数についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
統一された世界観
InstagramはSNSの中でも「ビジュアル優位」です。
Instagramのユーザーは、アカウントの世界観や価値観にひかれてフォローをします。
アカウントの世界観を表現していくには
- 発信内容の一貫性
- トーンがそろっている(デザインや雰囲気)
ことが重要です。
世界観に独自性を感じてもらえるようになると、信頼感の向上と競合との差別化につながります。
発信側にとっても、フォントや投稿の型が決まると作業効率を上げられるでしょう。
統一感についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
他SNSとの連携
同じMeta社のFacebookと連携すれば、ひとつの投稿でInstagramとFacebookに投稿ができます。
Facebookを運用しているのなら必ず連携しましょう。
また、別の連携としてあげられるのはリールとショート動画におけるプラットフォーム間の連携です。
TikTokでプチばずりした動画から、ユーザーがInstagramのアカウントに流入するようなことが頻発しています。
リール動画はTikTokやYouTubeショートにそのまま転用できるので、TikTokアカウントを作って投稿してみてはいかがでしょうか?
インスタ集客ができない時に確認すべきチェックポイント15選

Instagramで集客を試みているものの、「なかなか成果が出ない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
Instagram集客がうまくいかない場合、まずは原因を明確にし、その上で適切な対策を講じることが大切です。
「どこに問題があるのか」「どう改善すればよいのか」を知りたい方は、ぜひ以下のチェックポイントを確認してみてください。
Instagram集客できない時に確認すべきチェックポイント15選 |
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①そもそも投稿画像やキャプションの質は問題ないか |
②投稿頻度は問題ないか |
③投稿内容に統一感はあるか |
④ユーザーが求めている情報を提供できているか |
⑤適切なハッシュタグが選定されているか |
⑥投稿内容が広告やPRばかりになっていないか |
⑦プロフィールを作り込んでいるか |
⑧CVにつながるユーザーの動線設計は考慮されているか |
⑨フォロワーとのコミュニケーションを図っているか |
⑩自社サービスに適したインスタ機能を使えているか |
⑪運用の目的と実際の運用が噛み合っているか |
⑫運用目的に合致した適切な外部ツールを使用できているか |
⑬徹底した競合分析を行っているか |
⑭KGIとKPIを正しく設定して運用できているか |
⑮効果測定を正しく行えているかどうか |
①そもそも投稿画像やキャプションの質は問題ないか
Instagramの公式アカウントで投稿を続けていても、「なんとなく投稿している」「似たような内容を繰り返している」だけでは、集客につながりにくいものです。
Instagramを見たユーザーに「お店に行ってみたい」と思わせるには、投稿画像やキャプションの質を高めることが欠かせません。
いくら投稿数が多くても、画像や内容がターゲットユーザーの心に響かなければ、集客効果は期待できません。
「閲覧数やフォロワーの増加=集客成功」とは限らない点を、しっかり理解することが重要です。
まずは、以下を確認してみてください。
- 商品やお店の雰囲気が伝わる投稿になっているか
- 値段や店舗へのアクセスが簡単にわかるよう記載されているか
Instagramで集客を目指すには、商品やお店に興味を持ってもらうだけでなく、ユーザーが必要とする情報をキャプションに明記することがポイントです。
さらに、投稿の質を評価する際には、第三者の目線で見直すことも大切です。
「自分たちが良いと思う」だけではなく、競合他社の投稿と比較し、見劣りしていないかを確認しましょう。
もし投稿を続けても集客につながっていない場合は、人気のある競合アカウントを参考に、投稿の質を高めることをおすすめします。
②投稿頻度は問題ないか
公式アカウントを運用していても、投稿頻度が低いとユーザーとの接点が減り、集客につながりにくくなります。
「たまにしか投稿していない」という場合、投稿頻度の低さがInstagram集客で成果が出ない原因の一つと考えられるでしょう。
たとえフォロワーが多くても、投稿頻度が少ないとフォロワーに投稿を見てもらう機会が減り、お店を思い出してもらうチャンスも少なくなってしまいます。
