Instagramを運用している中で、CVRという言葉は度々耳にするのではないでしょうか?
しかし、その意味や計算方法についてはよくわからないという方も多いはず。
今回は、Instagram運用において欠かせない要素であるCVRについて、その重要性や平均値、CVRを高める方法などを解説していきます。
CVRについて知りたい方やInstagram運用で結果を出したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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そもそもCVRとは?
CVRとは、「コンバージョン率」を意味します。
コンバージョンとはWebサイト上で獲得した成果のことで、具体的な成果の内容は「商品販売」「問い合わせ」「URLクリック数」など、企業ごとに異なります。
Instagram運用において設定した最終目標がコンバージョンとなるため、最終目標が達成できているかどうか、どれくらい成果が出ているかを確認するために必要な指標です。
例えば、プロフィールに設置しているURLのクリック数をコンバージョンとする場合、コンバージョン率は「CVR=URLクリック÷プロフィール閲覧数×100」で計算します。
ただし、目標とするコンバージョン率の数値は、最終目標を何に設定するかによっても変わってくるでしょう。
インスタ運用におけるCVの種類と平均値
Instagram運用においては、企業ごとに最終目標となるコンバージョンを自由に設定していきます。
ここでは、そんなInstagramにおける最終目標(コンバージョン)の種類とそれぞれの平均値を紹介します。
商品・サービスへの問い合わせの平均CVR
Instagramから商品やサービスへの問い合わせのDMを最終目標とする場合、問い合わせ件数がコンバージョン数となります。
最終目標と聞くと商品購入がイメージされやすいですが、問い合わせ件数を伸ばすことを目標とする場合もあるでしょう。
商品やサービスへの問い合わせをコンバージョンとする場合の平均CVRについては、残念ながら明確なデータがありません。
そのため、自社のCVRを分析して、自社の数値の推移を参考にしながらコンバージョン率のアップを目指していくといいでしょう。
プロフィールからのURLクリックにおける平均CVR
Instagramのプロフィール欄には、外部サイトのURLの設置が可能です。
公式サイトなど、Instagram以外の誘導したい自社サイトがある場合は、プロフィール欄にURLを設置してクリックを促します。
この場合、Instagramのプロフィール欄から自社サイトURLをクリックしてもらうことがコンバージョンとなるでしょう。
したがってCVRは、「外部URLのクリック数÷プロフィールの閲覧数」で計算できます。
プロフィールからのURLクリックにおける平均CVRは各業界によっても異なりますが、「株式会社テテマーチ」が調査したデータから算出すると全体の平均CVRはおよそ8%です。
参考元:Instagramの5,971企業アカウントを業界別データ分析
ユーザーのプロフィール閲覧数に関係するホーム率についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
インスタ広告におけるCVと目標CVR
Instagram広告を出している場合、コンバージョンは広告を通した商品購入や問い合わせとなります。
広告の目的である商品購入または問い合わせの数を分析することで、コンバージョン率を算出します。
Instagram広告における平均CVRは業種によって異なるため、以下の業種ごとの平均CVRを参考に、目標CVRを設定してみてください。
業種 | 平均CVR |
アパレル | 4.11% |
ビューティー | 7.10% |
教育 | 13.58% |
金融・保険 | 9.09% |
不動産 | 10.68% |
旅行 | 2.82% |
リフォーム | 6.56% |
健康 | 11.00% |
引用元:Facebook Ad Benchmarks for YOUR Industry [Data]
Instagram広告の成果が出ずにお悩みの方は、成功するフィード広告の出し方について解説したこちらの記事も参考にしてみてください。
各CVRを高める方法
ここでは、先ほど紹介したInstagram運用におけるコンバージョンの種類ごとに、CVRを高める方法を紹介していきます。
商品・サービスへの問い合わせ率を高める方法
商品やサービスへの問い合わせをコンバージョンとする場合の平均CVRは不明なので、自社のCVRを分析して、徐々に高めていくことを目標としましょう。
