テンプレート機能の使い方

メッセージ管理テンプレート
メッセージ管理
  1. テンプレートとは?
  2. メッセージタイプについて
      1. ①テキスト
      2. ②パネルボタン
      3. ③クイックボタン
      4. ④メディア
  3. テンプレートの新規作成方法
    1. メッセージタイプ選択
  4. テキストの設定方法
    1. テキスト挿入方法
    2. 情報自動挿入
      1. ユーザー名
      2. 経過日数・指定日付
      3. 配信日の日付
      4. パーソナル情報
    3. PDFアップロード
    4. フォームURL
    5. そのままのURLを利用する
  5. パネルボタンの設定方法
    1. パネル設定
      1. パネル追加
      2. 画像・タイトル・テキスト追加
      3. ボタン設定
      4. 全てのボタンにアクション追加
      5. ボタンタップ時の「回数制限」
        1. ❶制限なし
        2. ❷全ボタンで1回のみ
        3. ❸各パネルで1回ずつ
        4. ❹各ボタンを1回ずつ
  6. パネルボタン設定時の注意点
    1. 1.パネルボタンのブラウザ版表記について
    2. 2.ボタンテキストのピリオド「.」について
  7. クイックボタンの設定方法
    1. メッセージタイプ選択
    2. クイックボタン設定
      1. 全てのボタンにアクション追加
    3. クイックボタンの使用の注意点
      1. 1.ブラウザ版では表示されない
      2. 2.メッセージが下に入ると、ボタンが表示されない
  8. メディアの設定方法
    1. 画像、動画、音声のアップロード方法
    2. 画像タップ時のアクションについて
      1. アクション設定
      2. URLを開く
      3. URLスキーム
        1. ①投稿をシェアする
        2. ②カメラを開く
        3. ③プロフィールを見る
      4. 対応フォーマット
  9. 複数のメッセージを1つのテンプレートに入れたいとき

テンプレートとは?

テンプレート機能とは、事前に作成したメッセージを使いまわせる機能です。
一度テンプレートメッセージを作成しておけば、その後何度でも再送信できます。

イチから手動で入力し直す場合に比べて何十倍も速く対応できますので、生産性を劇的に上げることができます。

業務の効率化はもちろんのこと、様々な機能と組み合わせることで自動対応を構築することも可能です。ここではそんなテンプレートメッセージの作成方法・使い方について解説します。

テンプレートを使いこなしたい際の参考にしてください。

<動画解説はこちらから↓>

メッセージタイプについて

エルグラムでは、4つのメッセージタイプがあります。(2024年6月現在)

①テキスト
②パネルボタン
③クイックボタン
メディア

それぞれイメージを見ていきます。

①テキスト

テキストは、その名の通り、メッセージにテキストを設定できます。

エルグラムでは、最大1000文字までテキストが入力できます。絵文字も入力可能です。

また、自動情報挿入により、「ユーザー名」や「配信日」事前に取得したユーザーごとの情報を挿入できます。


こちらを使用することで、よりユーザーに寄り添ったメッセージ配信が作成できます。

②パネルボタン

パネルボタンは、「テキスト」「画像」「選択肢」を1度のメッセージ配信で送ることができます。アンケート、予約フォーム、などを送るためによく使われます。

1つのパネルにボタンは3まで設定できます。
また、パネルは1つのメッセージ内で最大10つまで設定可能です。

ボタンをタップした人にだけ再度アクションを稼働させるだけでなく、ユーザー側も自らボタンをタップして次のアクションに進んでいくので、チャットBOTのように手軽に知りたい情報のみを取得できます。

③クイックボタン

クイックボタンは、ユーザーが1度だけタップ可能なボタンが設置できます。

コミュニケーションラリーがスムーズに行えるため、複数の質問をするアンケートなどを設定する場合に便利な機能です。

ボタンは最大で10個設定することができ、カルーセル形式で横スクロールにより表示されます。

1度タップしたら、ボタンは消えて、選択をやり直すことができません。

④メディア

メディアでは、お好きな「画像」「動画」「音声」
を設定しDMで送信できます。

画像には、リンクが設定できホームページやLINE公式アカウントの友だち追加リンクなどへ誘導ができます。

ユーザーがタップしやすいビジュアルを設定することで誘導率もアップします。

テンプレートの新規作成方法

共通の設定から解説していきます。
まずエルグラムにログインを行い以下の手順を行なってください。

①左メニューから「テンプレート」をクリック
②フォルダを作成、選択
③「+新規作成」をクリック
④管理名を入力(後から変更可能)
⑤「メッセージ登録へ進む」をクリック