さらに、投稿頻度はInstagram上での露出度にも影響します。
投稿頻度が低いアカウントは、ハッシュタグ検索やフィードへの上位表示、発見タブへの掲載が難しくなり、結果的に新規ユーザーの目に触れる機会が減ってしまいます。
露出度を高めることは、新規フォロワーの獲得やフォロワー外のユーザーに投稿を届けるうえで重要です。したがって、投稿頻度を意識することは集客成功の鍵といえます。
理想的な投稿頻度は1日1回の定期的な投稿です。
できるだけ毎日投稿を目標にすることで、安定した露出を維持できます。
ただし、投稿頻度を重視しすぎて投稿の質が下がってしまうと逆効果になるので注意が必要です。
毎日投稿が難しい場合は、週に2~3回を目標にするなど、無理なく続けられる頻度で取り組みましょう。
③投稿内容に統一感はあるか
Instagram運用では、投稿内容に統一感のあるアカウントを目指すことが重要です。
Instagramユーザーは、自分の興味に合った内容を発信しているアカウントをフォローしたり、閲覧したりします。
そのため、一貫したテーマで投稿を続けることでフォローされやすくなり、結果的に商品・サービスやお店の認知度向上、集客につながるのです。
さらに、Instagramの発見タブでは、ユーザーが普段閲覧しているジャンルや興味に関連した投稿が表示されやすい仕組みになっています。
統一感のある投稿を心がけることで、興味を持ってくれそうな新規ユーザーの目に触れる機会が増えるでしょう。
逆にフォロワーを増やしたいからといって、投稿内容を幅広くしすぎるとアカウントの方向性がぼやけてしまうので注意が必要です。
ターゲットを明確に絞り、統一感を意識した投稿を続けることをおすすめします。
なお、Instagramでの統一感は、投稿内容だけでなく、画像やキャプションの雰囲気にも表れます。
多くのユーザーは、発信している内容だけでなく、アカウント全体の雰囲気が好きだと感じるとフォローする傾向があります。
そのため、投稿画像の色合いやデザイン、キャプションの口調やトーンにも統一感を持たせることが大切です。
統一感のあるアカウント作りを意識して、投稿を作成してみましょう。
統一感のあるInstagram運用の方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
④ユーザーが求めている情報を提供できているか
Instagramで集客を目指していると、投稿内容が商品のアピールに偏りがちになってしまうことがあります。
「商品を売りたい」「集客したい」というお店側の目的が前面に出ている投稿ばかりでは、ユーザーにマイナスな印象を与えてしまいます。
Instagram集客で大切なのは、ユーザーが求めている情報を的確に提供することです。
商品の魅力だけでなく、価格や販売期間、店舗へのアクセス方法など、ユーザーが知りたい情報を明確に記載しましょう。
常にユーザー目線を意識して、必要な情報を届けることが集客成功への鍵です。
「自分がInstagramユーザーなら、どんな情報が欲しいか?」を考えながら、投稿内容を工夫してみてください。
⑤適切なハッシュタグが選定されているか
ハッシュタグ検索を活用すると、情報を探しているユーザーに投稿が届きやすくなるため、集客につながる可能性が高まります。
特に、Instagramはフォロワー外のユーザーに投稿を届けるのが難しいSNSといわれていますので、ハッシュタグ検索を通じてフォロワー外のユーザーにも投稿を見てもらうことは重要なポイントです。
また、地域名やお店のジャンルを含むハッシュタグを活用すれば、近くのお店を探しているユーザーにもアプローチできます。
ハッシュタグを上手に使えば、まだお店の存在を知らない新規ユーザーにもリーチできるので、新規顧客の獲得につながるチャンスが広がるでしょう。
Instagramでの集客を成功させるためにも、投稿には適切なハッシュタグを選び、効果的に活用することが大切です。
適切なハッシュタグを選定する方法は、こちらの記事を参考にしてください。
⑥投稿内容が広告やPRばかりになっていないか
Instagramでの広告やPR投稿は、認知を広げるうえで有効な手段の一つです。
ただし、使い方によっては逆効果になる可能性もあるため注意が必要です。
広告やPRが有効である一方、これらの投稿ばかりになると、ユーザーから敬遠されやすくなります。
内容が広告やPRに偏ってしまうと、フォロワーが減るだけでなく、お店やブランドそのものにマイナスな印象を持たれてしまうこともあります。
結果として、集客効果が薄れてしまう可能性があるため、広告やPRは適度に活用し、投稿内容が偏らないようバランスを意識することが大切です。
⑦プロフィールを作り込んでいるか