InstagramのDMでの問い合わせ率を高めるためには、ユーザーにとってDM送信のハードルを徹底的に下げてあげることが重要です。
その方法のひとつとして、たとえば「商品やサービスの詳細を知りたい方はDMで『詳細希望』と送ってください」のように、投稿文などでユーザーの行動を指定してあげる方法があります。
ユーザーの行動を指定することで、ユーザーは次の行動に迷うことがなくなるので、DMへの問い合わせ率が高まるのです。
アカウント運営側は、「詳細希望」とDMで問い合わせがきた場合の返信内容の定型文を、あらかじめ用意しておきます。
弊社が提供する「エルグラム」を導入すれば、詳細希望と問い合わせしてくれたユーザーのDMに対して、用意した定型文を自動で送信する設定が可能です。
返信を自動化することで、多数の問い合わせに対応する負担を大幅に削減できるでしょう。
加えて、問い合わせのハードルが下がったことにより、思った以上にユーザーから問い合わせがきて管理が大変になったとしても、エルグラムの顧客管理機能を使えば管理も楽に行えます。
エルグラムについての詳細は、以下のボタンからLINEの友だち登録を行なっていただくと確認できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
プロフィール上のURLクリック率を高める方法
プロフィール上のURLをクリックしてもらうためには、まずプロフィールを多くのユーザーに見てもらうことが重要必要です。
地道に質の高い投稿を続けて、フォロワーを増やしたりアカウントの露出を増やしたりして、プロフィールを見てもらえる機会を増やしましょう。
ただし、プロフィールを覗いてくれるユーザーが多くても、URLをクリックしてくれるユーザーが少なければクリック率は低くなってしまいます。
クリック率をあげるためには、投稿文に「詳しくはプロフィール欄のURLをチェック」など、クリックを促す記載を入れるなどの工夫をしましょう。
Instagramのフォロワー数が伸び悩んでいる方は、原因と対策を紹介したこちらの記事も参考にしてみてください。
インスタ広告におけるCVRを高める方法
Instagram広告においてCVRをあげるためには、ユーザーが商品を購入したいと思うような広告を出すことが重要です。
商品を宣伝したいターゲットを明確に定めて、その明確なターゲットに向けた広告を作っていきましょう。
インスタ広告のターゲティングについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
また、ユーザーの購入を促すCTAボタンを設置することも有効です。
CTAボタンとは、「購入はこちらから」などの行動を促すボタンのことです。
広告を見て興味を持ってくれたユーザーの行動を促すことで、購入率が上がります。
CTAボタンについての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
さらに、Instagram広告では、広告を出す時間帯も重要です。
Instagram広告は配信時間を設定できるため、時間を絞って広告を配信しましょう。
SNSゴールデンタイムと呼ばれる19〜22時は多くのユーザーが活発にSNSを利用する時間帯ですが、ゴールデンタイムを狙って多くの大手企業が広告を配信します。
そのため、ゴールデンタイムに広告を配信すると競争率が激しく、かえってCVRが下がってしまうこともあります。
あえてゴールデンタイムを避けたり、ターゲットに合わせて通勤時間を狙ったりと、最適な配信時間を見つけることでCVRが高まるでしょう。
おすすめの投稿時間についての詳しい解説は、以下の記事をご確認ください。
CVRを高めてインスタ運用の成果を出そう
コンバージョンはInstagram運用においての最終目標ともいえる、重要な要素です。
そのコンバージョンを獲得した割合である「CVR」を分析して改善していくことで、売り上げアップなどの事業目標を効率的に達成できるでしょう。
CVRは、一般的に「コンバージョン数÷アクセス数」で簡単に算出できます。
今回紹介した平均CVRやCVRを高めるための方法を、自社の分析やInstagram運用に役立ててみてください。
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CVRを高めるにあたって、DMへの問い合わせ対応や増えた顧客の管理など、さまざまな顧客対応が必要になります。
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