メッセージタイプ選択

以下の画面でメッセージタイプの選択を行います。

①ここでは「テキスト」を選択
②「詳細設定へ進む」をクリック

テキストの設定方法

メッセージタイプ:テキストの設定方法を解説します。
テキストのイメージはこちら

テキストでは、ユーザーに送りたいメッセージ内容を最大1000文字まで設定できます。
また、「自動情報挿入」では、相手のユーザー名や事前に取得したパーソナル情報をテキスト内に挿入できます。

テキスト挿入方法

以下の画面で実際に使用するテキストを挿入できます。

①テキストをこちらから挿入できます
②実際に送信されるテキストのプレビューをご確認いただけます

情報自動挿入

「+情報自動挿入」をクリックすると、ユーザーごとに自動変換されるコードをテキスト内に入力することが出来ます。 

ユーザー名

ユーザー名を挿入すると、メッセージを受け取る側のインスタグラムIDが代入されます。
「+ユーザー名」をクリックして、{name}と表示されていれば、その部分に代入します。

経過日数・指定日付

日数・日付では、配信日から換算して、
・指定日時までの残り日数
・指定期間後の日時
をテキスト内に挿入できます。

配信日から指定日までの日数を挿入

任意の日付を入れて「+挿入」をクリックします。
すると、テキストボックスに[remain to = 入力した日付]が挿入されます。

例えば、
・配信日から「2024/05/31」までの日数を挿入
・配信日(ユーザーにメッセージが届いた日)が2024/05/22の場合

残りの日数が9日なので、「9」の数字が代入されます。
※代入されるのは整数のみです。(「日」などのテキストはご自身で設定)

もし、配信日(ユーザーにメッセージが届いた日)が翌日2024/01/23の場合は、残りの日数が8日なので、「8」が代入されます。

配信日の日付

配信日の日付ではさまざまな日付スタイルを挿入できます。
挿入後にフォーマットの変更はできないのでプルダウンで選択してから挿入してください。

パーソナル情報

パーソナル情報は、フォーム作成などでユーザーに回答してもらった情報をテキストに挿入できます。

事前に情報を取得していないとメッセージに代入されず、空欄になりますので、ご注意ください。

フォーム回答後のアクションとして、パーソナル情報を挿入したテンプレートを作成すると、ユーザーが回答した内容を再度テキストで送信して、確認できます。

パーソナル情報は、「管理画面の情報管理>パーソナル情報」で管理できます。

PDFアップロード

PDFファイルをアップロードしてテキストに挿入することが可能です。

①「+PDFアップロード」をクリック
②PDFファイルをPCから選択

上記の手順でPDFファイルを挿入することが可能です。

フォームURL

以下の手順で回答フォームのリンクをメッセージ挿入することが可能です。

①「+フォームURL」をクリック
②フォームを選択
③「+メッセージに挿入」をクリック

フォーム作成機能について詳しく知りたい方はこちら

そのままのURLを利用する

通常URLをテキストに入力した際は、エルグラム用の短縮URLに変換されて送信されますが、
以下のチェックボックスに、チェックを入れることで「そのままのURL」で送信することが可能です。