Instagramでは、ハッシュタグ検索や発見タブなどを通じて新規ユーザーが投稿を目にする機会があります。
このとき、投稿に興味を持ったユーザーの多くは、プロフィール欄を見てフォローするかどうかを判断します。
しかし、プロフィール欄の内容に興味が持てないと、ユーザーが離脱してしまい、フォロワーの獲得や集客にはつながりません。
情報が少なすぎる場合や、長文でわかりにくく記載されている場合も、読まれずに離脱されてしまう可能性が高くなります。
プロフィール欄には、まずは自社の情報や魅力をわかりやすく簡潔に記載し、そのうえでアクションボタンを設置し、ユーザーが求める行動(来店予約やお問い合わせなど)を簡単に起こせるよう工夫しましょう。
プロフィール欄を軽視している場合は、ユーザーを惹きつける魅力的な内容に改善してみてください。
こちらの記事では、魅力的なプロフィール欄の作り方について解説しています。
⑧CVにつながるユーザーの動線設計は考慮されているか
Instagramで集客につなげるには、次の行動につながる動線を作ることが重要です。
動線設計が考慮されていないと、ユーザーが途中で離脱してしまう可能性が高まります。
例えば、投稿で自社の商品やサービスの魅力をいくら発信しても、購入や来店につながる仕組みがなければ、売り上げや集客アップには結びつきません。
目標とする行動にユーザーを誘導するためには、店舗の住所を記載したり、位置情報を設定したりするなど、動線を意識した投稿を心がけましょう。
また、Instagramのショッピング機能やプロフィール欄のアクションボタンを活用することで、ユーザーがすぐに行動を起こせる環境を整えることも大切です。
誘導したい外部サイトがある場合は、プロフィール欄やストーリーズにURLを設置するなど、Instagramの機能を最大限に活用しましょう。
適切な動線設計が、集客や売り上げアップにつながる鍵となります。
ショッピング機能の活用方法については、こちらの記事を参考にしてください。
⑨フォロワーとのコミュニケーションを図っているか
コメントやDMへの返信など、フォロワーとのコミュニケーションは、Instagram運用において重要なポイントです。
Instagram集客で成功するには、より多くのユーザーに投稿を届けてお店の認知を広げることが不可欠ですが、フォロワーとコミュニケーションを図り、よい関係性を築くことで、エンゲージメント率が向上し、投稿の露出度が高まります。
さらに、フォロワーとの良好な関係性を築ければ、リピーターの獲得にもつながります。
ユーザーとのコミュニケーションは、コメントやDMへの返信に加え、ストーリーズのアンケート機能などを活用するのもおすすめです。
寄せられた質問に答えたり、ユーザーの意見を取り入れたサービスを提供したりすることで、フォロワーの増加や集客効果をさらに高めることができます。
Instagramでのコミュニケーションを大切にすることは、お店やブランドのファンを増やし、集客成功への近道となるでしょう。
⑩自社サービスに適したインスタ機能を使えているか
Instagramには、フィード投稿以外にも、ショッピング機能、ライブ配信、ジオタグ、キャンペーン機能など、さまざまな機能があります。
これらの機能を、自社サービスに適した形で積極的に活用することが大切です。
Instagramの機能を使いこなすことで、フォロワーを効率的に増やしたり、投稿の露出度を高めたりと、Instagram運用の成功につながります。
しかしInstagram初心者の方は、機能をうまく活用できず、投稿のみで運用を終えてしまうことが多いようです。
まずはInstagramにどのような機能があるのかを理解し、自社サービスに最適なものを見極めて取り入れることが、運用や集客成功への近道です。
⑪運用の目的と実際の運用が噛み合っているか
Instagram集客を成功させるには、「集客」という目的と実際の運用が噛み合っていることが重要です。
例えば、集客を目的にInstagramを運用しているのに、投稿に実店舗の住所やアクセス方法が記載されていない場合、目的達成にはつながりません。
Instagramを集客の手段として活用するなら、常に目的を意識した運用を心がけましょう。
「どうすればお店に行きたいと思ってもらえるか」「興味を持ったユーザーが実際に足を運びやすくするにはどうすれば良いか」といった視点を持つことがポイントです。
目的が明確であれば、それに向けた投稿内容や提供すべき情報も自然と整理され、運用がスムーズになります。
まずは目的をはっきりさせ、それに基づいた運用を進めてみてください。
⑫運用目的に合致した適切な外部ツールを使用できているか
Instagram運用では、基本機能を使いこなすだけでなく、適切な外部ツールを活用することで、さらに成果を出しやすくなります。