ご自身でURLの計測等をしている場合は、 そのままのURLをご利用ください。
※そのままのURLで送る場合、 URL設定のアクションは稼働しません。

パネルボタンの設定方法

メッセージタイプ:パネルボタンの設定方法を解説します。
パネルボタンのイメージはこちら

メッセージフォーマット選択画面で、パネルボタンを選択します。
それぞれの項目毎の設定方法についてご紹介していきます。

パネル設定

以下の画面で、パネルボタンの画像や文章を設定していきます。

それぞれの項目毎の設定方法についてご紹介していきます。

パネル追加

以下の「+追加ボタン」をクリックすることで、パネルの追加が可能です。

パネルは最大10枚、各ボタンは最大3個まで登録可能です。ボタンの設定により、パネルの送信形式が異なります。

各タブ右側にある3点リーダーをクリックすると、メニューが以下のメニューが表示されます。

・パネルをコピー
・パネルを左右へ移動
・パネルの削除


を選択することが可能です。

画像・タイトル・テキスト追加

以下の手順でパネルボタンに画像の追加が可能です。

①「画像を追加」をクリック
②「PCから選択」「Googleドライブからアップロード」をクリック
  Googleドライブの連携方法はコチラ

画像対応フォーマットは以下の通りです。
対応形式:png , jpg
最大データ容量:10MBまで

③タイトルを入力
④テキスト(任意)を入力
⑤↑での入力内容をこちらのプレビュー画面でチェック
 (実際にスマホで送信されるイメージです)

ボタン設定

以下の画面でパネルのボタン設定を行います。

①ボタンテキストを入力
②ボタンタップ時のアクションを設定。「アクション登録・編集」の使い方はこちら
2-1 ボタンタップ時のアクションは、「1度のみ稼働」or「何度でも稼働」から選択できます。

③ボタンタップ時に指定のURLへ遷移させたい場合は、こちらにURLを記入してください
④「+ボタン」をクリックすることで、パネルボタンの追加が可能です。
※ボタンは1つのパネルに最大3個まで登録可能です。

ボタンを複数設定する場合は、↑の①〜③の手順を繰り返し行うだけで設定が可能です。

パネル追加する際も、冒頭でご紹介した手順でパネルの追加を行なってください。
パネル追加は方法はこちら

全てのボタンにアクション追加

「全てのボタンにアクション追加」では、選択中のパネル内ボタン全てに同じアクションを追加できます。
アクション設定の使い方はこちら

ボタンタップ時の「回数制限」

パネルボタン設定画面上部の「回数制限」をクリックすることで「パネルボタン」タップ時の回数を設定することが可能です。

各項目について順番に説明していきます。

❶制限なし

こちらを選択すると、全てのパネルのボタンが何度でもタップ可能になります。

❷全ボタンで1回のみ

こちらを選択すると、複数枚のパネルが場合でも全体で1回のみしかボタンをタップする事が出来なくなります。

❸各パネルで1回ずつ

こちらを選択すると、複数枚のパネルが場合に、各パネルで1回のみしかボタンをタップする事が出来なくなります。

❹各ボタンを1回ずつ

こちらを選択すると、全てのボタンが1回のみタップ可能になり、2回目以降は同じボタンをタップする事が出来なくなります。

パネルボタン設定時の注意点

パネルボタンを設定する際は以下の点についてご注意ください。

1.パネルボタンのブラウザ版表記について

APIの仕様上ブラウザ版では、パネルボタンが「最新情報を受け取る」と表示されてしまいます。Instagramアプリでの確認には問題ありませんが、PCで閲覧する際はこの点にご注意ください。

※ブラウザ版では、どのようなワードを設定しても『最新情報を受け取る』と表示されますが、アクション設定は問題なく動作します。

2.ボタンテキストのピリオド「.」について

パネルボタンのボタン名にピリオド「.」が含まれている場合Androidユーザーにはメッセージが正常に届かないことがあります。iOSユーザーには問題なく配信されます。こちらの問題は、Instagram APIのバグに起因する可能性が高いです。解消され次第この記事でお知らせします。

クイックボタンの設定方法

メッセージタイプ:クイックボタンの設定方法を解説します。
クイックボタンのイメージはこちら


最大10個まで設定できるので、多くの選択肢を設定したい場合は、クイックボタンで作成可能です。

メッセージタイプ選択

以下の画面でメッセージタイプの選択を行います。

①「クイックボタン」をクリック
②「詳細設定へ進む」をクリック

クイックボタン設定

詳細設定をクリックすると以下の画面が表示されます↓
こちらから、クイックボタンの設定を行います。

①ボタンの説明テキストを記入(挿入イメージはプレビュー画面参照)
②ボタンテキストを記入(挿入イメージはプレビュー画面参照)
③ボタンタップ時のアクションを設定「アクション登録・編集」の使い方はこちら
④ボタンタップ時に指定のURLへ遷移させたい場合は、こちらにURLを記入してください

2つ目以降のボタンを設定したい場合は、下にスクロールし上記手順を繰り返し行なってください。

全てのボタンにアクション追加

「全てのボタンにアクション追加」では、各ボタンのタップ時アクションを一括で設定することができます。
全ての設定を一緒にしたい場合はこちらをご活用ください。
アクション設定の使い方はこちら

クイックボタンの使用の注意点

クイックボタンご利用の際は以下の点ご注意ください。

注意点

1.ブラウザ版では表示されない
2メッセージが下に入ると、ボタンが表示されない

※こちらInstagramAPIの仕様での制限のためご了承ください。

1.ブラウザ版では表示されない

↑のように、スマートフォンアプリ版では選択肢が表示されますが、ブラウザ版では表示されません。

2.メッセージが下に入ると、ボタンが表示されない

クイックボタンの下へ、テキストなどの他のメッセージフォーマットを追加すると、選択肢のボタンが表示されなくなります。

他のメッセージ作成フォーマットと組み合わせて送信する場合は、パネルボタンを一番下に設定してから送信してください。

こちらで、以上でパネルボタンの使い方の解説は終了です。
ぜひパネルボタンを活用してください!

メディアの設定方法

メッセージタイプ:メディアの設定方法を解説します。
メディアのイメージはちら

画像、動画、音声のアップロード方法

以下の手順で、「画像」「動画」「音声」いずれかのファイルをアップロードすることが可能です。
アップロード可能な形式はこちら

メディアを選択すると、「メディアをアップロード」というモーダルが表示されます。

①任意のファイルを「ファイルをドラッグ」又は「PCから選択」
②「決定」をクリック

アップロードがしたファイルが、動画もしくは音声の場合、最後に保存をクリックして設定完了です

画像タップ時のアクションについて

画像を使用する場合のみ、以下の3種類の設定が可能です。

・アクション設定
・URLを開く
・URLスキーム

活用例としては、画像をタップすることでエルグラムの抽選メッセージを送信したり、自社のホームページやランディングページLINE公式アカウント誘導したり、フィード投稿へ遷移させるなど可能です。

動画ファイル、音声ファイルを選択した場合、以下の画像タップ時アクションをご利用できません。予めご了承ください。

アクション設定

アクション設定を開くと以下の設定画面が表示されます。
こちらでは画像タップした際のアクション設定が可能です。

①「1度のみ稼働」させるか「何度でも稼働」させるのか選択が可能
②「アクション登録・編集」をクリックで、アクション設定が可能
2-1 この中の機能からアクションが可能です。
③ 誘導するURLを記入
④「保存」をクリック

※アクションを設定する場合、URLの設定が必須となりますのでご注意ください

URLを開く

「URLを開く」は、画像タップ時に指定したURLに遷移させたい場合に使用します。
アクション設定は必要なく、単に指定のURLへ誘導したい場合こちらをご利用ください。

①URLを記入
②保存をクリック

URLスキーム

URLスキームを使用すると、画像をタップした後に以下のアクションを実行することができます。

①投稿をシェアする
②カメラを開く
③プロフィールを送る

①投稿をシェアする

この機能では、以下の入力欄に「メディアID」を入力することで、
ユーザーが画像をタップした際に特定の投稿へ誘導することができます。

②カメラを開く

この機能を利用すると、ユーザーは画像をタップするだけでInstagramのカメラをすぐに起動させることができます。

③プロフィールを見る

この機能を利用することで、ユーザーは指定した画像をタップするだけで、特定のユーザーのプロフィールページに直接アクセスすることが可能になります。ユーザーネームまたはページリンクを以下の記入欄に入力するだけで設定完了です。

対応フォーマット

メディアへ登録できる各フォーマットは以下の通りです。

複数のメッセージを1つのテンプレートに入れたいとき

1つのテンプレートには最大で3つのメッセージを追加できます。

①メッセージを追加できます

②プレビュー:設定済みのメッセージ内容を確認できます。
テスト送信:作成したテンプレートのテスト送信ができます。


③並び替えやメッセージの消去ができます。

テスト送信は下記2点に注意してください。
1.エルグラムに接続しているご自身のアカウントにはテスト送信できません
2.配信数がカウントされます

複数のメッセージを設定すると、下記画像のような配信ができます。
ぜひ、お試しください。