外部ツールにはさまざまな便利な機能があり、運用目的に応じて導入することで、効率的なInstagram運用や集客が可能です。
例えば、コメントやDMへの返信作業を効率化したい場合は、自動返信ツールが役立ちます。
また、自分の投稿や競合他社の投稿を分析して改善に活かしたい場合は、分析ツールの導入がおすすめです。
このように、運用目的に合わせて外部ツールを活用することで、作業負担を軽減し、投稿作成に集中できるようになります。
さらに、基本機能では取得できない詳細な分析データを活用することで、運用の質を向上させることも可能です。
Instagram運用をより効果的に進めるために、自社の目的に合った外部ツールを検討してみましょう。
⑬徹底した競合分析を行っているか
Instagramで集客を目的に運用する際、自分のアカウントの投稿インサイトを確認して分析している方は多いでしょう。
自社アカウントの分析はもちろん重要ですが、さらに効率的に運用を成功させるためには、競合分析を行うことがポイントです。
特に、成功しているアカウントは、投稿頻度や内容だけでなく、投稿時間やハッシュタグ選定まで細かく計算されていることが予想されます。
競合分析を通じて、こうした成功の要素を自社の運用に活かすことができます。
Instagram運用や集客で結果を出すためには、自社アカウントの分析に加え、競合分析を徹底して行いましょう。
⑭KGIとKPIを正しく設定して運用できているか
Instagram運用で結果を出し、集客につなげるには、KGIやKPIといった運用の目的や目標を明確にすることが重要です。
KGIは最終目標、KPIはその最終目標を達成するための中間目標を指します。
まず、運用の最終目標であるKGIを設定しましょう。
次に、KGIを達成するために必要な具体的な行動をKPIとして細かく設定します。
この際、KGIとKPIがズレてしまうと、Instagram運用の成果が思うように得られない可能性があるため、必ずセットで考えることがポイントです。
KGIとKPIを具体的に設定することで、最終目標達成までのプロセスが明確になり、運用の軸がブレません。
さらに、このような明確な目標設定は、複数人で運用する公式アカウントでも一貫性を保つうえで大きなメリットとなります。
Instagram運用における目標設定のやり方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
⑮効果測定を正しく行えているかどうか
Instagramでは、ただ投稿を続けるだけでは成果を出すのは難しいでしょう。
効果測定を正しく行い、投稿の質を高めながら運用することが重要です。
たとえば、インサイトを確認してユーザーの反応を分析すれば、どの投稿が人気で、どのような需要があるのかを判断できます。
ユーザーのニーズを把握することで、ユーザーが欲しい内容を投稿できるようになるので、より効率的に成果を出せるようになります。
こうした改善を重ねることで、集客にもつながるでしょう。
Instagramの効果測定では、フォロワー数の推移、フォロー率、エンゲージメント率、保存数など、さまざまな指標を活用して分析を行います。
Instagramの効果測定を行う方法や便利なツールについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ|コツをおさえれば、インスタ集客で失敗することはない!
Instagramを利用して集客を成功させている中小企業や事業主は確実に増えています。
しかし、Instagramは「集客」「サービスのPR」「セールス」が1つのアプリで完結する多機能なサービスがゆえに、機能を適切に利用できず、集客のチャンスを逃している企業も少なくありません。
そこで、それぞれの機能を理解し、フォロワーの期待に応えることで人も確実に集まります。
軌道に乗るまでに多少の時間はかかりますが、コツコツと投稿と信頼を貯めていくと成果として現れる時は来るはずです。
インスタマーケティングにはエルグラム
Instagramは工夫次第で集客や売り上げアップの効果を生み出せるツールです。しかし本格的にアカウント運用を行っていくと、顧客管理やコメント返信などのタスクが増えて負担となってしまいます。
そんな負担を軽減するためには、エルグラムをおすすめします。弊社の提供するエルグラムでは、以下のようなタスクを自動化してアカウント運用の負担を減らすことが可能です。
- コメントへの自動応答
- アンケートフォームの作成
- 顧客管理
エルグラムのフリープランなら無料で利用できるので、コストの心配も必要ありません。即日導入できるので、ぜひ活用してみてください!
エルグラムの詳しい情報は以下のページからすぐに確認できるので、ぜひチェックしてみてください。